銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

明日(7月1日)は待望のHC85系就役!! 名駅付近は40度超えか? 熱中症に注意を!!

2022年06月30日 12時24分17秒 | 鉄軌道

既にご存じかと思いますが、明日(7月1日・金曜日)、JR東海はハイブリッド特急列車のHC85系をいよいよ就役させます。

鉄道ファンの誰もが梅雨☔️☔️🐌らしく、雨天の中での発車式になるか?と思っておられた筈ですが、いやぁ、意外にも意外で、どうやら炎暑の快晴🌞の下での発車式になりそうだ。

確か、該当の高山行き特急“ひだ1号”(列車番号は21D)は名古屋駅を午前7時43分に出る筈。明日昼すぎには名古屋市内、殊に名駅付近では最高気温40度を超える恐れもありますから、もしかしたら、熱中症で緊急搬送される撮り鉄も続発するのではなかろうか?と危惧しております。

また、カッカとして罵声を浴びせたり、暴れるような行為は周囲の駅員や乗務員のスタッフに著しく迷惑を掛けるだけでなく、血圧や体温が上がって尚更、熱中症に罹患しやすくなるのでは?

私自身も体調が許せば、何とかその一番列車を見送りたいとは思いますが、本投稿時点では何とも言えませんわ。(苦笑) 正直、もともと夏の暑さには弱い方だから。うん。

皆さんも、駅ホームにて熱中症で倒れて緊急搬送されるような“カッコーワルツ”を演じることのないように、くれぐれも気を付けましょう!!まず、事前に十分な水分補給を。そして、いたずらにアルコール類🍺🍶🍷を飲み過ぎないことに尽きよう。

………さて、あのteacupブログサービスが姿を消すまで、あと1ヵ月になりますね。一つの時代が、また過ぎていくことになります。


懐かしの赤い東武鉄道1800系、東急の初代高性能通勤車………

2022年06月29日 11時19分35秒 | 鉄軌道

かつての高度経済成長時代、各大手私鉄は競って電車の近代化に、それはそれは躍起になっていましたね。

但し、その頃は東急電鉄は専ら日常の通勤通学向け電車の高性能化に力を入れて、早くからステンレス車体を採用。また界磁チョッパ制御機器の出現前から複巻式直流モーターや電力回生ブレーキを採用。あの初代6000、7000、7200各系は、もしかしたら界磁位相制御機器でも採用していたのでしょうか?

因みに、7200系から1800系に改称した豊橋鉄道では、渥美線内にて回生ブレーキ使用試験を何年か前に行ったとか聞いたが……。うん。

また私自身は結局、一度も実際に見たり、乗ることがなかった旧玉川線でのユニークかつ近代的な連節電車。非冷房だったことは今なお残念には思いますが、もしかしたら、現代のLCVの先祖だったのかもしれない。車輪直径がやたらに小さく、しかも連節部は台車じゃなくて、何と1輪だけでしたね。

昭和44年春には今の新玉川線改め田園都市線建設のため、渋谷~二子玉川間は早々と廃止されています。その末裔の世田谷線は健在だが。

新玉川線はもともと、今の東京メトロ銀座線と相互乗り入れを予定していたため、標準軌かつ第三軌条集電式で建設されることが決まっていましたが、結局は速度や集客力の問題から、今の半蔵門線との乗り入れに急遽、変更されたとか。

もし、当初の予定通りに建設されていたら、北大阪急行電鉄や近鉄けいはんな線のような存在になっていた筈ですね。

なお、東京メトロでは丸ノ内線と銀座線の昇圧については、本年度内は取り敢えず、設計や手順の詳細検討だけに留めると言っています。

一方の東武鉄道1800系。今にして思えば500系“リバティ”の先祖だろうね。東武日光にはまず顔を出さなかった地味な特別車両ですが、主に伊勢崎や佐野、宇都宮方面に乗り入れる有料急行に使われました。尤も、その当時は東武鉄道の有料列車には定期券の併用が認められていませんでしたが。

