演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

10/07/22 三笑亭噺の会6(上野広小路亭)

2010-07-22 | 講談会・落語会
三笑亭夢吉…『寄合酒』
※「夏の男の着物」の“暑さ”と“好奇の目”に閉口している様子
最近、あまり寄席で聴かない『寄合酒』は、夢吉さん自身“ネタ下ろし”だそうで・・・
『寄合酒』という噺を知っているお客さんには“緊張感”が走る「新聞紙に包まれた味噌」の場面は、その“緊張感”を見透かしたようにアッサリでした


三笑亭可龍…『王子の狐』
※この噺も可龍師匠は“ネタ下ろし”だそうですが、アタシも聴くのは春風亭ぽっぽさん以来2年3ヵ月ぶり
普段なかなか寄席で聴けないのは“サゲ”のせい???
結構、好きな噺なんですけどねぇ・・・


《お仲入り》

三笑亭可女次…『一目上がり/奴さん・姐さん(踊り)』
※ウミガメの調査をしていた小笠原時代の知人が来ていて、気合満点の高座!
踊りも軽快で、“夏男”可女次さんの面目躍如!


三笑亭朝夢…『たちきり』
第1回三笑亭噺の会可龍師匠がかけた演目。
朝夢さんは、
①主任高座
②人情噺
③はめもの(三味線入り)
④ネタ下ろし
という“四重苦”に不安がありあり・・・
軽い噺が得意(?)な朝夢さんですが、このようなネタを見事に演じ切ったのはお見事!


三笑亭の噺を継続して行きたい、継続して行くんだという、4人の心意気が伝わる会でした!

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