行ってしまった、二回目……。
来月下旬にはDVD出るんだから、
そしたら思う存分ぐるぐるぐるぐる観られるんだから、
そう己に言い聞かせていたのに、ついふらふらと…。
TOHO鳳は初日から最終上映時間が午後1時35分~、月曜日からは午前12時50分~。
TOHO泉北は初日も今日も最終上映時間が午後3時45分~。
大きなお友達が行きやすい午後7時くらいからの上映、なんでやってくれないんだろ。
土日行きそびれて、
でもこの上映時間じゃ仕事帰りにも行けなくて、
「観たいよおおお。でも観られないよおおお」と泣いてる奴、きっといっぱいいるぞー。
と思っていましたが、
午後7時くらいは私はかえって行きにくいけど、
もし午後9時過ぎくらいからのレイトショー上映が毎晩あったら、
毎晩毎晩映画館に通ってたとこだわ、
あっぶねー。
本日のTOHO泉北午後3時45分~上映分ですが、
平日のこんな半端な時間の上映なのに、ほぼ満員でした。
親子連れが多かったですが、親子にじじばばついてきてる家族も見ました。
あれ、ひょっとしたら、四世代で来てたのかも。
子供+親+親の父+親の父の母。
杖をつきながらゆっくり階段をあがってらっしゃったおばあちゃま、おそらくお年は80歳前後。
家族でお出かけってことで、「シンケンジャー」の「シ」の字も知らないのに、連れてこられてしまったのかしら。
それとも、ひ孫さんのおつきあいでも、本編もごらんになってらっしゃったのかしら。
実は家族で一番熱いシンケンジャーファンがあのおばあちゃまで、
おばあちゃまが「今度の映画も観たいー観たいー」で家族みんなでおつきあい、
だったりしたら超愉快なんだけどな。
■ 東映なので、しょっぱなは御馴染み、去年のツアーで関ジャニ∞もパロってた、岩に荒波が打ちつけるあの映像。
が、そのバックに朗々と流れる「その名は"侍"」(
『秘伝音盤 第一幕』4曲目)に、ただでさえ高鳴ってる胸がさらにどきどきわくわく。
■ 時間的には、アクマロがまだ生きてて、十臓の裏正が折れてて、太夫の三味線が壊れてた頃。
観に行く前、「いつ頃の話かなあ。流ノ介たちがまだ殿が影武者だったことを知らない時の話なら、いま観るのはちょっと辛いかなあ」と思ってたんですが、
いやもう、ぜんぜんノープロブレムっした。
■ ゴーオンジャー最終回で名前だけ登場の「ガイアーク害統領バッチード」が敵として登場。
声は銀河万丈。
わたしは週に一度は必ず、この人の声を聞いている。
「さて、注目の鑑定結果は」、ええ、「なんでも鑑定団」で。
なのに、バッチードの声が「なんでも鑑定団」のナレーションの声だと、パンフ読むまでぜんぜん気づかなかった。
声優さんの声、ほんっとわかんないのよ。
モモちゃん@電王が、ルヴァさま@アンジェリークと、同じ人の声だというのだって、知識としては理解してても、いまだに実感ないくらいよ。
第一幕登場のカゲカムロ、「えー、飛田展男ってことは、若島津健@C翼で、リュミエールさま@アンジェリークっ?!」と、びっくりした女よ。
声だけですぐ誰の声かわかる声優ファンの人らの耳って凄いよなー。
■ 志葉家の表座敷に現われた走輔がなんか喋るたんびに殿がひそかにどんどん不機嫌になっていくのに茉子ちゃんと千明がすぐに気づいて、「しょうがねえなあ、うちの殿は」みたいな感じで囁きあうとこ、すごく好きー。
■ ケガレシアとヨゴシュタインとキタネイダスのガイアーク三大臣は、死後、なんと三途の川の住人となっていたっ!!
三途の川の川底で三人、けっこう楽しく暮らしてた、という設定、
ナーイスっ!
バッチードがドウコクに要請したせいでこの世に送られた三人、川べりでみつけた寿司の屋台でいきなり飲み食いしだすくだりも、
ナーイスっ!
そこにウガッツ引き連れて現われたバッチードから「客」を守ろうとする源太と、逃げかけていたケガレシアが、じっくりみっちりみつめあう。
これは『恋におちた瞬間』に立ち会ってるのかもーと思ったら、ケガレシア、他の二大臣と三途の川へととっとと食い逃げ、
ナーイスっ!