その頃の名鉄は、既に座席指定特急も少しはあった筈だが、今のような専用の特別車両は殆どありませんでしたね。その頃は、あの土川元夫政権による“パノラマカー絶対王朝時代”でもあり、通勤型車両は吊り掛け駆動のオンボロ電車ばつかり………。

それにしても、老朽化していた1800系はまだしも、あの250系も早々と廃車解体したのは甚だ残念。100系は、まだ仕方ないだろうが。うん。

画像は、それらにまつわるDVDソフトと写真集です。

それにしても、いかにも古くさい車体で吊り掛け駆動の5700系が、1800系デビュー後も暫くの間は臨時有料急行に使われていたなんて、びつくり!!1800系は“りょうもう”で概ね名称は統一されていたと思うが、5700系は“きりふり”“だいや”“りゅうおう”など多彩で、時折“林間学校”も見られましたね。

………本日午前11時、東北南部も梅雨明け。鉄道業界や観光業界もまさか6月でこうなるとは一体、誰が予想したのだろうか?

この東武鉄道もそうだが、JRグループも、きっと今から夏休みダイヤの調整に忙殺されそうだな。名鉄では既に年中、基本ダイヤになりましたが。うん。


JR西日本、大阪・うめきた地下駅のユニークなホームドアを報道初公開!!

2022年06月28日 06時48分08秒 | 鉄軌道

既にNHKテレビやその他の各報道にてご存じかと思いますが、JR西日本はこのほど、来春のダイヤ改正に合わせて開業するとみられる、大阪・うめきた地下駅に整備された新型ホームドアを初めて報道公開しました。

世界の鉄道でも初めてという独自のフルスクリーン型で、ワイドな液晶案内パネルや新開発の薄型扉レール、巻き込み事故防止のための薄型センサーにより、何とか実用化出来たらしい。

私自身も早速、その撮影動画を拝見しましたが、本当に複雑な構造で、一見、デリケートそうな造り。恐らくは、かなりの高価格に付いただろうと思いますね。

JR西日本は今後とも、在来線に関する設備の新技術開発のための実験拠点として、この真新しい駅を思う存分に活用したいとも。

この駅から南海新難波地下駅や今のJR難波駅までを結ぶ地下鉄なにわ筋線(?)には、JR側の特急車両(271、287両系)や225系、323系などの一般車両、阪急新大阪線や南海本線、高野線の電車も共用されることになり、こうした多種多様な車両乗り入れでは、今までの単なる両開き式ホームドアはまず対応は出来ませんね。

そのために、今回は表向きは長期的なテストとして、独自開発のフルスクリーン型が採用されました。ただ、この方式では、ホームを使いながらの設営工事はまず無理だろうね。

そろそろ気にはなる、拙宅からも身近な名鉄やJR中央西線、関西本線、近鉄名古屋線の今後の動向。

近鉄では、さらに独自なタイプのホームドアを鋭意開発中らしいが、残念ながらも名鉄やJR東海では、東海道本線を除けば、今のところ特に目立った動きはありませんね。

JR東海側は阪神三宮駅等のような複数ロープ昇降型の採用には、いささか否定的らしいが、まさか、あんな高価なフルスクリーン型をそうそう採用するとも思えず、関東でも、あまり考えられないね。仮にも採用ならば、工事期間中はホームを使用休止にする必要もあろうし、日常利用客もさぞや大迷惑だろうし。うん。

名鉄では、やはり低コストを前提にしているようなため、最終的には複数(恐らく7本?)ロープ昇降式に落ち着くのではなかろうか?

これならば、電車の写真撮影も比較的しやすいだろうし、撮り鉄族もひとまずは安堵というところか?(苦笑)


名鉄電車、昔は昼間、客室内照明をこまめに消していた筈だが………

2022年06月28日 05時51分05秒 | 鉄軌道

いやぁ、ホンマに今年は異常気象の最たる事例とでも言うべきか、何とまぁ、梅雨明けの早いこと!! 中でも東海地方は今季の梅雨期間は僅か13日間という前代未聞の短さですね。

