暑くなってきましたね…
晴れてないのに、この暑さとは、、夏を迎えるのが怖くなってきました笑
さて、先日、フィンガーライムの細胞融合の論文を記事にしました。
具体的にはフィンガーライムのHLB耐性を細胞融合を通して通常のカンキツに組み込むという内容でした。
フィンガーライムとの細胞融合 - 家の庭で品種改良! (goo.ne.jp)
自分の中では少しフィンガーライム熱が下がりつつあったんですが、その論文を読んでから気になり始め、色々調べたところ想像以上に研究が進んでいることが分かってきました。
特にオーストラリア。はやり原産国だけあって研究への熱意が違います。
特に以下のYoutubeは、英語ですがまとまっていて分かりやすかったので、共有しておきます。
(ちなみにこれはフロリダのチャンネル)
(193) Breeding with Australian Finger Limes: More Than Just a Novelty - YouTube
以下の写真はその中の一部ですが、例えばこれは、フィンガーライム色を利用した育種の一例
右の18Q061とDaisy、07C004が交配親で他がF1だそう
(20Q110は不明)
果皮色は量的形質なんですかね。F1にも連続的な分布が見られます。
形はかなりフィンガーライムに引きずられていますね。
下の写真はHLB耐性を目的とした交配について
ここではフィンガーライムではなく、デザートライムを使っています。
写真の中のオリーブのような実は、デザートライムとのF1。
相手のFortuneはDaisyの親だそうです。詳しくは知りませんが、おそらくマンダリン系ですかね。
2022年に出されたばかりの動画なので、オーストラリアでのフィンガーライム育種の最新の状況をかなり反映していると思います。
気になる方はぜひご覧ください