新・節約ランニング生活

2023年に引越してきました。ランニングで資金を貯め、それをベースに大会参加します。当面の目標は「古希サブ4」です。

当別スウェーデンマラソン完走記-その1

2023-10-24 18:53:02 | マラソン大会
10月24日(火) 晴れときどき曇り(札幌)

今日も札幌は天気がよく最高気温も19℃くらいまで上がった模様で、非常に快適でした。日曜が今日のような天気だったらよかったのにと思いますが、まああれはあれでよかったのではとも思います。では、完走記の続きです。

***完走記-その1***

今回は、1km毎に手元で計時できたのでそのデータも書き出すことにする。手元計時を正式計時で補正した値だが、その差は2秒以内である。また丸め誤差がある。

1km:5分12秒(スタートロス含む)
2km:4分42秒
3km:4分29秒
4km:4分43秒
5km:4分41秒 5kmラップ:23分47秒

さて、スタートして最初の1kmで時計を押したところ5分12秒の表示、スタートロスを引いてもキロ5分ではないか。目標の100分切りのためにはキロ4分44秒以内で走る必要があるのだが、大きく遅れてしまった。

やや焦り気味に下り坂に入った。ここは今朝シャトルバスで上ってきた道だ。かなり急な下り坂なので、右足に爆弾を抱えている身としては慎重にならざるを得ない。慎重に走りつつ気持ちは焦りつつ、ペースだけは上げたいという矛盾したシチュエーションなのであった。

2km、3kmとペースアップはできたのだが、下り坂なので当たり前、もう少し何とかならなかったかと反省しながら走った。悪いことに雨もまた降り始めてきたではないか。

平地になり4km付近に折返しポイントがある。ここまで沿道の声援は少なかったが、声をかけてくれた方々には手を振って応えた。自称プロランナーの最低限のマナーといえよう。特に折り返し地点には多くの人がいたので、見かけは愛想よく軽やかに、内心は焦りつつターンするのであった。

5km付近にQちゃんがいたのでハイタッチ。手を握っちゃおうとも思ったのだが自粛(当たり前だ)。でもコロナ騒ぎが収束して素手でハイタッチできるとは有り難いことです。

5kmラップのタイムが24分を切れたことを確認した。100分切りのためには5kmを23分30秒程度でクリアすべきで、まして下りが多かったのだから貯金を30秒はしたかったのだが、逆に借金になってしまったことに大いに落胆、しかも雨が強くなってきて「ワシャ何やってんだろう」的な気分であった。

6km:4分44秒
7km:4分43秒
8km:4分47秒
9km:5分17秒
10km:5分00秒 5kmラップ:24分31秒 スプリット:48分18秒(グロスタイム)

8kmまでは平坦な直線道路が続いた。借金返済のためにわずかにペースアップしたつもりの巡航ランを心がけたが、思ったほどにはペースが上がらなかった。今回はカメラを持って走ったのだが、最初から焦っていたのでレース中には写真を撮れなかった。雨だったから大した写真は撮れなかったにせよ、ブロガーとしては失格ですな。まあ、レースに集中できたのはよかったのだが。

8kmからはスウェーデンヒルズの住宅地の中をひたすら上る。急坂と雨の二重苦である。これに風が加わったら最悪の三重苦だったが、二重苦でも本当に辛かった。それでも雨の中、家から出て応援をしてくれる人たちに感謝しつつ手を振って応えた。

このスウェーデンヒルズは住宅地というよりも別荘地に近い感じだ。近くにゴルフ場やスーパー銭湯もあるので、経済的に余裕のあるリタイヤ族に人気なのであろう。ただし車は必須なので、車嫌いの私には向かないようだ。そもそも貧乏だし。

雨に打たれながらようやく上り切ってやがて10kmである。時計を押すと48分15秒(正式タイムは18秒)なので、10kmを47分程度で走るはずが1分以上の借金生活となってしまった。もうガックシである。前にいるはずの白風船も見えず、雨でぬれたシャツは冷たく、タイツの太もも前側も濡れて気持ち悪いのであった。まあとりあえず最初の急坂はクリアした。

11km:4分43秒
12km:4分43.5秒(押し忘れのため2km合算のタイム9分27秒の半分)
13km:4分43.5秒(同上)
14km:4分34秒
15km:4分33秒 5kmラップ:23分17秒 スプリット:71分35秒(グロスタイム)

このコースは12km付近で一旦会場に戻るので、そこで熱烈な応援を受けて多少モチベーションが回復してきた感あり。折り返しがあって多少のスライド区間があるので、白風船を確認すると結構前の方にいる。この距離を徐々に詰めるのが後半の課題となる。そして後ろの105分のペースメーカーとの距離も確認した結果、自分が今のところ102,3分ペースなのが分かった。

雨は小降りになったが水たまりを避けるのに苦労した。もはやシューズはグジュグジュなので気にせず走ってもいいのだが、水たまりの中に穴ぼこがあれば足を取られて転倒なんてこともあり得るので怖いなと思ったのだ。

12kmを過ぎると長い下り坂に入る。右足が心配なので下り坂では慎重に走る作戦ではあったが、ここはギャンブル、ペースを上げてとにかく100分切り=白風船に追いつくことを目指すべきと思った。前半の下りで足はそれほど危なそうに思えなかったので作戦変更である。

いいペースで走るコンサユニのランナーがいたのでそれを目標にした。この人とは最後まで抜きつ抜かれつになったので、結果的にいい判断だった。コンサユニの方、ありがとうございます。

下り坂では我ながらかなり頑張ったと思う。最近のレースでネガティブスプリットが続いているので、今回も後半で頑張れるはずと思った。「性格はポジティブ、スプリットはネガティブ」が正しい人生なのである(何言ってんだかわかんない)。

雨もかなり小降りになった。下り坂を流れる雨水を避けながら前のランナーを追った。抜き勝手になるのでモチベーションもドンドコ上がってくる。1km毎に時計を押したがあまりタイムは気にしなかった。唯一14kmのときにスプリットタイムを確認、67分だったのを見て俄然やる気が出た。14kmはハーフの距離の約2/3、100分の2/3は66分40秒だから、100分ペースにかなり近づいたのだ。この調子で走れば目標達成も視野に入ったと言えるではないか。よしよし、よくぞ頑張ったものじゃとぬか喜びしてしまうジジィであった。

***続く***

今日はとても気持ちのよい朝だったので8時頃に伏古公園を12km走りました。気温が10℃程度だったと思いますが、本当に快適でした。ペースは6分半を超えてしまいましたが、走れただけで満足です。

ラン資金     -15863円
月間走行距離    223km
年間走行距離    3347km
コメント
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