全国的に熱中症で倒れる人々も続発。昨日は東京都内だけで95人が病院に救急搬送されましたね。このままならば、病院に“熱中症科”の創設も必要になろう。

さて、東京都や東京電力などは異例の節電を強く要請。都庁舎内では一部のエレベーターが止められたり、消灯された部屋も。

また大手家電量販店では展示中の大型液晶テレビの電源を一部、切られたりする騒ぎも。

…………そう言えば、トンネル区間が多い国鉄(→JR各社)や近鉄大阪線などは別にしても、名鉄では、かつてはトンネル区間が多い豊田線や知多新線などを除けば、電車の客室内照明を昼間帯は基本的に消灯していたものでしたね。確か、6000系や6500系がデビューした頃までは、その筈だったが。

それが今では、昼間でも煌々と点灯。東日本大震災直後は、一時的に消灯されたと思います。また、近隣の地下鉄鶴舞線や桜通線、上飯田線では一部の蛍光灯を外されたことさえありましたね。

前照灯だけは踏切や通過駅での注意喚起のためか、やむを得ないとは思いますが、客室内照明のつけっ放しは、ちょいとばつかり考えものだ。かつては、地下に潜る名駅トンネルや栄町トンネル、小牧トンネル等に近付けば車掌がこまめに照明スイッチを入れ、そこから出てからは、すぐに切っていたもので、それがむしろ当たり前だと私自身は思っていましたが。うん。

その頃の営団地下鉄(現・東京メトロ)でも、特に東西線や日比谷線などは地上区間に出た直後には客室内照明を消していたと思いますよ。名古屋の東山線でも当初は地上区間では消灯していたほどです。

やはり、前照灯と客室内照明は電源が完全に連動しているようならば、仕方ないのかな?

尤も最近は名鉄やJR東海も含めて、客室内照明はLED化される傾向にあり、中には改造編成もいて、名古屋の地下鉄では前照灯まで3段LED電球に換装された編成も急増していますね。あまり電力浪費しないからと言われれば、それまでだが。うん。

ちなみに、昭和52年秋に私自身が初めて乗った国鉄花輪線。確かキハ52系辺りの普通列車でしたね。かつては、8620型蒸気機関車の三重連が牽いた貨物列車でも有名になりましたが、この竜ケ森(安比高原)から八幡平の付近は短いトンネルが連続しています。

私自身が乗り合わせた列車の担当車掌は、こまめに照明をつけたり消したりしていて、随分と感心したものでしたね。(微笑)

今のキハ110系によるワンマン列車になってからは、一体どうなったのかしら??

・追伸……本投稿直後の午前11時、九州北部、中国、四国、近畿、北陸でも梅雨明け宣言に。いずれも、6月中の梅雨明けは観測史上初ですね。残りは東北全域だけに。

こういう年に限って、これまでの記録から見れば、この冬場は極寒の場合が多いようだ。今のうちに対策を考えた方が良かろう。(苦笑)


名鉄9512F、ようやく本格的試運転を開始!! 6028Fは河和線一般特急で最期の大活躍!!

2022年06月27日 21時28分32秒 | 鉄軌道

ある近隣サイトでも画像入りで報告されましたが、名鉄9512Fも本日から本格的に試運転を開始。名古屋本線の豊明~伊奈間でしょう。

先の9511Fでは本格試運転の開始から9日目に就役していましたから、この9512Fも恐らく7月5日(火曜日)辺りの就役になろう。

一方、9107Fは、まだ舞木工場構内にて静かに眠ったままだろうね。

ダイヤ改正まで、本投稿時点であと12日か。果たして9107Fの就役が、それに間に合うのかしら??

ちなみに、あの6028Fは本日は昼間での河和線での一般特急の運用に奮闘していましたよ。(微笑) 久しぶりに見られましたね。ここ数週間のうちに、真新しい9500系をも含めたECB車群の大躍進中の折、今となっては極めて貴重なシーンですね。撮影はお早めに!! 但し、くれぐれも撮影マナー厳守のほか、十分な熱中症対策も忘れないように!

取り急ぎ、報告まで。


まだ6月なのに関東甲信や東海、九州南部が梅雨明け!! 史上最速!!???