しかも、このときにケガレシアがふと漏らした言葉としぐさが、クライマックスの重要な伏線となる。
登場シーンはここだけでも、ケガレシアファンもきっと
脂目マンプク。
(
わたし、メレを引きずりすぎて、ケガレシアには溺れそこねたのよ)
■ バッチードが殿と走輔を別の次元へ吹っ飛ばそうとしたところ、流ノ介・茉子ちゃん・千明・源太・ことはちゃんは、殿の盾となり、身代わりに別ワールドへ飛ばされる。
殿と走輔は、彼らが次元の穴に吸い込まれる反動で川へとダイブ。
川からあがってこられるとき、殿、お
髪とかもっとずぶ濡れでもよかったなあ。
■ 殿が走輔と川落ちしてらっしゃる間に、ボンバーの知らせで黒子たちを連れ殿を探しにいらっしゃった日下部さまの前に、アヤカシのホムラコギとナナシ連中が。
本編では、日下部さまが戦われるシーンはなかったので、
日下部さまがナナシたちを素手であしらわれるお姿を拝見できて、ほんとに嬉しゅうございました。
が、生身ではアヤカシにやはり太刀打ちできず、日下部さまとボンバーはさらわれて人質にー。
■ 茉子ちゃんと源太はクリスマスワールドへ。
そこでゴーオンウィング、兄と美羽ちゃんと遭遇。
普通は男の子が男の子に、女の子が女の子に、対峙するのだが、ここでは、茉子ちゃんと兄、美羽ちゃんと源太、がそれぞれ相手に武器をつきつけあい、この変則さがかっこよかった。
源太のサンタ衣装は、美羽ちゃんが着てるのから袖を外したような衣装で、愉快であった。
『公式ガイドブック』によると、あれ、女物だったらしい。(
45頁参照)
すぐに意気投合した茉子ちゃんと美羽ちゃん。いつもどおりの源太。この三人に囲まれて、しかも源太と組まされて、気の毒に、兄~。(
爆笑)
■ 千明とことはちゃんはサムライワールドへ。
ことはちゃんの町娘~な着物姿も可愛かったけど、
そのまま「大江戸かるた腕較べ」に出場、おこいちゃんやおしのちゃんと鎬を削ってほしいくらい、可愛かったけど、
(
サムライ教育モヂカラ鍛錬で、百人一首は覚えさせられたと思うんだ、ことはちゃん。だから、出場すれば、けっこういいとこまで行ったと思うんだ)
千明が
もおおおおおお。
千明のちゃらちゃらした軟派系不良町人姿が
もおおおおおお。
可愛ゆうて、可愛ゆうて、可愛ゆうて。
千明とことはちゃんは、岡っ引きに追い回される連と軍平に遭遇。
岡っ引きたちの「御用だ御用だ」に血湧き肉踊ってしまったダイゴヨウのせいでとっ捕まって牢屋行き。
わたし、最初はダイゴヨウ、そんな好きじゃなかったんです。
ダイゴヨウを左手に持つと、源太、必然的に右手には、サカナマルじゃなく十手持たないといけないから。
BANDAIさんめ、要らんもん、出しやがってと。
だから、ダイゴヨウが家出したときも、ダイゴヨウの転職成功をひそかに願ったくらいなんですが、
最初に見直したのは、11月末のGロッソ。
舞台ではこういう使いでがあったのかと。
本編では、アヤカシ出現に、ダイゴヨウに屋台の留守番まかすとこ。
そうか、こういう使いでもあったのかと。
屋台引いてる関係で、源太は屋敷離れてひとりでいることも多いが、そうか、ダイゴヨウいれば、屋台でも会話が成立するしなーもあり、
ダイゴヨウに対する気持ちはかなりほぐれていたのですが。
いやー、血湧き肉踊ったせいで、ついつい千明たちをとっ捕まえる側にまわっちゃうきみ、すっごくステキだったよ。>ダイゴヨウ
■ 流ノ介はひとりきりでジャンク・ワールドへ。
「(
流ノ介なら)彼ひとりでもキャラがもつから」(
by小林靖子 公式ガイドブック92頁より無断転載)
あはははは、ひでー。
ひとりだけひとりぼっちで放り出され、孤独に兎のごとく耐えかねかけてるとこに、早輝と範人が出現、孤独死を免れる。
