今日面白い話を聞いた。ごく狭い範囲でだろうが、私が病気で倒れたことになっていた。
先の「瀬戸内しまなみ海道W」での出来事を、わりに開けっぴろげに話したものだから、
一部の人が(たぶん思いやりも手伝って)脚色(大げさに)して伝えたらしい。
伝言ゲームなどでもそうだが、伝わっていく内に、脚色やたとえ善意の場合であっても、
誤って伝わっていくことは、よく経験するところである。
まして、関係が必ずしもよくない場合は、憶測やそうあってほしい内容が付け加えられ、
微妙に、あるいは大胆に、内容が変質して伝わっていくこともある。
そんなこともあってか、自分にとってマイナスなことや自慢めいたことには口をつぐむ。
心配をかけないために伝えない場合もある。親戚間では入院や手術はお見舞いに関わる。
先日の告別式で、家人の数年前の手術を伝えたところ、連絡してほしかったと言われた。
人の口には戸を立てられない。間違って伝わってしまえば、不徳のいたすところである。
座して死を待つか、出でて活路を見いだすか、いずれの道をか選ばん。
いつものアプリが不調で動かなかった。