2022年06月27日 11時35分17秒 | 世相・社会

既に各報道にてご存じかと思いますが、気象庁は本日午前11時、関東甲信並びに東海、九州南部の梅雨明けを発表しました。

いずれも観測史上最速とみられ、殊に東海地方では6月での梅雨明けなんて初めてかな??(←追伸……実際は昭和38年以来だそうだが……)

これらとは対照的に、梅雨がもともとない筈の北海道では荒天らしい。この際は、北海道についても梅雨の判断対象に含めるべきではなかろうか?

夏は猛暑、冬は極寒の方が景気浮揚には良い筈だが、折からのロシア🇷🇺軍によるウクライナ🇺🇦侵攻や、それに伴う物価高、食料やエネルギー危機もあり、誰もが、そう手放しでは喜べないだろうね。

また、名鉄名古屋本線の新安城~矢作橋間は小麦畑が昔から目立ち、まぁ、ちょっとした日本のウクライナ(?)だろうが、こんな平和な場所にまで戦争を絶対に持ち込まないで欲しいね!! 特に今のロシア🇷🇺当局には強く訴えたい思いだ。

取り急ぎ、報告まで。

本日の昼食は拙宅にて、冷やし素麺を取りましたよ。

また、稲作農家は相当な雨不足により、さぞや深刻かつ複雑な思いだろう。


福岡市営地下鉄箱崎線、西鉄貝塚線との相互乗り入れを完全に断念か??

2022年06月27日 09時19分00秒 | 鉄軌道

昭和51年頃に今の東京メトロ東西線並みの規格で開業した福岡市営地下鉄の箱崎線と空港線✈️。

本来ならば地元の西鉄本線系(標準軌)と西鉄福岡(天神)駅付近にて相互乗り入れすることが筋だろうが、福岡市交通局(←路線バス事業は、もともと皆無)はなぜか当時の国鉄を選びましたね。

国鉄としても、非電化単線でいささか手狭になっていた筑肥線の博多~姪浜間をなるべく早く廃止したかったらしくて、考えようによっては無理もなかったか。

筑肥線の旧ルートと地下鉄空港線はやや南北に離れているようで、当初は旧ルート沿線の利用客は不便を強いられていたような。

旧ルート。その華やかなりし時代は58系ディーゼル急行“西九州”“平戸”、そしてDE10が牽引した普通客車列車も往来していたように思います。

皆さんもご存じの通り、当初の計画では中洲川端駅で枝分かれしている箱崎線と今の西鉄貝塚線(一般狭軌)とも相互乗り入れする筈で、平成13年には実現をみる予定でした。

西鉄側は、それを見込んで貝塚駅ホームの真横に箱崎線からの亘り線や架線の設置まで認めたり、もともと不採算だった西鉄新宮~津屋崎間の廃止も断行。残存区間は高架化の上、複線用地まで用意した箇所も。

しかしながら、この折角の計画も、採算性の問題や赤字幅の拡大、車両更新の費用高騰などで、交渉は荒れに荒れた揚げ句の果て、相互乗り入れ計画そのものの事実上取りやめにまで至りましたね。西鉄貝塚線内にはプラットホームもわざわざ6両編成まで対応した途中駅さえあるのに、関東や関西、それに名古屋地区から見れば宝の持ち腐れの最たる事例であり、何とも勿体ない!! 贅沢な悩みの一つとも言えるのかもしれないね。(苦笑)

さらに悪いことには、ごく最近になって、JR九州が鹿児島本線にも貝塚駅を新設するような意向も示したようで、もはやここまでくると、まさしく九州北部の西蒲線そのもので、ゆくゆくは西鉄貝塚線は全廃されてしまうのではなかろうか?

