遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

瀧瀬海岸のシラフラ ~ 美しくも奇妙な海岸線

2024年07月06日 | 一般旅

白い断崖が続く、美しくも奇妙な海岸線。想いは、悠久の世界に・・

 

~・~・~・~

 

7月5日(金)

 

▲ 駐車場での朝食後、瀧瀬海岸に下りていく。

海岸を左に曲がって進む。

 

▲ 先ずはあの海と崖の幅が2mほどの狭いポイントを

 

そこで見上げる崖

 

▲ うむっ、自然の造形美

 

 

▲ 海底がそのまま隆起したのだろう。

帯状になっているのは、その時々の海底状態が違っていたからかな。

なんとまあ、何年かかったのだ (笑)。

 

海岸におりて10分ほど歩くと

▲ オオツ、見えてきた!

あれだな、シラフラは。

 

 

▲ 白い断崖が続く。向こうがもっと白い。

 

 

▲ 下のゴミを見ずに、断崖に集中するように。

 

 

▲ どうですか、このグランドキャニオン。

いや、モニュメントバレーか。

「シラフラ」とは白い傾斜地を意味する言葉で、江戸時代からそう呼ばれているとな。

 

▲ このゴツゴツ感!

 

 

 

▲ そびえ立ってますなあ!

 

 

▲ 思わず触っちゃう・・のだ。

 

 

▲ だいぶ、際(きわ)にきたな。

もっと、先へ。

 

 

▲ どう?!

このマグニフィシャント。

シラフでもフラフラしてこないか、シラフラ。

 

おっ、あそこに歩いている人がいる。

 

 

▲ 杖を突いて、フラフラと。(失礼だよキミは)

あそこまでは、ボクも行こう。

 

 

 

▲ はあい、端まで来たよ。下りて30分ほど。

よーく、観ようぞ。

これが最期、最後だ。

 

戻ろう。

▲ 最初の狭矮なポイントに来た。

2mぐらいの幅か。干潮のピークが1時間後の9時15分と、あの杖突おっちゃんが言ってたな。

満潮に差し掛かると、この断崖を登らないとシラフラから脱出できないかも(知らん)。

ボクは登れるポイントを見つけたから大丈夫だ。

 

最初に海岸に下りたポイントまで戻った。

▲ その右手には

もう一つの見せ場がある。

 

▲ 奇岩 くぐり岩

と紹介されている。

くぐり岩は滝瀬海岸を南北に分断していた。で、1600年頃、ニシン漁をする人達が仕事の便のため穴を開けて、くぐれるようにしたとか。

今だと自然破壊とかで、出来ないだろうな。いや、そんなこと言ったらトンネルは造れないじゃん (笑)。

 

 

 

 

 

▲ 花だけは、ここにも咲いていて。

他にも色々咲いていたがキリが無いので。(名前を示せないからだろう)

 

近くの神社へ。

▲ 瀧之神社(たきのじんじゃ)

小さな神社だが、右手には

 

 

▲ 大きな岩が祀ってある。

これは、明治の初めにシラフラに埋まっている岩が発見された。神秘的なものとして、ここに石神様として神社の境内に安置されている。日本アニミズムの象徴だと馬鹿にしてはいけない。

 

 

▲ シラフラを眺める巫女。(神社HPより)

いいなあ・・どちらも。

~・~・~

 

悠久の世界を離れて、日本海から一気に内浦湾へ

▲ 長万部の元駅弁、かにめし本舗かなやへ。

 

 

▲ カニのフレークと思しきものが、ご飯の上に敷き詰めてある。@1250エン

豊穣の現在には、何のこともない弁当だが。横川駅のおぎのや釜めしみたく、ここに来たら食べないといけない。

で、お味は? 

伝統の味だよ。

 

 

▲ 天然豊浦温泉 しおさい へ。

まだ午後2時だが、風呂に入っておけば寝床探しが自由になるので。set me free ということで。

ここもまだ海水浴が始まっていなくて、ガラガラだった。

 

 

▲ 白鳥大橋を渡って

 

 

▲ 道の駅 みたら室蘭 へ

 

 

▲ ここでお泊りだ。

潮の香りがいっぱい。

 

 

▲ 夕食は、ここの道の駅で買った

焼き鳥弁当だ。

お疲れさーん、でした。

 

 

 



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しましま)
2024-07-07 08:30:03
シラフラ、初めて知りました。
断層かと思いましたが、隆起の侵食なのですね。
軽くてガサガサだから、どんどん削れていくんだ。すごいです。 
名古屋からの函館便は少ないのですが、行ってみたくなってます。
北海道大好物の夫ですが、どちらかというと道東が多いように思います。
そのうち耳元でささやいてみよう😄
旅の続きのお話を楽しみにしています。
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◇しましまさん、おはようございます◇ (旅人)
2024-07-07 09:37:15
>軽くてガサガサだから、どんどん削れていくんだ~
あの白い地層は火山灰が積もってできたそうです。近くにこの前、火山活動で大変な被害を受けた奥尻島がありますからね。昔も今も繋がっています。

>行ってみたくなってます・・北海道大好物の夫ですが・・そのうち耳元でささやいてみよう😄~
私のブログを見ていると、あちこち行きたくなるでしょう。そのうちメガホンで言って、喧嘩しないでくださいね。(笑)
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Unknown (しましま)
2024-07-07 19:11:28
今朝ささやきましたら、北海道大大大好物の夫が早速飛行機を取ってしまいました!
秋に出かけることになりました。
あらまあ。でございます。
暑い名古屋から涼しい北海道を想像しながらブログを拝見します。
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◇しましまさん、おはようございます◇ (旅人)
2024-07-08 06:59:10
ささやき作戦、成功しましたか! おめでとうございます。
それはまあ、秋にでっかいどうで。気候が安定していていいですね。夢がふくらむように、私も書きましょう。
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