シャバーサナ(屍のポーズ)
すごい名前だよね。
屍になりきるのは簡単ではない。
結構さ、知らず知らず
こまかーくあちこち力んでて
頭の中もなんやらかんやら
浮かんできて
かんっペキに休まることは
ないみたいだ。
で、
一つ、また一つって
気づくたびに力を抜いていって
できる限りの空っぽになってって
気持ちだけでも
死んだつもりになって
そうして続けてやっていると
ああ、死って究極のリラックスなんだな
と思った。
何もしなくていい
何も考えなくていい
何も心配する必要もないし
(ていうかできないし)
そもそも何もない
そして、当たり前だけど
楽しかったり喜びや幸せも
感じることはない
生きているって
ただそれだけで
いろいろやることがある
考えることや思うこと
すること感じること
機能するあちこち
本当にいっぱいだ。
いっぱいすぎるんだけど
もうそれさえわからないくらい
生きているってことは盛り沢山なのだ
つまりだ。
ごちゃごちゃ細々
あってとーぜん。
それでいい。
っていうか、生とはそういうものなのだ。
いろいろあるからって
気に病む必要なんてないってことだ。
死という側から見ると
どんなに気楽そうな人も
どんなに深刻そうな人も
そう大して変わらないみたいだ。