シンケンマルは、シンケンジャーが腰に佩いた刀である。
基本形は日本刀だが、柄にディスクを装着することにより、幅広の大太刀や弓、扇子、三叉のブーメラン、槍等に変形する。
特徴としては。
■ 鞘がない。
シンケンジャーたちは鞘なしの抜き身の状態で、腰のベルトに下げている。
「鞘なしじゃ居合いはできないのねー」以前に危険。
変身後はたいていすぐに抜く(というのか、鞘なしでも)とはいえ、かなり危険。
ひょっとしたら、外道衆しか傷つけられない、外道衆以外は何も切れない、特殊な刀身なのかもしれない。
あ、でも、第四幕で茉子ちゃん、シンケンマルでかぼちゃ切ってたよな。
■ ディスクを装着する必要があるからだが、かーなーりー特殊な拵えである。
鍔(も出ねーのかよ、IME辞書)がああいった形なのは仕方ないにしろ、
刀身の峰側を半分被っている金属の飾りはなんなのだろう。
日本刀の構造特質的に、ああいう被いがあるとかえって、折れやすくなるような気がするのだが。
■ 短い。
なんか短い。
脇差くらいの長さに見える。
が、シンケンジャーは一本差しなので、脇差しではなく本差しである。
もしも「外道衆以外は傷つけられない」特殊な刀身である場合、
今では新たに打ち出せず、ゆえに代々伝わるものを砥ぎなおして使うしかなく、
砥いでいるうちにあんなに短くなったという可能性も考えたのだが、
砥ぎつづければ、短くなるのみならず、痩せもするはずである。
太さは十分あるのよ、シンケンマル。
が、ふと思った。
見た目は短く感じるが、本当に短いのだろうか、と。
シンケンジャーには伊吹吾郎が出演している。
役名は日下部彦馬。
志葉家の家宰のような役どころで、先代シンケンレッドが亡くなったあと、幼い身で志葉家当主およびシンケンレッドを継いだ殿を「全身全霊でお育てもうしあげ」あそばされた人である。
殿からは「じい」と呼ばれている。
千明(シンケングリーン)は「じいさん」と呼んでいる。
流之介(シンケンブルー)とか茉子ちゃん(シンケンピンク)とかことはちゃん(シンケンイエロー)はなんて呼んでたっけ、あれれ?
この「じい」がよいのである。
第七幕ラストシーンなど、朝7時半の(本懐的には)子供向け番組と思えないほどの重厚感であった。
第八幕冒頭、囮結婚式で花婿に扮した殿の花婿姿に涙するシーンも素晴らしかったなあ。
で、じいである。
恰幅はよいが、小さいのである。
殿より頭ひとつ、背が低いのである。
「シンケンジャー」出演まで伊吹吾郎を小柄な人だと思ったことはなかったので、これはびっくりであった。
いや、待てよ。
じいが小さいのではなく、殿や流ノ介が長細すぎ?
ということは。
…シンケンマルも別に短くはないのかも。
殿や流ノ介が長細いせいで、短めに見えるだけかも。
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写真中央が殿。
殿がかざしているのがシンケンマル。
写真に定規をあてて図ったところ、
A=87ミリ。
B=37ミリ。
殿の身長はオフィシャルに記載されていないが、
畜生腹を忌まれて、生まれてすぐ茅ヶ崎の松坂家に養子に出された一卵性双生児の弟が、
(って、「江戸を斬る」第1集@竹脇無我主演、かよっ)
(が、「江戸を斬る」第1集なら、殿ではなく養子に出された弟が主人公…)
身長181センチだそうなので、殿も同じ背丈だとすると。
87:37=181:X。
37×181÷87=76.977...。
四捨五入して770ミリとして、尺貫法に換算すると。
2尺5寸4匁。
ググってみたところ、本差しの定寸は2尺3寸~4寸。
短いことなんかぜんぜんないやん、シンケンマルーーっっっ!!!