私自身も、そういう嫌な提言や予想は決してしたくはないが、今のままならば遠からず現実的になろう。

さて、最近は西鉄貝塚線乗り入れに代わる新情報も。福岡空港駅からJR篠栗線の長者原(ちょうじゃばる)駅付近まで地下鉄空港線を延伸させる案ですね。長者原駅からは篠栗線や香椎線等に直通乗り入れさせようというものです。このことは、とある動画サイトを見て初めて知りました。そもそも、地下鉄一本だけで空港まで行けるなんて、今の名古屋市交通局やJR東海、近鉄などから見れば、さぞや羨ましい限りだろうね。

これについて、JR九州では交直両用のE531系の60ヘルツ対応型を導入する案や、819系に準じた蓄電池電車を開発する案、あるいはYC1系を導入する案もあるようだが、さて、結局はどうなるのやら? 交直両用電車は確かに製造コストが高く付きますが、今後に予想される関門区間の電車更新とも関連するだろうから、捨てたものでもなかろうが。うん。

それにしても、あの新しい地下鉄七隈線は、そうした深刻な難問に巻き込まれなくて本当に良かったね。あの路線は西鉄本線系か、あるいは大阪メトロ御堂筋線並みの規格にしても良かったか?とは思いますよ。今の鉄輪リニアによるミニ地下鉄規格では勿体ないほどだが。うん。


約5年ぶり?? インドネシア🇮🇩在住の甥一家と再会!!

2022年06月26日 19時55分08秒 | 日常生活・娯楽
私自身には2人の甥がいますが、本日は上の子(本投稿時点で36歳だったかな?)の一家に再会。インドネシア🇮🇩に在住して現地の女性と早くに結婚。今は2人の女の子に恵まれています。
何分にも、弟は若い頃にインドネシア🇮🇩に単身赴任歴があり、どうやら、その時に幼かった甥はインドネシア語に病みつきになっていましたね。(微笑)
勿論、奥さんや2人の娘たちも日本語は達者です。現地では、どうやら英語のほかに、中国🇨🇳語(北京普通語)は学校での必修科目とか。
また、今の韓国🇰🇷やシンガポール🇸🇬ような徴兵制は特にないそうです。
新型コロナウイルス禍、いや親父(享年87)の旅立ち以来では初めてだから、約5年ぶり?
いろいろ現地の状況を伺いましたが、まあ、治安は、ほぼ保たれてか、平穏とか。
また、JR東日本から譲渡された205系とか、東急では8500系として活躍した電車たちも現役で頑張っているようだ。
また、高速鉄道や地下鉄の建設も順調らしい。勿論、在来線や地下鉄(剛体架線式)は直流1500ボルト電化で、軌間も1067ミリです。
なお、インドネシア🇮🇩はどちらかと言えば、ややロシア🇷🇺寄りか? ウクライナ🇺🇦との戦争では、いささか複雑な思いらしい。
姉妹の上の子は、もう10歳か。母親の家事手伝いもよくやるそうですよ。
実家で昼食しながら、積もる話で随分と盛り上がりましたよ。



JR高山駅構内にて就役を控えたHC85系を展示、一般公開!!

2022年06月26日 06時15分10秒 | 鉄軌道

既に各報道にてご存じかと思いますが、JR東海は来る7月1日(金曜日)に就役を控えた次世代特急型車両、HC85系のうちD5編成を高山駅構内にて展示公開しました。

また、その当日は臨時特急として使われたキハ85系(元ワイドビュー車両)もすぐ横に並べて一緒に展示。特急“ひだ”の車両世代交代をアピールしていましたね。

これに合わせて、高山駅前の商工関係団体が誘客イベントを開催。折しも、まるで既に梅雨明けしたと思わせるほどの見事な快晴🌞だったようで、かなりの盛り上がりぶりだろうね。

私自身も、もし体調等が許せば、近々にも取り敢えずは名古屋~美濃太田間にて試乗し、本ブログにて報告を考えています。

高山本線は一度は電化も確かに決定していただけに、今では線路や駅施設も見事に再整備されていますね。言っちゃあ悪いが、あの関西本線中部とは雲泥の差と思わざるを得まい。

今後は“南紀”への投入も予定されていますが、私自身は快速“みえ”用にHC75系の早期開発を望みたい。また、そろそろキハ11系300番台も更新すべき時期だろう。高山本線のほかに太多線や名松線等の普通列車のことも踏まえて、いずれは比較的廉価な電気式ディーゼルカーの導入もそろそろ検討して戴きたい。その場合、JR東海はキハとするか、あるいはクモハとするかは知らないが。うん。


