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旧える天まるのブログ
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安全地帯 CM 詰め合わせ

2020-12-07 21:31:17 | ミスDJ神セブン

安全地帯 CM 詰め合わせ

 12月13日は『安全地帯神セブン』特集ということで、『安全地帯CM詰め合わせ』からご紹介いたしました。ひとつめのタイヤのCM。あの頃は冬タイヤはスパイクタイヤが主流で、僕が運転し始めた頃(1986.1987)はまだスパイクタイヤ規制が本格的ではなく、冬タイヤはスパイクタイヤを購入してました。ただ、スパイクタイヤによる粉塵問題は盛んに報道されていて、1988年ぐらいからスタッドレスタイヤの移行はスムーズに行われてました。

 もともとスパイクタイヤは高収入家庭世帯が履いていたタイヤで、それ以下はスノータイヤ(スパイクのないタイヤ)安価なタイヤにチェーンをつけて冬場は走行してました。うちの家庭もスパイクタイヤは履けない家庭でした。

 1986年に冬タイヤを購入した時は、憧れのスパイクタイヤもありましたが、買ったのは二本。残りの二本は当時売り出し中だったスタッドレスタイヤを購入し、予算をタイヤ二本分から抑えて、当時知人から3万で買った車に履いたことが冬タイヤの始まりでした。あの当時、まだ、スタッドレスタイヤに信頼性がなかったので、タイヤ屋さんでも安価な設定でした。今のように「説明は控える」ってこともなくて「スノータイヤ(スパイクの無いタイヤ)よりゴムを柔らかくして滑りを抑えるようにした」と、説明していただきまして、それでもまだ信用はできなくてスパイクタイヤを始めに二本買ったわけです。今なら「説明を控える」と責任転嫁され、ごり押しで高い冬タイヤを買わされ、財布の中身だけが冷えてゆく時代が多数派なんでしょう。今年はコロナ渦で冬タイヤも交換出来ずにいる世帯も多くいるのではないでしょうか。

 『安全地帯』を一言で言えば、オシャレ(ハイカラ)な音楽性とイメージで男女ともに購買意欲を高めたバンドだったように思います。まず、男性化粧品を世にひろめたバンドのひとつではないでしょうか。ボーカルの玉置さん。話題はいつもお顔のお化粧でした。一般ウケするようなお顔のお化粧で「男でも化粧してもいいんだ」と、そう思わされもしました。マンダムで有名な『ギャッツビーメンズフェイスパック』は、僕が若い頃はよく買いました。男性がお顔のお手入れすることが一般的になったのは『安全地帯』が出てきてからのことだと思います。

 あとはファッション。70年代はジーンズに裾を拡げたラッパズボンが主流でした。フォークグループからアイドル歌手までみんなラッパズボンと。中にはロンドンブーツを履いてましたでしょうか。中学に入学したのが1980年で、そのときの生徒手帳の校則が『ラッパズボン禁止』と書いてありました。1年生の1学期ぐらいにお兄さんがいた生徒だったと思うのですが、不良のマネ事でラッパズボンの制服を着て教室に来たことを思い出されます。その後、すぐにツッパリブームがあり、ラッパズボンは一気に吹き飛んで、長ランに太ももから太いズボンが若者(学生たち)には人気になりました。ラッパズボンは1980年を境に時代遅れのファッションになりました。

 それから不良(ヤンキー)を除いて、外着、普段着はトレーナーにストレートなズボンが一般的でした。僕が高校に入った頃は短ランが流行ってて、それにボンタン。足首を細くしたスタイルがお坊ちゃまクラスではよく着ていました。

 その時代に合わせて『安全地帯』が登場し、これまでは長方形なファッションから逆三角形。肩幅は広く足ものが細いファッションがトレンドになりました。ファッションによる購買意欲は景気の底上げにもなっていました。 

 僕は当時から二宮尊徳ではなかった。教科書を読まずに見たあの時代の景色です。早く言えば、バブル世代を象徴したアルマーニとでも言って言ってたのかな。ジャッケットスーツに足首の細いパンツ。それが『安全地帯』特徴であり、バブルファッションの発信的な存在だったと、今振り返れば思います。

 『安全地帯』をちょっと乱して出てきたのが『一世風靡セピア』なようにも思います。整った衣装とは対照的にルーズなスタイルの発祥が宮藤官九郎で、もともとバンカラな高校に在籍していたので。バンカラスタイルも『安全地帯』が出た時代は一目置かれてました。なんでもボロボロにして歩くといったことが注目され、トレーナーを裏返しに着るのが若い男性の間で流行しました。靴下も半分履いたぐらいにしてるほうが不真面目な感じで逆に自由っぽかったり。気が付けばルーズソックスが女子高生の必須アイテムになったりと、ルーズの発祥は宮藤官九郎と言っても過言ではありません。『ふざけたことが好き』。それを僕たちがマネして流行ったんです。今でもあの方はルーズな服装をよくしてますけど、あの方は気が付かないでいるだけです。『ルーズソックスの先駆者』だと。

 不真面目=自由ではないと思いますが、『説明を控える』ことを自由にやって、自由をもて遊んでいることにもうんざりです。

 『ラジオを聴いてれば感染はしない。ミスDJを聴いてれば感染しない濃厚接触』『VIVA濃厚接触』

 僕を感染者扱いしておいて、下北沢で集団散歩ですか、どの口が言ってたんでしょうね。こっちはPCR検査すらまともに受けれてないのに‥‥‥。最近、テレビドラマとかも観ていて、観てる分には楽しいのだけれど、『あの方々は特別にPCR検査を受けてるんだろうな‥‥‥』と、『特別に扱われているんだろうなーー』と、ふと思うこともあります。

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