NHKのニュースまで放送された俳優の交通事故。
被害はオートバイの運転手が怪我、同乗者が骨折。
決して小さな事故とは言いませんが、これだけ大きく報道されるのは加害者が人気俳優だったと言う事でしょう。
芸能人には疎い私ですが、この伊藤健太郎の事は最近に何度も見ているので、直ぐに名前と顔が一致しました。
映画が始まるのも有り、その宣伝の為に色々なテレビ番組に出演していた。
交通事故に関しては、その時の速度・信号とか、この場合は回転して良い場所だったのか・・・
そんな事故原因が大事です、、、、普通の場合は・・・
しかし、どんな事故でも 「逃げる」と言う行為が含まれると話は違ってきます。
事故はあくまでも過失。
「逃走」はその人の意思です。
「気が動転して・・・」 逃げた理由として、よく言われる言葉です。
気が動転していても逃げる判断は即座に可能なんですから理由にはなりませんね。
この伊藤健太郎を見た時に 「ゴルフの石川遼の若い時に似てる」と思ったのでよく覚えていました。
テレビから感じる雰囲気は好感が持てて良い感じだっただけに余計に残念です。
事故は運転技能、逃走は人格を問われます。
ここで言う運転技能はレーサーの様な技能ではありません。
レース場と違って市中で走る車の運転手は色々です。
自分は運転が上手いと勘違いしている者もいれば、恐々運転している人。注意力の乏しい人。想像力の無い人。
反射神経の悪い人。変則的な自分の癖に気が付いていない人。
免許の試験に合格すると、自分の運転はどうなのかと検証する人は少なく。何年も運転しても、何万キロも走っても運転技量が上がる事は有りません。
私は車が好きなので、今までに60万キロは軽く走っています。
それでも運転の技量が上がったと思ったのは30才を超えてからです。 18~20才のころにラリーに参加したりして、ソコソコ運転は上手いと思っていたけど・・・間違いでした。
事故にならなかったのは「運」が良かっただけ。
安全運転・・・前や横はもちろんですが、後方の確認をして運転を考える事に余裕をもって行う。
それだけじゃまだ不足です。
運転中のリスクを正しく想像して準備しておく。
もう一方の人格の方ですが・・・
逃げないズルさを知るべきです。
事故の相手の事を心配して、その場でやるべき事をやる。
それと自分に非が有る場合でも、逃げない方が単なる事故で済みます。
車の事故なんて毎日どこかで発生する日常的な事です。
例え相手の為じゃなくても良いんです。自分の為に逃げないのでも良いんです。
心の中はどうであれ、そこに救護する人が居れば全力で救護する。。。それだけです。
この件に関して伊藤健太郎が所属する会社はどう対処しているのか疑問を感じます。
少し前にも接触事故を起こしているらしいし、、、運転能力に注意するべきではなかったか、、、
運転能力で大事なのは車の操作ではありません。若い人は注意力・想像力にかける人が多い。
危険を注意力・想像力で回避せずに、運転操作で回避できると思っているのです。
万が一、事故になった時にはどうすれば良いのかを厳しく言っていたのだろうか・・・
一般の人達が受けるペナルティーより、はるかに大きい社会的制裁を受ける立場の人が所属する芸能事務所。
危機管理が弱いと言うか、、、その意識が元々ないと言うか、、、すこし所属事務所にも疑問が湧いてきました。