他の方のメルマガの御紹介で申し訳ないが、以下のような事例が、またも石平氏によって配信されています。
わざわざ中国に行ってからの政権与党議員の発言である以上、看過できない。もう国会会期末だが、本来なら保守系国会議員は徹底的に責任追及すべきであると考えます!
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2011.08.25 No.136号
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~誰よりも中国を知る男が、日本人のために伝える中国人考~
石平(せきへい)のチャイナウォッチ
http://www.seki-hei.com
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■ 北京で露呈した「反日媚中」蓮舫議員の本性
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媚びるべき「ご主人様」の好みをよく知っているものである。
先日のメルマガで取り上げた8月21日・22日開催の「東京・北京フォーラム」では、またもやの「トンデモ発言」は日本の政治家の口から飛び出た。
今回の発言者は民主党の蓮舫議員である。中国国内メデイアの鳳凰網が8月25日に報じたところによると、蓮舫議員はフォーラムの席上で日中間のいわゆる歴史問題に言及して、
「日本はかつて中国を侵略した歴史がある。これは非常に痛ましい事実だ」と述べた上で、「学校にしても家庭にしても、日本の若者への歴史に関する教育が足りないと思う」
との見解を示したという。
要するに日本国の蓮舫国会議員は「日本は中国を侵略した」と日本国家への断罪を行った上で、「(侵略)の歴史にかんする教育は日本の若者に欠けている」として、日本の歴史教育を批判しているのである。
とにかく歴史的にも現在においても、何もかもすべては日本が悪い、ということである。
「日本は中国を侵略した」という蓮舫議員の歴史観はまったくの間違いであることはここで論ずるまでもないが、現在の日本の歴史教育にたいする彼女の批判はまた、完全に黒白を顛倒させたようなデタラメであろう。
世界中では唯一、教科書の中で自国の歴史を自虐的に記載したり子供たちに「戦前の日本はすべて悪かった」と教えたりしているのは紛れもなくこの日本という国である。
つまり日本の抱える問題はけっして「歴史教育の欠如」云々ではなく、むしろ自虐史観による偏向教育の行き過ぎこそが日本の歴史教育の実態ではないと思う。
現に、「日本は中国を侵略した」との間違った歴史観をもつ蓮舫議員が存在していることはまさに偏向的歴史教育の行き過ぎの証拠であり、彼女自身はまた、このような行き過ぎた偏向教育の育てた歪んだ人間であろう。
そういう意味では、「日本の歴史教育が不十分だ」という彼女の発言はまったくの本末転倒であることがよく分かるのだろうが、さらに大きな問題となっているのは、このような発言が行われたのは中国の北京であることである。
日本の国会議員は北京へ行って「歴史教育」の問題をわざわざ提起するのであれば、本来なら、それこそ歴史の歪曲を大変盛り込んで日本を不当に断罪している中国の歴史教育や教科書を取り上げて反論して日本のための弁明を行うべきであろう。
それは、日本国民の税金で活動している国会議員たるものの当然の責務でもある。
しかし当の蓮舫議員は日本の国会議員としての責務を果たしたところが、むしろその矛先を自国の日本に向けてきて、中国の幹部や学者の前での堂々たる日本批判を展開したのである。
それはもはや失言や歴史認識の差異として片付けられるような問題ではない。
それは間違いなく、日本の国会議員の議員職そのものにたいする背任であり、日本国家そのものにたいする冒涜と犯罪なのである。
さらに奇妙なことに、蓮舫議員という政治家は日本の国内では歴史認識問題についてあまり際どい発言を行っていないようだが、どうして中国の北京へ行けば直ちに筋金入りの日本批判を展開しているのか、である。
それにたいする一つの合理的な解釈はすなわち、日本の国内でこういうテーマで発言しても別に選挙に必要な票にはならないのだが、北京へ行って日本の歴史教育を批判するような発言をすると、北京の政府や関係者たちは皆喜んでくれるからであろう。
要するに蓮舫議員の反日はまさに「媚中」のための反日なのだ。
利口な彼女は当然、北京の権力者たちはどういう発言を喜んでいるのかをよく知っているから、まさに北京に媚びるために自国の日本を貶めたわけである。
それはすなわち、蓮舫議員のような「反日媚中派」の政治家の懲りない本性なのであろう。
こういう人間に対する筆者の私の感想を申し上げると、要するに媚び上手のワンちゃんは、媚びるべきご主人様の好みをよく知っているものだ、との一言に尽きるのである。
( 石 平 )
わざわざ中国に行ってからの政権与党議員の発言である以上、看過できない。もう国会会期末だが、本来なら保守系国会議員は徹底的に責任追及すべきであると考えます!
