更新! 今回は買った掛け軸を自慢したいので動画です〜。
— みうらじゅん公式サイト (@miurajun_net) September 14, 2020
『ラジオご歓談!特別動画編 vol.30〜じゅんちゃん、掛け軸とアメリカンドリームの巻〜』|みうらじゅん×いとうせいこう #note https://t.co/Q82LdzTXL6
新作アップ! 今回の写真はザッパっぽい...?
— みうらじゅん公式サイト (@miurajun_net) September 28, 2020
『ラジオご歓談!vol.31〜じゅんちゃん、机上の空論と免許証の巻〜』(リモート収録)|みうらじゅん×いとうせいこう #note https://t.co/Oe9NT95qfz
「ボナールはナビ派に接触する。なんでも受け入れ、影響されるなら、影響をおくさずうけようとする流暢(りゅうちょう)さ、そして何よりも、若さのためだろうね」
≪ゴーギャン《黄色のキリスト》≫
「ボナールはナビ派で有名だけど、ゴーギャンはどういう人?」
「ゴーギャンの作品は‥‥‥ もっともわかりやすい例をとって言えば、黄色の十字架上のキリストとそれをあがめる素朴な農民たちを描いた作品‥‥‥ ゴーギャンは農民たちがキリストを信仰するさまに感動しているのであって、ゴーギャン自身が同じようにキリストを信仰してるわけではない。といって言い過ぎなら、ゴーギャンは知識人過ぎて、農民たちの素朴な信仰に同情を示しながら、彼自身はそれを客体としてとらえてる。ゴーギャンにとって、それは追憶的、記憶的または理論的なものであった。ゴッホとの仲違いも、おそらくそのあたりにあったが、ボナールもまた、そうしたゴーギャンの心情に対しては、ゴッホとは別の意味で、正反対である。ボナールは無意識に感得したことを意識にまで昇華させる天分を持っているのさ」
≪白い下着の少女トルソ・ボナール≫
「もう。あたしのいないところで‥‥‥」
「ばら色のほとんど平塗りの裸婦が、白いチェックのある濃い青の下地の上にのびのび横たわってる。裸婦はヴォリュームがある」
「全体の構成のため顔は物理的に小さいが、それを感じさせない大きさがある」
「平塗には違いないが、先にも言った一筆描きのデッサンが少し離れて見ると十分な奥行きをみせるように‥‥‥」
「この構成はすぐれている」
「デッサンという言葉をひろくとって、色によるデッサンといってもよかろう」
≪ばら色の裸婦・マティス≫
「カット!!‥‥‥あ!ライン、ライン‥‥‥【カットです(スタンプ)】」
「ッたく‥‥‥」
「‥‥‥」
『リモート・ボナール』小舟遊びーボナール夫人