遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

『ひとりぼっちを笑うな』

2023年05月31日 | 時事

5月31日(水)

きょうのネットニュースで

「農作業、『ぼっち』とばかに」 長野の殺人容疑者、母親に動機説明:朝日新聞デジタル

「農作業、『ぼっち』とばかに」 長野の殺人容疑者、母親に動機説明:朝日新聞デジタル

 長野県中野市で、男女4人が殺害された事件で、警察官を射殺した殺人容疑で逮捕された農業の青木政憲容疑者(31)が、事件を起こした動機について、死亡した女性2人に「『...

朝日新聞デジタル

 

母親によれば

「一人で農作業をしていることを『ぼっち』とからかい、ばかにしてきた」ため、また

「勤務していたジェラート店で同僚から『ぼっち』とばかにされた」と

青木容疑者が語ったという。

そもそも大学も、周りと不適応で中退したと報じられているのはご存じの通り。

~・~・~

 

山の会に入って和気あいあいと登ることより、自由勝手なぼっち登山が好きなボク。社内宴会が嫌いで自分の送別会もここぞとばかり断って退職したボク。うmmm。ボクも陰で『ぼっち』とばかにされていた、ばかにされているのだろうか ? ジェジェ (笑)。(いま笑ったでしょアナタ?)

 

これは無視できないと、だいぶ前に読んだ本をもう一度ひっぱり出して来た。

 

[蛭子 能収]のひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21) 2014年 蛭子能収 著

 

僕は昔からひとりぼっちでいることが多かったし、友だちみたいな人もまったくいませんが、それがどうしたというのでしょう? ひとりぼっちでなにが悪いというのだろう? というか、むしろ「ひとりでいること」ののよさについて、みんなにもっと知ってもらいたい。友だちなんていなくていい。ひとりぼちだっていんじゃないかな。(序文から)

蛭子能収(えびすよしかず)の言いたいことは、ひとりぼっちでも、むしろ本人には十分に満足な人生が送られる ということだ。そりゃそうだ。当たり前だ。

 

しかし蛭子は、ぼっちのリスクとして

● 狂気は孤独の裏返し? という項目では

「俺は他の人とは違う」みたいな、上から目線での自分が特別な存在であるなんて、僕は思ったことがない。しかし、孤独感というのはその感情の裏返しの部分もあるように思えてなりません。自分は特別な人間なのに疎外されている、みたいな思考です。

それって、孤独に酔っているだけじゃないかな? 少し極端な考えかもしれないけれど、”孤独酔い”する人に関しては、最近では犯罪者にも多いような気がする。孤独であると思い込んで、そしてその孤独に開き直って、普通の人には思いもよらない過激な事件を起こしてしまったり。先日もアイドルの握手会の会場で、のこぎりで切りつけるといった事件(略)。 孤独を狂気に変換するなんて、あまりに自分勝手な行為で許せませんよ。

もしも孤独だと感じている人がいたら、あまり思い詰めないほうがいいんじゃないかな?「俺は孤独だ、孤独だ」と思い続けていると、それはいつの間にか得体の知れない狂気のような感情に変わってしまうものだから。

と指摘している。

 

ここからは、ぼっち旅人の勝手な考察。

この本が書かれた2014年は、特に若い方のあいだでの「友だち」偏重傾向が強くて、学校でもぼっちで昼食を食べるのが恥ずかしくてトイレで独り食べるという現象さえあった時代だ。

 

 便所飯のボッチくん

 

若いサラリーマンでも「空気を読む」ことが重要視された時代。まさに、その時代に青木容疑者も大学を中退した。しかし、友だちがいないのは悪、社会不適格者とする価値観は今でも和の国ニッポンでは多かれ少なかれ続いている。しかも、ボッチから狂気に変換するには、青木某の家柄は土地の名家ゆえに自分は特別な存在で「若、若」と呼ばれてもおかしくないのに、誰も注目せずにボッチ、ボッチと馬鹿にされていると思い込んでしまう心理があったのかもしれない。猟銃取得は弱い自我・劣等感を補完する行為だったろう。

ただ、当然だが名家のボッチがみんな狂気に走るわけではない。サバイバルナイフで平然と刺して、そのあと薄ら笑いをしている精神・心理は、怒り⇒暴力 の行動パターンを越えているのでは。語弊を恐れずに言えば、何らかの形質的障害があってそれが環境的に醸成されていき、特殊精神?の領域(破壊願望、殺戮願望)に入っていたのでは。

ここはいつも踏み込みが難しいタッチーな領域だが。 おい、犯罪心理学者がんばれよ。裁判所、サカキバラみたいに資料を廃棄するなよ、後世のため永久保存しろよ (笑)。

 

