先日スペインで起こった列車事故。
事実が報道され、信じられないことわかったりして。
卒業生の中には鉄道会社に勤めている子がいます。
車掌さん、運転士さんになって活躍しています。
私は、その子たちが乗務する列車に乗れる日を楽しみにしてます。
人の命を預かっている、緊張も多い仕事だと思うけれど…
昨日、母と地下鉄のホームで待ち合わせをしてました。
早めについた私。
ふと見ると、腰が曲がったおばあさんがホームをウロウロ。
若い駅員さんに道を尋ねていた様子。
おばあさんの声は聞こえないけど、駅員さんの声は聞こえる。
”バスに乗るの?バスならね、上に上がらなきゃいけないです”
行き先を告げたらしいおばあさん
”そこへはね、地下鉄ではいけないです”
てっきり駅員さん、エレベーターに誘導して
上に上がるものと思っていました。
ところがです。
さっさと、階段を駆け上がって行ってしまった …
急いでいたのかもしれません。
前かがみ、腰が大きく曲がってよちよちとしか歩けないおばあさんです。
そのあとも、ホームをウロウロ。
私は転がり落ちるんじゃないかとひやひや。
近くにいた若い女の子に同じことを尋ねた様子。
困った様子で周りを見渡す彼女。
見かねて私が声を掛けました。
上に上がらないとバスに乗られない事。
上に上がるエレベーターがあること。
一緒に行きましょうか?
というと、行けるから大丈夫
といって、ゆっくり階段を上がって行きました。
その間、私と前出の女の子はおばあさんの背中を見守るしかない。
無事に上がったおばあさん、また上がったところで道を尋ねた様子。
ちょっと安心。
女の子が言ってましたっけ。
”さっきの駅員さん、なんでほっといて行っちゃったんでしょうね”
どう見ても学生の彼女。
そうだよ、彼女でもそう思うことが、
社会人の彼になぜできなかったのか不思議
そんなことがあった昨日の帰り道。
駅から家の近くまで利用するバス。
降りる時に運転手さんがこう声をかけてくれました。
”自転車が来るのでお気をつけてください”
そう、運転席の彼には見えてたんですね。自転車で近づいてくる人が。
私は全く見えてなかったのです。
ありがとう、運転手さん。
地下鉄やバスを利用する人が、すべて乗りなれてる人とは限らない。
わからなかったら聞けばいいと思って出かける人も多いはず。
頼りにするのは駅員さんや運転手さん、車掌さん。
去年のマナカを落とした時の対応といい、昨日の事といい
名古屋市交通局しっかりしてほしい。
あなたたちはサービス業ですよ。