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クロックサンダル

2019-07-25 20:56:39 | 日記

<クロックサンダル>

Several years ago, I threw a red sandal into the river from the top of the bridge in a gloomy mood.I felt relieved to think that you had picked it up.

 

数年前,私は憂鬱な気分で橋の上から川に赤いサンダルを投げた。私はあなたがそれを拾ったと思って安心しました。

 

 これはある方に書いたメッセージです。

 数年前に東京に旅行に行きました。東京を歩き、下北沢の通りを歩いていた頃には、履いてたスニーカーがきつくなって、サンダルを求めました。

 季節は9月が過ぎてましたので、靴屋さんも街中でも歩けるようなサンダルはごくわずかになっていました。けれど、やっと自分のサイズにあったサンダルが赤いクロックサンダルで、赤色と言っても男性でも履けるような色とデザインで、クロックサンダルでも、それなりの値段でちゃんとしたものでした。

 靴屋さんは、親身なって僕のサンダルを探してくれました。履き替えただけで気持ちがすっきりし、いい買い物ができたと思いました。

 しかし、足の痛みはなかなか消えませんでした。帰宅後は、心まで痛むように募って、ある日、その赤いサンダルを橋の上から川に投げ、身代わりのように犠牲にしてしまいました。

 それで憂鬱な気持ちが晴れたわけでもありませんでした。ただ単に、貴重で高価な物を投げ捨てることによって、自分なりの主張をしたつもりでいました。

 一度だけではありません。その後、また同じように自分が履いていたクロックサンダルを川に投げ捨てています。今、家にあるクロックサンダルは、一足だけになってしまいました。

 なんて愚かなことをしたんだろうと思います。

『私はあなたがそれを拾ったと思って安心しました。』こんなのは言い訳です。言い訳にもなりません。

僕の過ちです。ごめんなさい。I'm sorry for my mistake.

 

 


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