再評価？TSF日記 カテゴリ【入れ替わりSchool Type】

自身のYouTubeチャンネルを開設してから約三カ月。
平成時代に一世を風靡した俳優のわりに、登録者数が現時点で1万人を越えず‥。少し寂しい気もするのはいしだ壱成氏。

以前の、カメラを通じて若い嫁とのイチャつき、あるいは四十を過ぎた男らしからぬ言葉遣いがイメージを落としてしまったのか、思ったほど話題になっていません（苦笑）
‥あえて彼をフォローするならば、後者にかんしては、もともと「中性的」な一面を持った役者ではありましたけどね。

そんな壱成氏が、かつて出演したドラマを回顧するコーナーがあり、白眉だったのは【放課後】について語る動画でした。
同ドラマは言わずと知れたTSF、学園もの男女入れ替わり作品の傑作。
そこでオンナを演じるうえでの苦労話や、主演のJK・観月ありさに対し、ガチに恋愛感情を抱いていたことを暴露するなど、実際にドラマを観てきた人たちのツボを心得たトークを披露しています。


【共演者との想い出】放課後より観月ありささん【いしだ壱成】




【放課後】【君の名は。】よろしく、同級生あるいは同世代の異性と入れ替わる学園ものならまだしも、以外の年代とのチェンジなら、通常は悲劇です（笑）
今から10年ほど前にアイエナジーからリリースされた【男女の身体が入れ替わる赤い糸2 香坂百合】。
こちらは女生徒と、男性教諭（おっさん）の身体入れ替わりでした。



実は二役だった彼女。天使姿も似合います

（C）男女の身体が入れ替わる赤い糸2 香坂百合


同年代以外でも、男子生徒と女教師が入れ替わるパターンが古来より常套、本作品はその逆！
‥少なくとも女の子の側にとって、絶対に避けたいシチュエーションだと言えそうですが、劇中の香坂嬢はそれを逆手に取ります。

そうしたエッジを効かせた内容も良く、学校というフィールド、学生ならではのイベント？を活かした仕掛けも秀逸で、色褪せずに、本作品は今でもたまに見返しますｗ
より具体的に書くと、一見清楚に見えた女子生徒の「裏の顔」を自らが入れ替わって知るに至り、入れ替わり「解除後」は、今度は女子生徒の方から関係を迫るのですけど、その理由は彼女がある弱味を握られてしまったからです。

香坂百合のオジサン演技と台詞センスの良さも格段に光り、さらに入れ替わり前後で、嬢に同じ行為をさせて「対比」させる手法を取るなど、その手のTSFとしては、けっこう功名な展開であったと回顧しますね。

前出の【放課後】とはまったくタイプのちがう、でも、わりとお勧めの学園ものです（笑）