国連安保理におけるロシアと中国の拒否権発動によるシリア制裁拒否決定のプロセスを観て、世界中の人が国連安保理の限界を感じているのではないでしょうか。
よく「日本も安保理の常任理事国を目指せ」という声を聞きますが、私は国連誕生の創設意図にそもそも「日本封じ込め」の意図がある以上限りなくその可能性を感じておりません。
第一次世界大戦が終了し、国際連盟ができましたが、日本が脱退を宣言し、ナチスドイツと組んで第二次世界大戦に突入、その後、戦勝国は、日本封じ込めに成功しなかった国際連盟の挫折を教訓として1945年に国際連合を創設したわけです。
良いですか現在の国連は「第二次世界大戦戦勝国」が創ったのですよ!世界の中立的立場での仲裁を実現する崇高な機関ではないのですよ。
だから国連安保理常任理事国は、第二次世界大戦戦勝国による「戦勝国クラブ」、日本にいつでも原爆を落とせる「核保有クラブ」である実態は認識しておきましょう。
以下は、集団的自衛権を考える時に必要な「世界的枠組み」を考える基礎知識です。
ぜひ国会答弁で恥をかかないように政権与党の防衛大臣を務める国会議員に学んで欲しいと思います。
【ユニラテラリズム(単独行動主義)】
http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%EF%BC%88%E5%8D%98%E7%8B%AC%E8%A1%8C%E5%8B%95%E4%B8%BB%E7%BE%A9%EF%BC%89
単独行動主義(ユニラテラリズム)とは、二国間の交渉と合意を重視する二国間主義(バイラテラリズム)や、全ての関係国が対等な立場から目標と枠組みを作り、そのルールに基づき行動する多国間主義(マルチラテラリズム)と対比される言葉である。その特徴は次のとおりである。
①他国との協力より自国の力に依存する傾向。
②自国の理念・国益を国際社会全体の目標と強弁する独善性。
③外交交渉・多国間の決定枠組みからの制約を嫌い、単独行動する傾向。
【バイラテラリズム(二国間主義)】
http://note.masm.jp/%A5%D0%A5%A4%A5%E9%A5%C6%A5%E9%A5%EA%A5%BA%A5%E0/
政治・経済分野の国際問題において,2 国間だけでこれを解決しようとする考え方。二国間(交渉)主義。
バイラテラル(bilateral)〔外来語最新事典'97〕
双方の,双務的な。二国間の条約など。バイラテラリズムは二国間交渉主義,双務主義。
【マルチラテラリズム(多国間主義)】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E5%9B%BD%E9%96%93%E4%B8%BB%E7%BE%A9
多国間主義(たこくかんしゅぎ、又はマルチラテラリズム、英: Multilateralism)は、国際関係論の用語で、一つの課題に対し、多数の国家で取り組むことを指す。
国際連合や世界貿易機関、欧州安全保障協力機構など、ほとんどの国際機関では、その性格上、多国間主義になる。多国間主義の主な支持者は、伝統的に、カナダやオーストラリア、北欧諸国などの中堅国である。
よく「日本も安保理の常任理事国を目指せ」という声を聞きますが、私は国連誕生の創設意図にそもそも「日本封じ込め」の意図がある以上限りなくその可能性を感じておりません。
第一次世界大戦が終了し、国際連盟ができましたが、日本が脱退を宣言し、ナチスドイツと組んで第二次世界大戦に突入、その後、戦勝国は、日本封じ込めに成功しなかった国際連盟の挫折を教訓として1945年に国際連合を創設したわけです。
良いですか現在の国連は「第二次世界大戦戦勝国」が創ったのですよ!世界の中立的立場での仲裁を実現する崇高な機関ではないのですよ。
だから国連安保理常任理事国は、第二次世界大戦戦勝国による「戦勝国クラブ」、日本にいつでも原爆を落とせる「核保有クラブ」である実態は認識しておきましょう。
以下は、集団的自衛権を考える時に必要な「世界的枠組み」を考える基礎知識です。
ぜひ国会答弁で恥をかかないように政権与党の防衛大臣を務める国会議員に学んで欲しいと思います。
【ユニラテラリズム(単独行動主義)】
http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%EF%BC%88%E5%8D%98%E7%8B%AC%E8%A1%8C%E5%8B%95%E4%B8%BB%E7%BE%A9%EF%BC%89
単独行動主義(ユニラテラリズム)とは、二国間の交渉と合意を重視する二国間主義(バイラテラリズム)や、全ての関係国が対等な立場から目標と枠組みを作り、そのルールに基づき行動する多国間主義(マルチラテラリズム)と対比される言葉である。その特徴は次のとおりである。
①他国との協力より自国の力に依存する傾向。
②自国の理念・国益を国際社会全体の目標と強弁する独善性。
③外交交渉・多国間の決定枠組みからの制約を嫌い、単独行動する傾向。
【バイラテラリズム(二国間主義)】
http://note.masm.jp/%A5%D0%A5%A4%A5%E9%A5%C6%A5%E9%A5%EA%A5%BA%A5%E0/
政治・経済分野の国際問題において,2 国間だけでこれを解決しようとする考え方。二国間(交渉)主義。
バイラテラル(bilateral)〔外来語最新事典'97〕
双方の,双務的な。二国間の条約など。バイラテラリズムは二国間交渉主義,双務主義。
【マルチラテラリズム(多国間主義)】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E5%9B%BD%E9%96%93%E4%B8%BB%E7%BE%A9
多国間主義(たこくかんしゅぎ、又はマルチラテラリズム、英: Multilateralism)は、国際関係論の用語で、一つの課題に対し、多数の国家で取り組むことを指す。
国際連合や世界貿易機関、欧州安全保障協力機構など、ほとんどの国際機関では、その性格上、多国間主義になる。多国間主義の主な支持者は、伝統的に、カナダやオーストラリア、北欧諸国などの中堅国である。