「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

国家目標である以上はベストワンを目指せ!

2011年06月24日 | 日記
日本のスパコンの演算スピードが2004年以来の世界一を奪回したとの報道に、「オンリーワンを目指せ」と取材に答えた某グラドル出身の国会議員がいますが、何やら苦し紛れの負け惜しみに聞こえてしまうのは私だけでしょうか・・・

クローン羊のドリー(ちょっと古いですか・・・)ではないのですから、正直申しまして、「オンリーワン」などと言わなくてもすべての人に基本的人権があり、その人固有の個性があるのですから、すべての人が「初めからオンリーワン」なのですよ!

要は、相手と比較して、優位・劣位の評価をしたがらない、序列化を嫌うカルチャーを進めたい人がキーワードとして使いたいわけです。

社会の階層性も革命によってひっくり返そう!というマルクスの基本理念と相通ずるものを感じますが、本来のオンリーワンは、「山川草木悉有仏性(さんせんそうもくしつうぶっしょう)」で、すべての生きとし生けるものの中に尊い仏性が宿るという発想で、尊さの根拠はでてくるのではないでしょうか。

はるか昔から東洋思想はその本質をとらえていますよ。

その人らしい個性の発揮と序列化は全く矛盾しない。スポーツの世界を見ればそれがわかります。

どのような分野であろうと、ナンバーワンを目指すことは否定される価値であるわけがありません。

ましてや国家間の技術開発競争において「初めからナンバー2で良い」などという価値観はあり得ませんよ。

国家目標である以上はベストワンを目指せ!

この結論をあらためて強調したいと思います。

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