うわごと日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

呪われた血。

2006-12-14 03:49:42 | 日常
うちの母の弟、叔父のまーちゃんおっちゃんは、高校は三国ヶ丘高校だった。
うちの学区の公立では昔も今も一番偏差値が高いところだ。
この高偏差値高校で野球部に入ったまーちゃんおっちゃんは、部活三昧で高校生活を送り、高校二年の終わりには、成績はベベ(※)から二番だった。

※「ベベ」 大阪弁。ビリ、最下位、もしくは列等の一番後ろの意

そのべべから二番のブービーが、懇談でいきなり先生と親に言いきった。

「オレ、阪大行きたい。行く」

先生は笑った。
親も笑った。
同級生も笑った。
どうも周囲は一発ギャグと受け取ったらしい。

ところがまーちゃんおっちゃんは頑張った。
頑張って、べべから二番のブービーが一年後、ほんとに阪大に現役合格してしまったのだった。

ところで「古典なんか文法さえ覚えてたら点とれるもんねー」とほざいた和也ですが、こないだの定期試験、数学で欠点とったらしい。
欠点とったにもかかわらず、奴の生活態度は一向に改まらず、慌てて勉強しだしたのが再試験の前日。。。
が、再試験の結果は。

80数点。

「あいつなー、ほんま、ケツに火ぃつかな、やる気が出えへんねんみたいやねん。ほんで、『こんなオレってかっくいー』とかちょっと思うてやがるねん」

かっちょのぼやきを聞いてて、ふと思った。
まーちゃんおっちゃん。
野球に夢中で勉強する間がなかったとみんな思うてるけど、
おっちゃんもやっぱりケツに火ぃつかなやる気が出えへんタイプやっただけかも……。

呪われた血?
隔世遺伝?



去年の12月、年賀状用に撮った写真。