 

~・~・~


シロヤシオの釈迦ヶ岳・八方ヶ原周遊

2023年05月26日 | 山旅

5月24日(水)

 

 

シロヤシオのトンネルがあった

 

~・~・~・~・

 

▲ 6:17AM

前泊した大間々駐車場  を出発。

夜中じゅう風が吹きつけて、車体が揺れた。

車中泊したクルマは他に3台ほど。

 

先ずは小間々へ向かって降りて行く。

 

▲ 「小間々の女王」と名付けられたトウゴクミツバツツジがある所まで下りて

左に曲がっていく。

 

 

▲ 女王が咲くのはこの辺りかな。

しかしミツバツツジは終わっているから、これはヤマツツジかも。

 

 

▲ 沢を横切って、昇っていく。

 

 

 

▲ ヤマツツジの山道を行く。

 

 

まもなく

▲ シロヤシオも現れた。

 

 

 

▲ それなりに密の濃いシロヤシオだ。

 

 

 

▲ シロヤシオちゃん、おはよう。

今年も見にきたよ。

 

 

 

▲ ダケカンバとヤマツツジ

この辺りには、白樺でなくてダケカンバだと思うが、群生していて高原チックだ。

 

 

▲ シロヤシオも混じる。

 

 

 

▲ 大入道と呼ぶ小さなピークまで来た。

ここから剣ヶ峰までが、本当の(笑)、シロヤシオ通りになるはずだ。

 

 

 

▲ 横に伸びた枝から、上に並列的にシロヤシオが咲く。

多分、陽当りが良くないところで公平に陽を浴びようという知恵なんだろう。

 

 

 

▲ 基本的には尾根伝いを歩いているのだが、斜面にも下までシロヤシオが群生する。

このオジサンは良い光景を求めて、横に逸れて、また戻ってきたのだろう。

ボクも同じことをしてたが。

 

 

 

▲ これはミツバツツジとシロヤシオ

 

 

あ、来た。ここだ。

▲ シロヤシオがトンネル状に咲いている。

 

 

 

 

▲ 尾根で日当たりがいいから、両脇にシロヤシオも咲くのだろう。

 

 

 

▲ 上を眺めながら下っていく。

ルン、ルン、ルン。

 

 

▲ 「縄文躑躅」の表示が

おっ、これだ。

昨年見過ごしたシロヤシオだ。

 

 

▲ 縄文ツツジの巨木だ。大きく枝を広げている。

なぜ「縄文」と名付けられたか、どこにも説明がないし誰も説明しない。

おそらく、大木になった理由として「縄文の昔から有ったから」と半分冗談で名付けたのだろう。

 

 

 

▲ シロヤシオ通りはこの後も続いていく。

シロヤシオ「通り」と書いたが、正確にはシロヤシオは一部の通りだけに生育しているのではなく、全山に見られる。この山はシロヤシオの山だ。

 

 

▲ 蕾状のシロヤシオも少数だが見られた。

今がピークなのだ。それも、結論的に言えば数十年来見なかったほどの当たり年らしい。みなさんそう言っている。

 

 

▲ 剣ヶ峰の分岐点まで来た。9:55AM

出発してから3時間半ほど経過。

さあここから3時間20分ほどかけて釈迦ヶ岳頂上まで往復してくるか??

 

 

▲ 釈迦ヶ岳頂上をここから見遣っても・・雲に覆われて見えない。

頂上では何も見えないだろう。それに朝から冷たい風がゴーゴーと強い。

2度登っているし、行ってもしょうがないな。ヤメタ。

 

大間々台へ戻ることにする。基本的には下りコースとなる。

 

▲ 八海山神社跡に来た。10:35AM

 

 

 

▲ ここは眺望が良い。

ここでランチだ。いつもの助六寿司パックなので写真は割愛(笑)。

 

大間々Pへの見晴らしコースをそのまま行くのではなくて、頂上へ登らない分、ミツモチ山方向へ周回することにした。

中途から、ミツモチ山へ向けて下っていく。

 

▲ ミツモチ山への「青空コース」。

 

 

▲ 青空コースは、ほぼ平坦で、気持ちが良いコースなのだ。

ここでも、ヤマツツジ、シロヤシオが、ポロッ、ポロッと咲いている。

 

 

▲ ミツモチ山の頂上に立つ展望台へ来た。

上ってみる。

 

 

 

▲ 3階では怖くて、手すりに近寄れない。

で、離れて中腰のまま、矢板市を展望する写真を撮った。

 

反対側を見ると

▲ 今回パスした釈迦ヶ岳頂上が見える

あはは、雲が取れている。

 

