銀河夢急行

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名鉄、初代スーパーロマンスカーのデビュー時は如何に??

2024年10月06日 15時00分57秒 | 鉄軌道

名鉄は1953年頃に当時のロマンスカー、モ3850形(3851F)をカルダン駆動に一時的に改造。また54年には、吊り掛け駆動のままながらも高性能車のエポックとみられる電制付きの2854Fを新造しています。
特に2854Fは私自身も高校生時代には主に“蒲急”“碧急”でよく乗り合わせたものでしたね。
そして54年暮れにはSR車の元祖たる初代5000系がデビュー。
当時はまだ近鉄名古屋線は狭軌で、しかもカルダン駆動車は全くいませんでした。
そして57年には5200系もデビュー。こちらは前頭部に貫通幌が付けられ、名古屋本線の一般特急はブツ6で編成されたとか。きっと、あの幌は有意義に使われていたことだろう。
この時点で、新岐阜〜豊橋の一般特急や急行は完全にSR車化されたらしい。
さて、私自身が電車に興味を持つきっかけになったのは59年4月にデビューした5500系ですね。あの味わい豊かなツートンカラー。今なお立派に通用しそうだが。うん。
その年の11月には近鉄名古屋線の標準軌化が完成。新ビスタカーの10100系や、8A系のルーツの一つとも言える1600系も登場しました。
しかしながら、名鉄5500系の一軍選手的な活躍はそう長続きせず、61年に7000系、63年には7500系がデビューすると、5000系列は支線にたちまち追いやられる羽目に。
64年から65年にかけては各務原線、小牧線、広見線、竹鼻線が相次いで昇圧。5500系は河和線や西蒲線など支線直通一般特急が主な任務に。どうも、その頃から前頭部幌を全く使わなくなったらしい。碧南駅にも64年頃には既に顔を出していたとか。
さらに、76年暮れにデビューしたAL車並みの走行性能の6000系は、当初から敢えて一軍選手を目指さず、専ら二軍選手的な活躍に。確かに一時的には名古屋本線の一般特急や急行にもよく使われ、豊橋駅にも顔を出してはいましたが。
…………さて、あれから半世紀。間もなく9520番代や9120番代がデビューしようとしていますね。
さて、前頭部幌はどう有意義に活用されるのかな?
今の3500系も徐々に支線ワンマン運用に追いやられつつありますね。持ち前の高速性能を生かしつつ、まだまだ豊橋駅にも顔を出してはいますが。
…………リンクを貼らせて戴いたブログはその参考資料です。情報提供、誠にありがとうございます。