同伴出勤増員中

今日も今日とて猫仲間の食堂で日替わり弁当を食べておりますと、ニーニーと仔猫独特の鳴き声が聞こえます。
あぁ今日も同伴出勤か。

いつも思うのですが、仔猫の鳴き声って赤ちゃんの声と何だかよく似ています。
先日見た手のひらサイズの仔猫が大きくなって鳴き声も大きくなったのかナ、と思いながら聞き耳を立てていますと、どうも一匹だけの鳴き声ではない輪唱のような鳴き声です。
そのうち鳴き疲れて眠ったのか、声は聞こえなくなってしまったのですが、食後ほかのお客さんがちょうどいなくなってしまったのでお姉さんに声をかけると、こっちこっちと店の奥に手招きされました。

この前と同じキャリーケースをそおっと開けると、この前の茶トラも合わせて何と4匹の仔猫たちが。
一斉にまた4匹が鳴き出し、キャリーケースをよじ登って果敢に脱出を試みようとするコも。
最初に保護した時は1匹だけだったのですが、その後で兄弟猫が発見され、お姉さんが全員の保護を引き受けることになったそうです。

う～連れて帰りたい！
そう言うと今から連れて帰ってくれてもいいよ、と即座に言われて項垂れる。
母が施設に入るか自宅介護が終わらない限り、今の状況で猫を家に連れて帰ることは無理です。
帰り道もなんとかできないものかと考えましたが、やっぱり今は無理。
シュンとなって帰ったら、地域のアイドル、靴下ちゃんが走って来て元気をくれました。

今は私で我慢しとき、とでも言うように和毛で癒してくれたのでした。