

気の合う友達だと、オッサン同士も悪くない

話の内容はゴルフと夜の街の女の子と、大体相場は決まっています。
それでも話は尽きない、なにぶん付き合いが長いので、大昔の事から最近の事まで話題に欠くことは無い。
今日も長年付き合っているその友達と喫茶店で午後の2時から4時まで、たわいない話で過ごしました。
喫茶店の暇な時間帯とは言え、かなりの長時間です。
そこで思い出話に花が咲いたのですが、その内容はかなり若い時の話しで、2人で東京に行った時の話しでした。
・・と言っても、東京での思い出話じゃなくて・・・。
その帰り道の話しでした。
車で行ったのですが、遊びすぎて手持ちの資金が少ないし銀行には残が無い

帰りは遠距離です。大阪まで着けば友達に借りる事も出来たのですが、、、、そこまで行けるかどうか怪しい状態。
そこで高速道路は使わず一般道で・・・・
いくら若いと言っても東京から大阪は遠い、、、、途中、藤沢市に着く少し前に・・・・。
どちらが言い出したかは不明なのですが・・・
「何処かのピンクサロンに行って、女の子を口説いて今夜は泊めてもらおう。」
こんな馬鹿げた話しが出た。。。。でも、2人は合意した。
もう、ここまでで普通じゃないし、2人ともアホでしょお~。
話はすぐに実行です。
藤沢市の駅の近くに車を置いて探索です。
運が良いのか悪いのか、すぐにキャッチの兄ちゃんと出会い 「30分1000円で

もちろん、それが誘いで店に入ると次から次と料金が上がる事は知っていたのですが・・・
そこは若さで、、、怖いもの知らずと言うか、もう金も無いし失うものはないと言う居直りで・・・。
入店にあたり2人の間で二つの決め事が・・・・
どんなにブスでも一生懸命口説く事、、、、30分で決着を付ける事。
私達は別々の席につき、それぞれが女の子を口説いた。
私は3分でダメ

そして薄暗い店内で友達の方を見ると・・・なんだか盛り上がってる

私は心の中で 「もしかしたら・・・」と期待した。
約束どおり30分で店を出た。
もちろん店の兄ちゃんにかなり引き止められましたけどネ・・・そこは強引に

店から出て

「閉店後にこの車の所に来る」と言うのです。
私は「やるなぁ~」と言ったのですが、友達の顔が歪んでるんです。
事情を聞くと・・・・強烈なブスらしい(笑)
私は嫌がる友達を一生懸命説得です、なんせ今夜の宿がかかっているのですから・・・
その女の子は小鳥のピーちゃんも一緒で良いなら、別の家を借りるとまで言ってるらしい。
私は「ああ、ワシは藤沢の土地は知らないけど、それも人生だ良いじゃない。」と・・・。
今思えば私もけっこテキトー男です。
私は運転席で、彼女を向かえる彼は後部座席で待っていました。
約束の時間が来ると、車のバックミラーに女の姿が・・・・・
「オッ、ホンマに来たぞ

すると友達が大声で
「頼む


私は 「そんなん女の子が可愛そうじゃ。」・・・(本心は寝る事が出来ず自分が辛いんですけどネ)
それでも友達の声は段々と大きくなり、最後には怒るように 「とにかく出ろ

仕方なく出発です。
すぐに国道に出て、大阪に向かって一般道を・・・
その道中は約束が違う

友達は「お前こそ簡単に諦めた」と反撃です。
そのお陰なのか、意外と大阪まで疲れずに着きましたネ

こんな話を思い出して盛り上がるのですから、我々もオッサンになってしまった証拠かもネ。
今では友達も家庭を持ち、子供も成人しています。
私は・・・今でもテキトー男です
