名鉄に有料の座席指定車が初登場したのは、古くは7000系初代パノラマカーが誕生した1961年頃に遡るとも聞いています。
あの明るいツートンカラー姿の5500系特急の一部車両を座席確保車としてデビューさせたのがルーツだったのかも。
そして、77年3月のダイヤ改正では特別料金不要の一般特急は高速急行と改称。座席指定特急を特急にした時代が約15年間続いていましたね。
そして、初代パノラマカーは惜しまれつつ2009年暮れには一般営業列車からは引退しています。
今のミュースカイや2200系は観光特急よりも明らかにビジネス特急。今では私鉄の有料特急の在り方もかなり変わり、金儲けよりはソーシャルディスタンスのエリアを設けたイメージになりました。
その最たる事例が、東急や名鉄、今後の阪急の一部座席指定列車でしょうね。
名鉄の特別車両はまだ観光特急のような座席配列の面影が残されていますが、東急のほかに阪急はホームドアのことを考えたのか、ユニークな扉位置?? あとは阪神電鉄がどう出るか??
さて、名鉄本線系もいよいよホームドア設営は待ったなしだ。
このまま特別設計のホームドアが金山駅に設営出来れば、今の1200系や2200系等もまずは安泰。もし不幸にも失敗ならば、特別車両だけ車体更新もあり得るのかな?
但し、今のところ開発に本当に成功出来るのかどうかは、全く謎。
名鉄当局におかれては、一日も早く開発状況を公表すべきだ。
そうしているうちに、名駅ビル群の再開発の青写真は出来上がりつつある今日このごろですね。今の名鉄百貨店付近では3棟の円筒形高層ビルが2030年度内までに建つらしいが。うん。果たして、当方は元気に生きているのかしら?