例年ならば、JRグループ全社も含め、各鉄軌道輸送事業者は新年度事業計画を大々的に公表し、またネットワーカーの皆さんも多彩な講評をする時分。しかしながら、今回は新型コロナウイルス禍もさることながら、ウクライナ🇺🇦情勢の悪化もあってか、名鉄やJR東海、名古屋市交通局などを除けば、本投稿時点では特に公表されていないようですね。
名鉄では今回は東岡崎駅周辺や知立駅周辺の再開発計画もそうだが、大きな目玉は私自身は金山駅でのホームドア整備事業だろうと思いますね。
ちなみに、車両の新造計画は6000系の淘汰が一段落を過ぎたのか、大した規模でもありません。
名鉄金山駅でのホームドアについては、新年度内の段階では、まだまだ設営とまではいきません。ただ、何らかの測量作業は始まるようだ。
と言うことは、既に具体的な仕様や型番、システム内容などは、もしかしたら既に決まっている?? それならば、なるべく早めに内容を公表すべきだろうね。次期看板車両の構想とか駅周辺の再開発事業、新規観光等事業とは自ずと全く次元が違うだろうし、金山駅付近には盲学校もあるし、視覚障がい者団体などは、きっと早めの公表あるいは工程に強い関心を寄せているに違いなかろう。
また、金山駅や有松駅などは行き先案内盤のLCD化とか、また新たな券売機の実用化も目玉らしい。また、名駅ビル群の再開発だが、どうやら今のレジャックビルの跡地に新たな名鉄バスセンターを建てて移転する案も急浮上か。同時に再開発後は名鉄直営の物販施設も。早ければ令和5年度にも実現する???ゆくゆくは今の名鉄百貨店に代わる存在になるのかもしれないね。
JR東海は相変わらず中央リニアの建設工事に邁進か。しかしながら、あの静岡県知事もなかなかの“頑固”さ。どうやって説得させるのかな? また、315系の4両組成は新年度はまだ出るまい。313系との営業併結可否も今なお、深い謎だ。
また、名鉄に先駆けて、東海道本線・金山駅でのホームドアを完備させ、次は刈谷駅と思われたが、どうも事業計画を読み返した範囲内では名古屋駅の方が優先されそうなニュアンスだ。もし当たっていれば、歓迎したい。やはり、どう考えても、こちらの方が緊急性が遥かに高そうだからなぁ…………。(微笑)
さて、長良川鉄道はこの4月3日(日曜日)から、601号車(ナガラ600形)が就役。新潟トランシス製で、今回からは電気指令式ブレーキになり、在来車両とは併結出来ませんね。車体カラーは、まさしくキハ58に準じたものになり、急行”おくみの”の復刻版だ!!これからは、さまざまなイベント列車に使いながら、ナガラ600形を順次、増備していくのだろう。今後は一般車として50系客車的な赤塗装も出よう。なお、急行料金が必要かどうかは未確認。詳しくは公式サイトにて。これで、岐阜県内の第三セクター会社は既に廃止された神岡鉄道を除けば、新たな車両近代化は一段落。今後は、高価なハイブリッド車両とか電気式車両云々よりは、むしろ液体式のままでバイオ燃料が使えないかどうかの検証をした方が賢明だ。
取り敢えず、本投稿時点での講評は、このぐらいしか出来ませんわ。悪しからず。