「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

【都知事選総括】マスコミによるマッチポンプな都知事選総括報道に駄目だしですね!

2016年08月01日 | 日記
 昨日7月31日投開票の東京都知事選挙において、小池百合子氏の圧勝に、各種マスコミが「知名度に勝る小池氏の勝利」などと総括しています。

はあ?って感じですよね。

だって、現代社会の選挙戦は、マスコミが演出するイメージ先行型選挙でしょ?

中央政治の与野党対立構造が地方自治では通用しないのは以前から分かっていましたし、与野党相乗り候補を知事候補にするのも以前からやっていた事です。

多くの人が既に指摘している通り、「知名度」や「好感度」の類は、マスコミが取り上げた「報道量や報道の仕方に比例して上下する」ことが既に常識化しており、マスコミの「編集権による報道の有無」が選挙を左右する事もわかっているはずです。

21人いた都知事立候補者を見事に篩に分けて主要3候補に報道を集中させ、その「3人の選択肢のうちから誰を選ぶか」の対立構造選挙にしたのは他でもないマスコミでしょ?

だから「知名度に勝る小池氏の勝利」などと評価する大手新聞社の社説など何も語っていないのも同然です。と言うか他人事で言うな!ですよね。

何と言っても自民党の石原伸晃氏の「今日から小池百合子氏は自民党員ではありません!」と声高に叫ぶ部分だけ編集して取り上げて報道すれば、「反感層が一気に盛り上がる」のも当然で、対立構図を煽った見事なまでのマスコミ報道の「貢献度」は選挙結果に極めて高かったと思います。

とにかく「後出しジャンケンが勝つ」などという旧態依然としたジンクスを破った小池百合子氏の当初からの作戦行動が見事に当たったと言えるでしょう。

強かな日本共産党は、「組織戦で与党公認候補が負けた」事自体が戦果の一つだと受け止めているはずで、「自民党に替わる受け皿になる」などと言う民進党のおめでたい発想とは一線を画していると思われます。

鳥越氏に関しては語る必要は有りません。そもそも論評に値しない人物だったと思います。

とにかく選管による公式な開票前にマスコミの出口調査で当確報道が出る選挙にドン引きです・・・
これ現行の公職選挙法の想定外では?マスコミが実質的な第一権力者ですよ。

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