先週土曜日、順子ん家でたこ焼きのとき、なみが憂鬱そうに「明日、英検やねん」と言っていた。
なみはバリバリ理数系だ。
いつぞや「二進数がわからん」というので、指を折りながら
「1、10、11、100、101、110、111…」
「わかった! そおゆうことやったんやっ! そやから36を二進数にしたら…、○○○○○で合うてる?」
「そんな暗算、わしにできると思てんか?」
くらい理数系だ。
というわけで日本語とか英語とか社会とかはあまり得意ではない。
そのなみに、
「あんな、He said. を疑問形にしたら Did he say? やろ?」
「うん」
「昔、そやな、10世紀くらいまでやったら、Said he? でいけてんで」(本当。金谷武洋がウソついてなければ本当。『英語にも主語はなかった』(講談社)参照)
「えーっ!」
「ほんでな、否定形はいま He didn't say. やろ? それかてその頃は He not said. でよかったんて。not かて、順番どこに放り込んでもいけてんて」
「なんでその頃のまんまでおってくれへんかったんや、英語~っっ!!」
いや、そのままでおられたら、別の困りごとがあってん。
その頃の英語、フランス語やドイツ語みたいに、主語の性別とか単数複数で動詞が変化してたらしいねん。
それがいまみたいに、現在形やったら三人称単数のときに動詞のケツにSつけるだけくらいに単純になってくれたんは、フランスのウィリアム一世ていう王さんがイギリス征服して公用語フランス語にしてくれて、100年ほど日陰もんやったおかげらしいねん。
ありがとおおおっっ!!>ウィリアム一世
が、なんで主語による動詞変化がなくなった後、Do動詞がのさばりだしやがる前の、その頃くらいのまんまでおってくれへんかったんや、英語~。
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茂吉。
なみはバリバリ理数系だ。
いつぞや「二進数がわからん」というので、指を折りながら
「1、10、11、100、101、110、111…」
「わかった! そおゆうことやったんやっ! そやから36を二進数にしたら…、○○○○○で合うてる?」
「そんな暗算、わしにできると思てんか?」
くらい理数系だ。
というわけで日本語とか英語とか社会とかはあまり得意ではない。
そのなみに、
「あんな、He said. を疑問形にしたら Did he say? やろ?」
「うん」
「昔、そやな、10世紀くらいまでやったら、Said he? でいけてんで」(本当。金谷武洋がウソついてなければ本当。『英語にも主語はなかった』(講談社)参照)
「えーっ!」
「ほんでな、否定形はいま He didn't say. やろ? それかてその頃は He not said. でよかったんて。not かて、順番どこに放り込んでもいけてんて」
「なんでその頃のまんまでおってくれへんかったんや、英語~っっ!!」
いや、そのままでおられたら、別の困りごとがあってん。
その頃の英語、フランス語やドイツ語みたいに、主語の性別とか単数複数で動詞が変化してたらしいねん。
それがいまみたいに、現在形やったら三人称単数のときに動詞のケツにSつけるだけくらいに単純になってくれたんは、フランスのウィリアム一世ていう王さんがイギリス征服して公用語フランス語にしてくれて、100年ほど日陰もんやったおかげらしいねん。
ありがとおおおっっ!!>ウィリアム一世
が、なんで主語による動詞変化がなくなった後、Do動詞がのさばりだしやがる前の、その頃くらいのまんまでおってくれへんかったんや、英語~。
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茂吉。