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2011.08.25 No.136号
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石平(せきへい)のチャイナウォッチ
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■ 北京で露呈した「反日媚中」蓮舫議員の本性
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媚びるべき「ご主人様」の好みをよく知っているものである。
先日のメルマガで取り上げた8月21日・22日開催の「東京・北京フォーラム」では、またもやの「トンデモ発言」は日本の政治家の口から飛び出た。
今回の発言者は民主党の蓮舫議員である。中国国内メデイアの鳳凰網が8月25日に報じたところによると、蓮舫議員はフォーラムの席上で日中間のいわゆる歴史問題に言及して、
「日本はかつて中国を侵略した歴史がある。これは非常に痛ましい事実だ」と述べた上で、「学校にしても家庭にしても、日本の若者への歴史に関する教育が足りないと思う」
との見解を示したという。
要するに日本国の蓮舫国会議員は「日本は中国を侵略した」と日本国家への断罪を行った上で、「(侵略)の歴史にかんする教育は日本の若者に欠けている」として、日本の歴史教育を批判しているのである。
とにかく歴史的にも現在においても、何もかもすべては日本が悪い、ということである。
「日本は中国を侵略した」という蓮舫議員の歴史観はまったくの間違いであることはここで論ずるまでもないが、現在の日本の歴史教育にたいする彼女の批判はまた、完全に黒白を顛倒させたようなデタラメであろう。
世界中では唯一、教科書の中で自国の歴史を自虐的に記載したり子供たちに「戦前の日本はすべて悪かった」と教えたりしているのは紛れもなくこの日本という国である。
つまり日本の抱える問題はけっして「歴史教育の欠如」云々ではなく、むしろ自虐史観による偏向教育の行き過ぎこそが日本の歴史教育の実態ではないと思う。
現に、「日本は中国を侵略した」との間違った歴史観をもつ蓮舫議員が存在していることはまさに偏向的歴史教育の行き過ぎの証拠であり、彼女自身はまた、このような行き過ぎた偏向教育の育てた歪んだ人間であろう。
そういう意味では、「日本の歴史教育が不十分だ」という彼女の発言はまったくの本末転倒であることがよく分かるのだろうが、さらに大きな問題となっているのは、このような発言が行われたのは中国の北京であることである。
日本の国会議員は北京へ行って「歴史教育」の問題をわざわざ提起するのであれば、本来なら、それこそ歴史の歪曲を大変盛り込んで日本を不当に断罪している中国の歴史教育や教科書を取り上げて反論して日本のための弁明を行うべきであろう。
それは、日本国民の税金で活動している国会議員たるものの当然の責務でもある。
しかし当の蓮舫議員は日本の国会議員としての責務を果たしたところが、むしろその矛先を自国の日本に向けてきて、中国の幹部や学者の前での堂々たる日本批判を展開したのである。
それはもはや失言や歴史認識の差異として片付けられるような問題ではない。
それは間違いなく、日本の国会議員の議員職そのものにたいする背任であり、日本国家そのものにたいする冒涜と犯罪なのである。
さらに奇妙なことに、蓮舫議員という政治家は日本の国内では歴史認識問題についてあまり際どい発言を行っていないようだが、どうして中国の北京へ行けば直ちに筋金入りの日本批判を展開しているのか、である。
それにたいする一つの合理的な解釈はすなわち、日本の国内でこういうテーマで発言しても別に選挙に必要な票にはならないのだが、北京へ行って日本の歴史教育を批判するような発言をすると、北京の政府や関係者たちは皆喜んでくれるからであろう。
要するに蓮舫議員の反日はまさに「媚中」のための反日なのだ。
利口な彼女は当然、北京の権力者たちはどういう発言を喜んでいるのかをよく知っているから、まさに北京に媚びるために自国の日本を貶めたわけである。
それはすなわち、蓮舫議員のような「反日媚中派」の政治家の懲りない本性なのであろう。
こういう人間に対する筆者の私の感想を申し上げると、要するに媚び上手のワンちゃんは、媚びるべきご主人様の好みをよく知っているものだ、との一言に尽きるのである。
( 石 平 )