
今日は晴れ。今朝は東の空に薄い雲がかかっているものの、青空が広がって、朝日が射し込んでいる。今朝の気温は22℃で、朝晩めっきりと涼しくなってきたことを感じる。風はほとんど無く、湿度が高くて、空気がシメシメと感じられた。
週明けの朝の通勤電車は混んでいたが、電車の冷房が心なしか強く感じられる。新宿駅に到着して電車の外に出ると、暖かい外気が全身を包み込んで、冷え切った体を温めてくれる。上空はスッキリと晴れていて、気持ちの良いくらいに青い空が広がっていた。
日中は上空の所々に雲が浮かんでいるものの、青空が広がった。昼頃から強い南風が吹いてきて、昼間の最高気温は32℃まで上昇し、3日連続の真夏日となった。強い日射しが降り注いでいる上に湿度が高く、お昼に外に出ると、もわっとした空気が全身を包んだ。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。仕事を終えて職場を出ると、新宿駅から中央線快速電車に乗って武蔵境駅で下車した。先日、「とき卵チャーシューメン」を食べたラーメン屋「大山家 本店」に行った時に、見かけたラーメン屋に行くことにする。
改札を出ると駅南口に出た。目の前に見えるイトーヨーカドー武蔵境店西館の右に回って、かえで通りの1本西側の通りを南に歩いていく。境南通りとの交差点を越えて3分ほど歩いていくと、右手にラーメン屋「らーめん 川喜屋」がある。今日はこの店に入ることにした。
店に入る。店内は中央と奥に厨房があり、中央の厨房の周囲を囲むようにカウンター席が8席L字形に配されている他、左手手前の壁に面してカウンター席が3席配されている。とりあえず、壁に面したカウンター席に座った。
卓上には一味唐辛子と酢、コショウといった調味料の他に箸と楊枝、メニューが置かれている。また、中央の厨房を囲むように設けられたカウンターの上にはティッシュボックスが置かれていた。
メニューは「濃厚魚介つけ麺」「煮干しらーめん」の2種類の麺類と「チャーシュー」「メンマ」「味付け玉子」の3種類のトッピング、「半ライス」で構成されている。「濃厚魚介つけ麺」は並(200g)と中(300g)が同価で、大(400g)が100円増しになっている。
注文したのは「濃厚魚介つけ麺」「大」と「半ライス」である。女将さんから「つけ麺は温かいの?冷たいの?」と聞かれて「冷たいつけ麺」を注文した。
料理を注文すると、席を立って、入口右手に置かれた給水器の前に行く。給水器の上に並べられたコップを1つ手に取ると、給水器で冷水を注いで、まずはゴクゴクとお冷やを飲み干してしまった。再び、給水器で冷水をコップに注ぐと、コップを持って席に戻る。ちなみに給水器の隣には新聞がいくつか置かれていた。
10分ほどして、つけ麺が運ばれてきた。続いて、半ライスも運ばれてきた。
麺は太麺でレンゲが添えられている。
焦げ茶色のスープの表面には膜が張っている。スープの中には小さいチャーシューが7枚とメンマ、刻みネギ、柚子皮、カイワレが入っている他、海苔が1枚浮かべられていて、その上に魚粉が盛られていた。
半ライスは小さめのお碗にご飯が盛られている。
さっそく箸をとって食べることにした。まずはレンゲでスープを少し掬って口に運ぶ。とろみがかったスープはドロリとしていて、濃厚な魚介ダシで美味しい。スープに入った刻みネギに柚子皮が食感のアクセントになっていて、鼻腔にほんのりとした柚子皮の清涼感が広がった。
まずはスープに入っている各種具材でご飯を食べることにした。最初に海苔をスープに浸して、ライスを巻いて食べる。少し塩が利いたスープをたっぷりと含んだ海苔で巻いたライスは、それだけで結構美味しい。もう少し海苔が欲しいくらいである。
海苔の次はチャーシューをライスの上に載せた。薄くて小さいチャーシューは赤身と脂身の割合がは2:1くらいで、口に入れると、ハムのような食感である。スープをたっぷりと吸ったチャーシューは、かなり美味しい。チャーシューを食べながら、ライスをかき込んだ。チャーシューを食べてしまうと、更にメンマでライスを食べる。メンマは味が良く染み込んでいて美味しかった。
最後にレンゲ1杯分のスープをライスに注ぎ、サラサラと残ったライスをかき込んだ。
いよいよつけ麺を食べる。麺をスープにたっぷりと浸けて口に運ぶ。麺はコシがあって1本1本がボリューミーである。コシがあり、つるつるとした喉越しで美味しい。麺を食べていると、スープが麺にたっぷりと絡んで口の中に入ってくる。弾力のある歯応えで美味しかった。
麺を食べていると、どんどんスープが減っていく。スープのお替わりができるのかどうかは分からないが、スープを大事に温存しながら、麺を食べた。あらかた麺を食べ終える頃にはスープもお碗の底に少しだけ溜まっているだけである。
ここでスープ割りをもらう。スープ割は「だし割り」と書かれたポットで提供された。このスープ割は、かなり濃厚で旨みが濃くて美味しい。これをライスにかけたら、ダシ茶漬けみたいで美味しかったかもしれない。このスープ割りをお碗に少し注いで、箸でかき混ぜて飲み干す。お腹もいっぱいである。
コップに残った冷水を飲み干すと、席を立って代金を払い、店を出た。
店の前の道を北に歩いて、武蔵境駅に向かう。夜になって、再び北よりの弱い風が吹いてきて、気温も若干下がったようだが、空気もシメシメと感じられて、蒸し暑く感じられる。駅に着く頃には汗が額に浮かび、タオルで汗を拭った。
武蔵境駅から再び中央線に乗って帰宅の途につく。家に着くと、インナーのシャツがぐっしょりと汗で濡れていた。さっそく風呂に入って、汗を流した。ようやくスッキリとした気分である。