俺らも一度は言ってみたい？ 『こーゆーただの可愛い巨乳が好きなんだよ‥！』

『かつての自分もあぁだったのかなぁ』


なんて、最新号のジャガーン‥‥決め顔で大マジメに告った淳平くんを見て、何か、いたたまれない気持ちになる。
そんな突然告ってくるような男を“告られた”オンナのほうは、いつも冷めた目で見ているのだろうか。
しかも、そ ち らの場合。本当は「中身」が♂の愛理ちゃんに向けて‥なのだと思うと、もう滑稽にしか映らない---


なんだけれど、
これに「キュンキュン」としてしまう偽・愛理ｗｗ

分からないものですねぇ。同様なシチュエーションが石野陽子版の【転校生】でも見られました。
そのときの偽・斉藤一美は、一笑に付しておりましたけど（笑）
ジャガーンでの愛理は我々の想像を上回るスピードで「精神の女性化」も始まっているようです....



（Ｃ）週刊ビッグコミックスピリッツ 2018年36・37合併号（2018年8月6日発売） [雑誌]


ココロの♀化‥‥。実際に“なってみた者”にしか分かりませぬが、愛理のカラダを乗っ取った彼の場合、元々の性格によるものも多分にあるでしょう。
ここなら周りいる人間たちが『俺を「主要人物」として扱ってくれる』 そうあらためて今までの自分との違い、愛理ちゃんの愛されっぷりを再認識しています。
もう一生？このカラダと付き合っていかなければならないのだという、現実的な側面もあるだろうし、このカラダ‥愛理のキャラ性を壊してはいけないといった殊勝な心理も、あるいは働いているのかもしれません。

これを裏付けるかのごとく、彼自身もやはり、心の奥底には愛理に対する想いがあったようで‥‥。
その好奇な目線が今号、ようやく“自分自身”に向けられました。 ‥いいぞ宿（彼の名前）、


それでこそ 真の男だｗ


‥彼は自らを、というか愛理を「たいへんイイ女である」ことを、しっかりと自覚している点が素晴らしいですね。
同居の女性をどこかで見下していたり、愛理を指して『ただの可愛い巨乳』と自称しているくらい（笑）

先週号の感想で、もうちょっと『素の部分が見たい』なんてことを私書きましたけど、現在（いま）の愛理は男性的な部分と女性的な部分が混在する若干「不安定な時期」で、図らずも今回は普段の彼女なら絶対に見せないであろう仕草や表情を、幾つも覗かせてくれています。

グッジョブだった宿‥‥順応性もたしかに大事ですが、どうぞこれからも“自分らしさ”は忘れないでいて下さいｗ