裁判所で決定するのは判決の日。
言われる側にしたら、病院での検査結果を知らされる日は判決の日に似てる。
「無罪」はなかなか無いですよね。
場所は徳島県立中央病院
ここは新しく建て直し、非常にきれいになっていました。
隣りの徳島大学病院とも連携する事になり、医師たちも交流しているらしい。
建物も同時に立て直して、渡り廊下で繋がっています。
徳島では最大規模の病院です。右側の通路が大学病院に繋がっています。
大学病院
左側に通路が見えます。
中央病院には予約時間より少し早く着き、受付も済ませまして診察室の有る場所に行ったら・・・
なんと数十人が待っていた。
あ~ぁ、これは何時間待たされるかと覚悟をする事に。
診察室は幾つかあり、医師も何人か居てる。
私の担当医の診察室の前に順番を示すモニターが有り、それを見ると・・
なんと混雑しているのに何故か3番目です。
これは予約時間より早いかも(^^)/
私の番が来て診察室に入った。
体内の肉片(腫瘍の一部)を詳しく検査した結果を聞きに行くのですが、それが良く言う悪性か良性かの判定です。
担当医が私を見て口を開いた
「先日はお疲れさまでした」
驚きましたねぇ~。医師もこんな挨拶をするんだ。
仕方ない、私もお愛想です。
「いやいや痛くも何にもなかったので大丈夫です」と
診察室で手術の時にカメラで撮影した映像を見ながら医師が何か言ってた。
日本語みたいだっが何か解らない???
そして「とにかく癌ではありません」と
それならそうと先に日本語で言えよなぁ~と思いながらも一安心です。
「放置すると癌になる可能性が有る腫瘍なので、その腫瘍は多かったけどすべて取りました。一か所だけは不明と言うか取る必要が無いと判断して取らなかった」と。
内心、そんなもの取れるならついでとって欲しかった気がしました。
続いて医師は「何も無かったら、検査は2~3年は必要ないと思います。その旨をかかり付け医の方にも連絡しておきます」と。
取らなかった部分の映像を見せられたが、素人の私には周りと同じで何も解らない。まぁ、医師も判定できなかったという事かと。
他の腫瘍はハッキリと素人でも解りましたね。
医師の技術も上がっているとは思いますが、医療機器の進歩は凄いですね。
手術中にモニターに映し出された映像も鮮明でしたけど、パソコンに取り出した画像もメチャ鮮明でした。
以前に同じこの病院で癌の手術を受けた時の映像とは比べ物になせないほど鮮明でした。
今回、全部で12個の「できもの」が有り、それぞれ気持ち悪い色と形でした。
それらを超音波で焼き切ったので、身体の中は火傷の跡が有るという事になります。
年末から約三カ月、、、ホンマにテンションだだ下がりの日々だったが、一気に晴れ晴れした気持ちになった。
たとえどんな病気で有ろうとも、必ず晴れ晴れした日は来ると癌の手術の時も思い込むよう努力した。
そうするしかないし、本当に必ずいい日は来る。
医療は進んでいます。
今、病気と闘っている人も大勢居てると思いますが。
物は考えようで、今病気になったのは不幸中の幸いで、もし30年前になっていたら、今とは違う悪い道をたどる事になる。
まっ、病気にならないのがベストなのは言うまでも無いけどね。