朝、NHKをつけていたら
夜に「量子もつれ」に関する番組があるのを知り
理学部専攻だった夫は「これ見たいなぁ」と言って会社へ。
早めに返ってきた夫、忘れずにテレビをつける。
我が家は、テレビは興味がある物は録画して
後で見ることが多いのだが、我慢できなかったらしい。
門外漢の私にでも分かりやすく(夫とは理解の深度は違うと思うけれど)
面白かった。
最後に、夫が「でも、根本が分からないのに現象だけで構築する事に
科学者達は不安にならなかったのだろうか」と言っていた。
まぁ、確かに科学者視点としては、解明できない事は仮説だものね・・・
私の父は医学博士だったのだが、思考するミトコンドリアという仮説の下、
話を作ったら・・・という話をしたら
(アシ先の大御所漫画家先生と盛り上がって一緒に話を作った)
「それはありえないから話にならない」とはねつけられた。
しかし、あくまでも、漫画のネタという事で色々目を瞑って貰って
あくまでもフィクションとして話を聞いて貰った。
すると「面白いことを考えるね」と、その話自体は興味を持って貰えた。
(後日、チンケな小説が先に出回ってしまい、発表の場を失ったが)
フィクションとしては、正直上手いこと騙くらかす事ができれば
何でもありだが、科学者としては、どうなの?という話である。
原子力も同じような状況で使っているもんなぁ・・・
まぁ、解明自体も本当に解明できているのか?という話でもある訳で
考えれば考えるほど怖くなってくるね。
でも、怖いからこそ、覗いてみたい世界でもある。
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