あの名鉄西蒲線よりも遥かに深刻……関西本線・亀山~加茂間の存否

2022年06月25日 17時00分42秒 | 鉄軌道

先日は名鉄西蒲線の近況を視察して久々に来ましたが、実は名古屋近郊でも他に今後の存続がかなり危ぶまれる鉄道路線がありますね。

JR西日本が運営する関西本線・亀山~加茂間がそれに該当し、このほど詳細な輸送実態が関係自治体や利用客らに公表されました。今のところ、路線そのものの廃止までは特に言及がないものの、もともと沿線人口が稀薄で、今は関東や関西方面からの直通優等列車もなく、貨物列車も全廃されていますね。

往年の客車急行“大和”とかディーゼル特急“あすか”は若い鉄道ファンからもすっかりと忘れ去られ、ディーゼル急行“かすが”も全廃されて久しい。

この区間は未だに単線非電化。ワンマン運転のキハ120形が60分間隔で細々と運行されているだけ。

昭和48年秋までは蒸気機関車が長編成の貨物列車を牽きながら、加太(かぶと)峠越えに連日、大奮闘。まるでD51やC58の天国で、休日ともなれば撮り鉄で大にぎわいしたことでも有名になりましたね。後には完全無煙化され、これらはDD51、DE10に交代しましたが、国鉄時代末期までにはヤード式運用の全廃もあり、貨物列車そのものは加太峠から姿を消しています。

沿線自治体の亀山市や伊賀市などは路線廃止の阻止に躍起とか。せっかく近隣の草津線全区間が電化されたので、単線のままでも構わないから、亀山~加茂間の電化も何とか出来ないものかどうか、過去には何度も論議されていました。

ごく最近、伊賀市長が打開策の一環として、伊賀鉄道と関西本線の直通運転の可能性も模索したいとも。今のところは実現性は極めて薄いだろうが、この実現のためには、亀山~加茂間を電化するか、あるいは伊賀鉄道にもディーゼルカーを配備する必要があります。

ただ問題点としては、電車と液体式ディーゼルカーでは運転資格が異なること。仮に電気式あるいはハイブリッド式の導入がどちらかの事業者に出来れば、ハードルは自ずと低くなりそうだ。しかしながら、ハイブリッド式はおろか、電気式も導入価格はまだまだ高くて、強いて言えば電気式の大幅な製造コストダウンの可否が大きな鍵に?? 樽見鉄道や長良川鉄道、明知鉄道、天竜浜名湖鉄道などが気軽に購入出来る価格までに至れば幸いだが。伊勢鉄道は電化がむしろ望ましい。

あるいは、仮に関西本線中部を武豊線に準じたような、き電ちょう架式で電化出来れば、伊賀鉄道の1000系やJR西日本の227系1000番台が使えることにはなり、季節に応じて、名古屋や天王寺方面から伊賀神戸駅まで季節的に臨時特急(271系や383系後継車種?)の直通もしやすいだろう。あの大阪・梅田北地下駅にでも直通出来れば理想的だ。

またキハ120形も自動空気ブレーキ式で、そろそろ老朽化も目立ちますね。鉄道線として今後も残すならば、最低でも電気指令式ブレーキ採用のキハ122形やキハ127形の導入も考えるべき時期には来ているだろうね。また、この区間の上下経営分離化も選択肢の一つだろう。

私自身としては、ここ当面の措置として、手の空いたキハ85系やHC85系を活用して伊賀鉄道線との連絡を前提とした名古屋~伊賀上野間を結ぶ不定期もしくは臨時急行の創設を提言したい。HC85系については、JR西日本の快諾さえ得られれば、名古屋~奈良~天王寺間で一度、性能確認のための試運転を行うことも決して悪くはなかろう。また、今後の智頭急行の特急型車両(次世代はくと用)の開発ヒントにもなりそうだ。

一方、電化するならば、三重県や奈良県、京都府、伊賀市、亀山市などからの資金支援も必要だ。

但し三重県の本音は、あくまでも伊勢鉄道、紀勢東線・亀山~松阪間を優先的に電化することだろうが。うん。