朝日新聞デジタルに、イギリス人が投稿していた。
日本では、法律はあってもないがごとし。「信号機のない横断歩道は車優先」が現況。
彼の妻は日本人。彼女も停車しないそうだ。~夫婦でどうなんだろう、と心配になる。
その理由は、「日本人は人を待たせることを心苦しく感じる。停車してあげると、
慌てて渡ろうとして、反対車線の車に轢かれてしまうリスクが高まるから、
下手に止まらないほうがいい」と話すそうだ。
イギリスやオーストラリアでは、横断歩道に歩行者がいれば、必ず止まるそうだ。
東京オリンピックに訪れた外国人は、横断歩道で車は止まるのが当たり前と考えている。
事故が増えることを懸念している。
そこで当面の対策として、書いているのが、
1.2020年だけでも、歩行者優先のルールを徹底させる
2.日本では横断歩道では車は停まらないと空港で周知する
近年になく外国人の来日が増えている昨今、事故が増えているとのデータはあるのか。
この辺りが気になる。
ちなみに、取り締まりがあれば、減点数2、9,000円の反則金となる。
ウォーキング中の団体歩行時にも、無視できない状況にある。
たいてい歩行者を止めて、車を先に行かせ、車が途切れたことを確認して通行する。
こんな対応が多く、団体歩行のスムースな進行を妨げているのも事実。
車が停まって「どうぞどうぞ」と意思表示をしているにもかかわらず、旗で止めている。
呆れて、渡ろうとする人がでれば、リスクは余計に高まるではないか。
もちろん周囲の状況を確認した上でだが、旗を使ってはっきりと渡る意思を表明し、
堂々と渡った方が危険性は低減すると思う。
現実に、停まらない車が多いのは事実だが、道交法38条を知っている運転者は多い。
例会などでの団体歩行は、ウォーキングクラブの事業として行なっているのだから、
意識的な対応で安全な運営を徹底してほしい。