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「折神」と「ショドウフォン」だけでええねんつっといて、結局買ってる「シンケンマル」。
ところで先週第9幕、
腑破十臓の解説のおかげでさらに楽しめた、殿とヒトミダマに操られた流ノ介の一騎打ちですが、殿が峰を下にシンケンマルを担ぐ理由については異議が。
殿が「火」のディスクを装着すると、シンケンマルは「烈火大斬刀」に、
FF7のクラウドの得物か、はたまた相楽左之助の斬馬刀かっちゅー、大だんびらに変形する。
あんな大だんびら振り回してるから悪い癖ついてんでー。
で、シンケンマルのときにも殿、つい担いでしまうねんでー。
先代も先々代もその前も、烈火大斬刀のせいでシンケンレッドは代々、ガラの悪い素浪人みたいに、刀担いできてんでー。
さらにところでじいですが、
先々代のときくらいのシンケンジャーではなかったのでしょうか。
それもシンケングリーンだったりしたので、己の現役時代とひきくらべ、当代シンケングリーンである千明の不甲斐なさに、当たりがきつくなるのではないでしょうか。
基本形は日本刀だが、柄にディスクを装着することにより、幅広の大太刀や弓、扇子、三叉のブーメラン、槍等に変形する。
特徴としては。
■ 鞘がない。
シンケンジャーたちは鞘なしの抜き身の状態で、腰のベルトに下げている。
「鞘なしじゃ居合いはできないのねー」以前に危険。
変身後はたいていすぐに抜く(というのか、鞘なしでも)とはいえ、かなり危険。
ひょっとしたら、外道衆しか傷つけられない、外道衆以外は何も切れない、特殊な刀身なのかもしれない。
あ、でも、第四幕で茉子ちゃん、シンケンマルでかぼちゃ切ってたよな。
■ ディスクを装着する必要があるからだが、かーなーりー特殊な拵えである。
鍔(も出ねーのかよ、IME辞書)がああいった形なのは仕方ないにしろ、
刀身の峰側を半分被っている金属の飾りはなんなのだろう。
日本刀の構造特質的に、ああいう被いがあるとかえって、折れやすくなるような気がするのだが。
■ 短い。
なんか短い。
脇差くらいの長さに見える。
が、シンケンジャーは一本差しなので、脇差しではなく本差しである。
もしも「外道衆以外は傷つけられない」特殊な刀身である場合、
今では新たに打ち出せず、ゆえに代々伝わるものを砥ぎなおして使うしかなく、
砥いでいるうちにあんなに短くなったという可能性も考えたのだが、
砥ぎつづければ、短くなるのみならず、痩せもするはずである。
太さは十分あるのよ、シンケンマル。
が、ふと思った。
見た目は短く感じるが、本当に短いのだろうか、と。
シンケンジャーには伊吹吾郎が出演している。
役名は日下部彦馬。
志葉家の家宰のような役どころで、先代シンケンレッドが亡くなったあと、幼い身で志葉家当主およびシンケンレッドを継いだ殿を「全身全霊でお育てもうしあげ」あそばされた人である。
殿からは「じい」と呼ばれている。
千明(シンケングリーン)は「じいさん」と呼んでいる。
流之介(シンケンブルー)とか茉子ちゃん(シンケンピンク)とかことはちゃん(シンケンイエロー)はなんて呼んでたっけ、あれれ?
この「じい」がよいのである。
第七幕ラストシーンなど、朝7時半の(本懐的には)子供向け番組と思えないほどの重厚感であった。
第八幕冒頭、囮結婚式で花婿に扮した殿の花婿姿に涙するシーンも素晴らしかったなあ。
で、じいである。
恰幅はよいが、小さいのである。
殿より頭ひとつ、背が低いのである。
「シンケンジャー」出演まで伊吹吾郎を小柄な人だと思ったことはなかったので、これはびっくりであった。
いや、待てよ。
じいが小さいのではなく、殿や流ノ介が長細すぎ?
ということは。
…シンケンマルも別に短くはないのかも。
殿や流ノ介が長細いせいで、短めに見えるだけかも。
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写真中央が殿。
殿がかざしているのがシンケンマル。
写真に定規をあてて図ったところ、
A=87ミリ。
B=37ミリ。
殿の身長はオフィシャルに記載されていないが、
畜生腹を忌まれて、生まれてすぐ茅ヶ崎の松坂家に養子に出された一卵性双生児の弟が、
(って、「江戸を斬る」第1集@竹脇無我主演、かよっ)
(が、「江戸を斬る」第1集なら、殿ではなく養子に出された弟が主人公…)
身長181センチだそうなので、殿も同じ背丈だとすると。
87:37=181:X。
37×181÷87=76.977...。
四捨五入して770ミリとして、尺貫法に換算すると。
2尺5寸4匁。
ググってみたところ、本差しの定寸は2尺3寸~4寸。
短いことなんかぜんぜんないやん、シンケンマルーーっっっ!!!
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「折神」と「ショドウフォン」だけでええねんつっといて、結局買ってる「シンケンマル」。
ところで先週第9幕、
腑破十臓の解説のおかげでさらに楽しめた、殿とヒトミダマに操られた流ノ介の一騎打ちですが、殿が峰を下にシンケンマルを担ぐ理由については異議が。
殿が「火」のディスクを装着すると、シンケンマルは「烈火大斬刀」に、
FF7のクラウドの得物か、はたまた相楽左之助の斬馬刀かっちゅー、大だんびらに変形する。
あんな大だんびら振り回してるから悪い癖ついてんでー。
で、シンケンマルのときにも殿、つい担いでしまうねんでー。
先代も先々代もその前も、烈火大斬刀のせいでシンケンレッドは代々、ガラの悪い素浪人みたいに、刀担いできてんでー。
さらにところでじいですが、
先々代のときくらいのシンケンジャーではなかったのでしょうか。
それもシンケングリーンだったりしたので、己の現役時代とひきくらべ、当代シンケングリーンである千明の不甲斐なさに、当たりがきつくなるのではないでしょうか。