戦後の日本では関係の無い言葉となった・・・内乱・戒厳・弾劾、、、
そんな言葉の洪水になってる韓国で、とうとう現職の大統領を拘束した。
これが今後の韓国の政治にどういう意味を持つのか・・・
事が大騒ぎになったのはユン大統領による戒厳令。
※ 戒厳令・・政府や司法の全て、もしくは一部の権限を軍に移す。
この戒厳令の権利は大統領が持っていて、それを使った訳ですが。
そのこと自体が違法だとか、その手続きが違法だとか言われています。
そして裁判所が憲法違反だと判断した事で、反政府政党は勢いが付いた。
その反政府勢力(野党)の方が議会では人数が多く、勢いは増すばかりで韓国民も同調した。
しかし、ここに来て与党を応援する国民が盛り返し、両者の支持が40数%と拮抗していて混迷をさらに深めています。
そんな状態の中で、遂にユン大統領が拘束されました。
韓国には「高位公職者犯罪捜査庁」と言うのが有り、その部署が拘束した。
日本では検察庁特捜部にあたるのでしょうか。
現在、韓国の大統領の地位は代行の代行が行っています。
ユン大統領に続き、次の代行も弾劾にあいクビで、その次の代行大統領です。
個人的にはユン大統領で良かったと思っていただけに、次はどうなるのか気がかりです。
何故、ユン大統領で良いかと言えば、それは外交で交わした約束(契約)を重視する大統領だからですね。
このユン大統領のおかげで「慰安婦問題」はほぼ消えかけていました。
それが野党の躍進のおかげで、また言い始めています。困ったものです。
野党の方が議会で人数が多いし、ユン大統領は拘束されたし・・
この先は最大野党のリーダーが大統領になって韓国を引っ張って行くのかと言えば・・・そう簡単ではないんですねぇ~
その野党のリーダーも裁判にかけられている状態で、有罪判決が出る可能性が高いんです。ただでさえ韓国の大統領は悲惨な末路が待っているのに、最初から犯罪者だと、その行方に希望は無く、不安定な国になってしまうでしょう。
拘束は48時間、これで釈放されればユン大統領の巻き返しの可能性が少し残るけど。逮捕状が出れば20日間の取り調べが始まる。だからと言ってユン大統領が容疑を認めたりすることは無いが・・・「逮捕」を裁判所が認めたと言う事実が大きくて、失脚する可能性が大きくなります。
ただ、日本人の印象では、韓国の国民は政治家や財閥の関係者に対しては、小さなミスも許さず激しい抗議をするイメージが強いのですが・・・
最初の方で言った与党(ユン大統領)の支持率が回復している点に注目したい。
これは国民が国をバラバラにし不安定にしているのは野党だと。。。
支持・反対の二択ではなく、国の安定を希望する国民が増えている証だと感じます。
日本にとっては親日家の大統領の方が都合がいいのは言うまでもない。
防衛上も韓国との友好関係は非常に大事です。