===途中入場===
新山ひでや・やすこ…「漫才」
三遊亭遊三…『壷算』
古今亭寿輔…『地獄巡り(中)』
檜山うめ吉…「木更津甚句~きんらい節~粋なカラス/京の四季(秋冬の京都)踊り」
神田松鯉…【赤穂義士伝 名作揃】『赤穂義士外伝 小山田庄左衛門』
◎今日は神田きらりさん・橘ノ圓満さん、三笑亭夢吉さんの『かっぱの勉強会』に、20回記念ということで三笑亭夢丸師匠がゲスト出演という、本当に体が2つ欲しい日でした。
しかし、ある講談関係の方から、
『この10話のうちで“小山田庄左衛門”は一番切なくて、なかなかかかることがない読み物』
というのを聞かされて心は決まりました。
その方もご自分のお仕事がどうしても外せなくて聴くことができないと悔しがっていたほどです。
そしてその期待に違わぬ熱演!息を飲む高座でした!
きらりさん、圓満さん、夢吉さん。申し訳ありません。
次回は必ず伺います!!
その「小山田庄左衛門」ですが、「忠臣蔵」では、内蔵助が義士の借財返済のために庄左衛門に託した300両を持ち逃げしたという話になっているようですが、実は討ち入りの前日に富岡八幡宮に参拝した庄左衛門が身を清めるために入った風呂屋が実は湯女風呂。
そこに現れた湯女が昔馴染みの女で、酒を断っていた庄左衛門も馴染みの女の勧めについつい深酒。
討ち入り前に一時(いっとき)だけ寝て、「必ず起こせ」と申し付けていたにもかかわらず、あまりの眠りの良さに起こしそびれてしまった間に討ち入りが終わってしまう。
自害も考えた庄左衛門を女が諭して、ほとぼりが冷めるまで甲州へ。
一方、息子の庄左衛門が討ち入りを果たしたと思っている父の小山田畿内は、息子を称えるべく泉岳寺へ行くものの息子の姿が見えない。
「別の場所にいるのか?はたまた返り討ちに遭ったのか?」と大高源吾や堀部安兵衛に聞き回るものの、いずれも口ごもって答えてくれない。それどころか顔を合わせようともしない。
ついには武林唯七から「貴様の倅は金を盗んで逃げた」と聞かされ、放心状態のまま自決するという、まさに“一寸先は闇”を地で行くような物語でした。
新山ひでや・やすこ…「漫才」
三遊亭遊三…『壷算』
古今亭寿輔…『地獄巡り(中)』
檜山うめ吉…「木更津甚句~きんらい節~粋なカラス/京の四季(秋冬の京都)踊り」
神田松鯉…【赤穂義士伝 名作揃】『赤穂義士外伝 小山田庄左衛門』
◎今日は神田きらりさん・橘ノ圓満さん、三笑亭夢吉さんの『かっぱの勉強会』に、20回記念ということで三笑亭夢丸師匠がゲスト出演という、本当に体が2つ欲しい日でした。
しかし、ある講談関係の方から、
『この10話のうちで“小山田庄左衛門”は一番切なくて、なかなかかかることがない読み物』
というのを聞かされて心は決まりました。
その方もご自分のお仕事がどうしても外せなくて聴くことができないと悔しがっていたほどです。
そしてその期待に違わぬ熱演!息を飲む高座でした!
きらりさん、圓満さん、夢吉さん。申し訳ありません。
次回は必ず伺います!!
その「小山田庄左衛門」ですが、「忠臣蔵」では、内蔵助が義士の借財返済のために庄左衛門に託した300両を持ち逃げしたという話になっているようですが、実は討ち入りの前日に富岡八幡宮に参拝した庄左衛門が身を清めるために入った風呂屋が実は湯女風呂。
そこに現れた湯女が昔馴染みの女で、酒を断っていた庄左衛門も馴染みの女の勧めについつい深酒。
討ち入り前に一時(いっとき)だけ寝て、「必ず起こせ」と申し付けていたにもかかわらず、あまりの眠りの良さに起こしそびれてしまった間に討ち入りが終わってしまう。
自害も考えた庄左衛門を女が諭して、ほとぼりが冷めるまで甲州へ。
一方、息子の庄左衛門が討ち入りを果たしたと思っている父の小山田畿内は、息子を称えるべく泉岳寺へ行くものの息子の姿が見えない。
「別の場所にいるのか?はたまた返り討ちに遭ったのか?」と大高源吾や堀部安兵衛に聞き回るものの、いずれも口ごもって答えてくれない。それどころか顔を合わせようともしない。
ついには武林唯七から「貴様の倅は金を盗んで逃げた」と聞かされ、放心状態のまま自決するという、まさに“一寸先は闇”を地で行くような物語でした。