■ 屋敷に戻った殿と走輔は、日下部さまとボンバーが敵に捕まっていることを黒子に知らされ、「人質の命がおしければ、明日、悪車山へ来い」との敵からの脅し文を受け取る。
そんで翌日、悪車山へ向かったふたりだが。
昨日川におちてずぶ濡れになったというのに、殿、別のお召し物にお着替えにならず、そのときのご装束のまま。
走輔がずっと着てるあのスーツのままでいないといけないから、殿の着たきり雀はそのとばっちりか、
はたまた、ただひとり屋敷に戻った黒子も大怪我をしており、着替えたくてもご自分の着替えがいったいどこにしまわれているのか殿はご存知でなく、どこにしまわれているのか見当もつかず、大怪我をしている黒子に探させるわけにもいかず、そのとばっちりで、走輔も着たきり雀になったのか。
■ 背中合わせに縄をかけられた日下部さまとボンバー。
まさか、ああいう造形物と一緒くたに人質にされる日がこようとは、長い役者人生でも想像だにしていなかっただろうなあ、伊吹吾郎。
で、お約束の脅し。
これから自分たちはお前たちを叩きのめすつもりだが、
人質の命が惜しければ、手向かうんじゃねえぞ、と。
得物を手に迫りくる、ウガッツたちとナナシ連中。
斬られようとしたそのとき、
殿はシンケンマルを出現させ、逆に敵を切り倒す。
脅されたとおりに、自分たちが手向かわなかったとしても、
敵がふたり…、じゃねえや、ひとりと一体を解放するとは思えない。
ならば、と。
すっごい気持ちよかったーーーーっっっ!!!
正論ですっ、正論ですわっ、殿っ!
これまで似たようなシチュエイションで、人質とられて敵のいいなりになるええもんを見て、わたしがこれまでどれだけいらいらしてきたことか。
長年の鬱憤が、おかげで
晴れましたわーっ!
(
そーいや小林靖子には「モモタロスよ永遠に/イマジン終着駅」でも、『フランダースの犬』のあの結末へのわたしの長年の鬱憤も晴らしてもらっている。もう足を向けて寝られないわー)
(
たぶん向けて寝てないけど。北枕で寝てるから、堺市からまっすぐ南にいない限りは)
しかも、腕のたつ悪役のごとく、無造作にシンケンマルを振るわれる殿が、
ステキでステキでステキでー。
ああ、来月、amazonに予約してるDVDが届いたら、
ここも思う存分、ぐるぐるぐるぐる観られるんだわー。
そんで、殿を止めようとする走輔との戦いになり、
最後は相打ち…と思ったら、
走輔の放った銃弾を受けたはずの殿の胸には走輔愛用のコインが、
殿が投げつけたシンケンマルの切っ先が刺さったはずの走輔の胸には、殿が「防」の字をしたためた
手巾が。
そして、ふたりが戦ってみせている間に、日下部さまとボンバーのもとには…。
獅子折神がーっっっ!!!
殿がひそかにお放ちあそばされていた獅子折神が、ふたりを縛った縄を
ガジガジとーっっっ!!!
ああ、来月、amazonに予約してるDVDが届いたら、
ここも思う存分、ぐるぐるぐるぐる観られるんだわー。
■ で、日下部さまもボンバーも助かり、
そこに炎神たちが各ワールドからゴーオンジャーたちとサムライたちを。
茉子ちゃん・源太・兄・美羽はクリスマスワールドのサンタ姿、
千明・ことはちゃん・連・軍平はサムライワールドの着物姿、
流ノ介・早輝・範人はジャンクワールドのぼろぼろマント姿、
それに殿・走輔・日下部さま・ボンバー、
14人と1体、全員ずらりと横並びしたさま、
壮観だったわーーー。
そんで変身です。
黒子たちが志葉家の家紋入りの幕を…、と思ったら、
ゴーオンジャーたちの後には、ゴーオンジャーのロゴというのかマークというのか、入った幕を。
そこで殿は走輔に恐竜ディスクを。
渡された走輔がディスクをマンタンガンにセットすると。
おおっ!!
ハイパーゴーオンレッドっ!!!
