やる事の基本は他のゲームでも一緒です。
「「ワイルズ」で使用するPCを、できるだけ低価格、その割には高パフォーマンスを出したい」作戦ですが、βテスト版での「高」要求スペックを見て驚きました。
予想以上に低いのですね。
なもんで、「Radeon RX 7700XT」を使用した、「パソコン工房」の19万円でちょっとお釣りが来るPC2台(もっと安いの1台ありますが、CPUの関係でこれのどちらかが良いです)か、「マウスコンピューター」の23万円PC(こちらは全く文句無し)で、どんなに最低でも、WQHD環境の画質「高」状態で60fpsは出てしまうのでした(毎度書いていますが、「FSR3」と「フレーム生成」は必須です)。
しかも、これは「AFMF2」を使用しないでの条件です。
「AFMF2」を併用すれば、もっと行きます(多分)。
それでですが、「ARMORED CORE6」を例として、「AFMF2」を実際に使用した場合の調整方法を挙げていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/09/534e3230e4f08834fe65213b1a2cdf7c.jpg)
キーボードコンフィグの影響で、撮影時に「アサルトブースト」が発動しています・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/7f/0bb7440711ee3177c24103d8c5cef9a0.jpg)
右上の、fps計測などを拡大。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/57/72177a8f09def42bc633f5931e87d9e3.jpg)
画質をここまで上げてあります。(映像品質が「カスタム」になっていますが、レイトレーシング以外は「最高」と同じ設定)
元々は、無理をせずFHDの「最高画質」で遊んでいたのですが、フレームレートが240fps行くなど(本来の上限は120fpsなのですが、「AFMF2」の影響で2倍近く出ています)、明らかに軽かったため、解像度を上げました。
この結果、240fpsには届かなくなりましたが、それでも152fps出ています。
当然、重いシーンもあるので、これくらいの余裕は見ておくべきでしょう。
現在、快適に動作しています。
何が言いたいかと言うと、要は「ワイルズ」でも同じ事をする訳です。
フレームレートを見て、PCに余裕がありすぎる場合は、グラフィックオプションの質を上げたり、解像度を上げたりすると。
使用しているディスプレイの、最高性能まで引き上げられたら理想です。
それで、肝心な、fps表示の仕方ですが、「AMD Software」が(バックで)動いている状態で、「Shift + Ctrl + O(「ゼロ」でなくて「オー」)」です。
引っ込める時も同じ操作です。
「AMD Software」が動いているか確かめる為にも、「ワイルズ」を起動する前から動作させておくと良いと思います。
ちなみに、モニタリング機能を表示させる場所などは、設定で変えられるのですが(デフォルトは右上)、ちょっと設定が面倒なので、これは必要になったら検索してみて下さい。
実は、このモニタリング機能、非常に重要で、「AFMF2」によって引き上げられたフレームレートは、他のソフトでは計測できなかったりします。
なので、「低価格で高パフォーマンス」を目指す場合には、このモニタリング機能使用は必須となります。
それで、「AFMF2」を使って、例に挙げたPC3台で、「ワイルズ」でどれくらいパフォーマンスが出るのかですが、正直な所、解像度がFHDならば、画質「高」では余裕で120fpsは出せるのではないでしょうか(保証は無いです)。
何しろ、「Radeon RX 7700XT」は、βテスト版での画質「高」の推奨グラフィックカードなので。
当然、1クラス上の「ウルトラ」も視野に入ってきます。(当然ながら、こちらも保証は無いです)
「それだと過剰スペックなので、もっと安くできるのでは?」と言う声もありそうですが、これより下の「Radeon RX 7600XT」にしてしまうと、今度は「ワイルズ」の一般的な推奨環境を下回ってしまうのです。
流石に、推奨環境未満を勧める訳には行きません。
それくらい、「7700」と「7600」の間には性能差(と価格差)があります。
グラフィック設定について、このあたり、若干試行錯誤が必要となりますが、何しろ本来ありえない領域の低価格と高パフォーマンスを追求するので、ある程度の苦労は仕方がないです。
ただ、「AFMF2」によって、価格以上の効果を得られるのは間違いないです。
ちなみに、もう一つ。
肝心な「AFMF2」が正常に動いているかですが、「ワイルズ」起動時に、右上に「AMD Software」から報告が来るはずです。
動いていれば、「AFMF2」の正式名称「AMD Fluid Motion Frames 2」にチェックが入っています。
快適な「ワイルズ」環境を手に入れられればと思います。