中野笑理子のブログ

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ハサミを貰ったけれど縁は切れなかった

2017年03月15日 | 日記
先日取引先さんからお話を戴いて、役員さんにもお会いしましてお話を聞いてきましたが、本日連絡がありました。
最終稟議で人員増員自体が否決されたそうで、面接を受ける前に御破算となりました。
もし決まったら今の会社を辞めてお世話になるつもりでいましたが、何故でしょう、ガッカリするよりホッとしている自分がいました。
四半世紀近く働いて自分では辞め時を逃していると思っていましたが、まだもう少しこの会社で修行せよ、という思し召しなのかもしれません。

しかしこの話があってから今日まで、社内の人間にはもちろん誰にも話さず動いていましたが、隠し事の緊張からなのか、会社を欺いているような罪悪感からなのか、社内で仕事をしていると吐きそうになるくらい疲弊していました。
MI6が人材(特にアジア人女性)を募集しているそうですが、自分にはスパイの適性はないということがよくわかりました。

そして昨日はホワイトデーで、会社でいくつかお返しを頂戴したのですが、ある人から何故か今日お返しをもらいまして、それは黒地にバラのデコをしたエレガントなハサミでありました。
そしてプレゼント用に包装されているにもかかわらず、値札シールがついていました。
ある人というのは、以前ブログに書いた光電話のオヤジでありますが、これは契約満了で退職するのでアンタとの縁もこれまでよ、という意味なのか?
それはそれで大歓迎なのですが、なんか面白いなぁと思って、ハサミ・プレゼント、というキーワードでググってみると、ハサミやナイフなど刃物をプレゼントされると不吉だと思う人がいる一方、それは人生を切り拓くという意味で不吉ではない、という人もいて正反対の解釈がでていました。
私は特に不吉とは感じませんでしたが、これからの人生を切り拓けるならば、今の私にはもってこいだと思うことにしました。
しかし、四半世紀にわたるご縁は、このハサミでは切れないようでございました。

けれどこれから、このエレガントなハサミを使ってジャンジャン切り拓いていってやろうと思います。
はぁ~、チョッキン、チョッキン、チョッキンな~♪(猫村さんか!)