で、敵味方入り乱れての戦い、
シンケンジャー6人+ゴーオンジャー7人の計13人が、
ウガッツ&ナナシの群れと戦うさま、このわけなさ、
いやー、VSシリーズの醍醐味っす。
しかし、流ノ介、すげー高さからのダイブだったわー。
どきどきしたわ、押川さんー。
ウガッツは二体が合体、ひとつのバイクに。
それにナナシが。
殿は「車」と書いて赤いオープンカーを出現させ、
それを走輔が運転、殿は後部座席に立たれて、カーチェイス&アクション。
しかし、ここで一番心に残ったのは、
ひとりだけ余ってバイクになれず、ナナシをおんぶして走ってたウガッツ、
ウガッツ・バイクに乗ったナナシたちを殿が殲滅したときにちょうど殿の真後ろにいて、
慌てて立ち止まり、おろおろと逃げかけるのを、殿が振り向きざまシンケンマルを一閃、あっさり無情に斬り捨てあそばされたとこ~♪♪♪
で、雑魚を片付け、ホムラコギ一の目撃破、二の目出現。
が、自分もでっかくなったバッチード、ホムラコギ二の目もひきつれて、汲み貯めた三途の川の水をこの世へと送るプラントへと姿を消す。
ここで源太がケガレシアの漏らした言葉としぐさを思い出し、
プラントが月に作られていることに気づく。
ゴーオンジャーたちは炎神に、
シンケンジャーたちは折神に、
乗り込んで成層圏脱出、月へとGO。
巨大戦は月で。
最初はG12&サムライハオーで対したのが、
バッチードがプラントと己を合体させて、さらに強大な力を振るう。
で、それに対抗するために。
サムライフォーメーションG23ーーーっっっ!!!
これを聞いたときには、いったいどうなることかと思ったが、
たとえ「とりあえず」でも、23体を1体にまとめるのは、さすがに無理でしたね、あははははは。
で、バッチードを倒し終え、
ゴーオンジャーたちは各ワールドを守るために再び旅立っていき、
大団円。
エンディングはどんなんかな~♪
毎回、これ、すっごい楽しみなんだよな~♪
心構えが足りませんでした。
あの装束に身を包んだ6人、
中でもとりわけ特に殿のお姿に、ご装束に、
またもや心臓がもうちょっとで
微細動を。。。。。
起こしても、TOHOシネマにはAEDがきっと設置してあるはずだから、たぶん助かったとは思うけど、
これ、最初に観たのが家の中、DVDなら、ものすごく危なかったと思うの。
桃ちゃんがブログでダンスのレッスンがどうたらこうたら書いてたの、
このためだったんだー。
しかも踊ってる場所が、太秦映画村ー。
あれもこれもそれもむっちゃ見覚えのある、太秦映画村のオープンセットー。
ゴーオンジャーのエンディングとシンケンジャーのエンディングをReMIXしたエンディング曲も愉快痛快。
これは映画のサントラに入るんだろうなと思い、
DVDは予約済みだったけど、映画のサントラCDのことは忘れてたと、
帰ってamazon探したんだけど見つからず。
えー、サントラ出ないのー。
とがっかりしてたら、
翌々日やっと受け取れた公式ガイドブックによると、
この曲、今月発売の「秘伝音盤 歌の天下統一」に収録されるって~♪
それはもう予約済み~♪
DISC1の13曲目「侍ファーストラップ~銀幕BANG!!」、これかな?
そんで『公式ガイドブック 武士道フルスロットル』、
殿たちのインタビューとこに、エンディングの装束での写真が満載♪
表紙めくったとこの綴じ込みミニポスターもこの装束姿♪
それぞれ最後のとこに、首から下はスーツだけど、顔はマスクなし、の変身途中のレアな写真を載せてくれてるのも素晴らしい~♪
ともあれ、ああ、来月、amazonに予約してるDVDが届いたら、
あのエンディングも思う存分、ぐるぐるぐるぐる観られるんだわー、
観られるんだから、だからもう、映画館行くのは
辛抱するんだ、するんだぞ、オレっ!
シンケンジャー宝箱を整理したら、
ガチャポンの獅子折神の左手がないのー。
探しても探してもどこにもないのー。
玩具菓子の組み立て版よりこの子のほうが、断然造形よくて、フォトジェニックなのにーーー。
いま現在、タグほとんどなしで6400文字。
タグ打ち終わりました、6850文字。
またやっちまったい。
あ、そうだ。
amazonではマーケットプレイス出品商品しかなくなってる『公式ガイドブック 武士道フルスロットル』ですが、楽天ブックスには在庫あるみたい。
って、いま見てみたら、現在「残りあと5個」ですが。