NHKのテレビ「家族に乾杯」は長年見ている大好きな番組です。
同居家族の無い生活だから、、、、では有りません。
知らない人と人が会い、そこで生まれるやり取りが生きてるそのものと感じるのです。
若い時(12~18才)は一人で放浪の旅を何度かして、その時の出会いは今でも記憶に残っています。
色んな風景は忘れても、見知らぬ人たちとのやり取りは鮮明に覚えているんです。
今思えば小学6年生の終わりに、無計画での旅を母親がよく許したものだと思ったりもします。
信頼していたのか、諦めていたのか・・・それを聞かずじまいでしたが・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
家族に乾杯もコロナの影響でロケが出来ないので昔の放送を振り返る内容になっていますが。
こう言うのって羨ましいですよね。 テレビ・そして有名人と言う事で相手の人も、その時の事をしっかりと覚えているので、思い出が一気に蘇る。 私たち一般人には出来ない事です。
若い時、、、
冬場で新潟に近い富山で、腹をすかして食堂を探しながらトコトコ歩いていたが、歩道と車道の間には身長より高く雪が山盛りになっていて視界が殆どゼロ。
なかなか食堂を発見できなかったので、雑貨屋さん風の店に居てたおばさんに「近くに食堂は有りませんか?」と尋ねると、、、、「この辺には無い。」 「数軒先に食料品店が有るから、そこで袋麺を買って来な」と
言われるままにインスタントラーメンを買って戻ると、そのオバさんが作ってくれました。
腹は減ってるし寒いし、、そんな時に見知らぬ人の家の玄関先で食べたインスタントラーメンは最高に美味い![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
直江津市(現在は上越市の北部)から山に向かっての国道を歩いていると、数十メートル先で車が止まった。
横を歩いていると車中から 「何処まで行くの?」、、、、「軽井沢です」と答えると
「途中までになるけど、乗っていく?」と。 私は大助かりと同乗させてもらった。
車は女性2人だった。色々と質問される形で話は弾んだ、、、そして、女の人達は予定を変更して軽井沢まで行ってくれる事になり。私はユースホステルで泊まり、その人たちは何処かで泊まると。 翌日も色んな所に同行してもらい善光寺も一緒に行ったりしました。 その人たちは喫茶店の経営者で休日の小旅行の最中だったらしいけど、変わった少年と会って予定を変更する事にしたらしい。。。。元気にしているだろうか。
滋賀県で車に乗せてくれ、食事もおごってくれたトレーラーの運転手。
鎌倉で見知らぬ私を泊めてくれた幼稚園の人達。
北海道の摩周湖からの帰り、停留所でない所でバスを止めて私を下ろしてくれたバスの運転手。
宮崎県で「四半的」を2日にわたって紹介してくれた人々。 等々、、、
見知らぬ人との出会いは予想外の事の連続です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_s.gif)
今はコロナの影響で普通の旅行もままならない。接する人も限られる様になり、新鮮な気持ちにはなかなか成れません。
せめて、その気分を少し味わえる「鶴瓶の家族に乾杯」は楽しみの一つです。