展望台を下りて、ここからは大間々台の駐車場を目指して、少し上っていく。

やしおコースだ。

天気はほぼ雲が取れて晴れに。

▲ やしおコースでは、シロヤシオがまだまだ見ごろを保っていた。

 

 

 

▲ 大入道のシロヤシオは大きい樹が多かったが、やしおコースでは比較的低木だ。

目の前、目の上でシロヤシオを子細に鑑賞できるメリットがある。

 

青い空を背景に、白い花と、ライムグリーンの五葉。

 

▲ このコントラストにうっとりする。

ああ、やっぱり見に来て良かった。

 

 

▲ シロヤシオは別名、ゴヨウツツジ(五葉躑躅)だ。

 

 

 

▲ この五つの葉は、下から眺めると太陽光線を透して、ライムグリーンが明るい薄緑色になる。

 

 

 

 

▲ しかも五葉が重なる箇所は陰影を作り、再びライムグリーンになって散りばむ。

いいなああ。

 

 

 

 

▲ 大間々駐車場へ戻ってきた。13:50PM

 

 

ここにも展望台があって、上って撮ってみる。

▲ やはりトップまでは上れず、中段からの写真に終わったが(笑)。

みなさん、ポツポツ帰り始めた。

 

 

振り返り:

▲ 大間々Pから反時計回りで、小間々⇒大入道⇒剣ヶ峰へ。ここで釈迦ヶ岳へ登るのは断念。その分、ミツモチへの青空コース・やしおコースを周回した。6時17分出発、13時50分帰着なので、7時間半の山行か。

 

いつもならこのあと、珈琲休憩を入れてから駐車場を出発するのだが、相変らず風が強いし、何よりも通信電波が不安定で情報がとれない。

身の回りを整理したあと、そのまま出発。立ち寄り温泉に寄って、そのあとはそのまま矢板ICから東北道に乗った。上河内SAで車中泊。

翌日、正午に無事帰宅した。

 

2泊3日山旅:総走行距離 350km

 

 

 

 

~・~・~


ツツジの釈迦ヶ岳(高原山)へ 前泊

2023年05月23日 | 山旅

5月23日(火)

 

雨が降り続く中、東北道を駆って、栃木県矢板市へ

 

▲ 山の駅たかはらに到着 標高

 

 

 

▲ 山の駅で情報収集

トイレにも寄ったあと

 

▲ 山の駅を出発

 

さらに上へ進行。

▲ 道の両脇にはヤマツツジが続く

 

 

▲ 大間々駐車場へ到着 3:30PM 標高1300m弱。

雨はまだ降り続く。7度C。

 

さてさて、今日でこのシーズン3年連続での釈迦ヶ岳 1795m。

 

 

 

▲ 昨年と同じコースだが、今回は反時計回りで登る。メインは、大入道でのシロヤシオだ。

標準コースタイムは、どちら回りも7時間ほど。昨年は8時間半ほど要した。その「ゆっくり実績」をふまえて(笑)、今回は計画も標準の1.2倍で作った。その方が管理しやすい。

 

明日は、朝から快晴になるはず。

がんばろう。

 

~・~・~

 

 


Rose Cafeは 猛暑日下でもオープン

2023年05月19日 | 日々の思い

う5月18日(木)

 

Rose Cafe での気温は34度まで上昇。猛暑日1歩手前でもオープンした。

 

~・~・~・~

 

調理場では、市販の冷凍ピッツア生地に

 

▲ ピーマン、玉ねぎ、コーン、バナナ、ベーコン、追加チーズ、を付け加えて

オーブンレンジでパリパリに焼き上げた。

 

 

▲ はい、出来上がり。

ボナペティ!

 

 

 

▲ うmm、おいしそうだ。

昼間からアルコールはしんどいので

ダブルで体にいいからナントカのノンアル金麦で。

 

 

▲ こりゃ、うまいなあ!

と、脚を自由に組んで、いいなあ、楽だねえ

と、自由を謳歌。

(キャンカー内で、やっていることと同じじゃん)

 

家内は今日の朝に家を出て行った。お泊り旅行だ。学生時代の友人たちの女子会だとか。

 

▲ ピッツアを平らげたあと

コーヒーを淹れて

 

 

 

▲ Coffee & Cake で

(これも、同じじゃん)

軽い感じのケーキだったので、二つとも食べてしまった。

 

今の温度は何度なんだろう?

リビングから気温計を持ってきて、Rose Cafe のテーブルで計測すると(13:54)

▲ 34度! 天気予報どおりだ。30度以上は真夏日、35度以上は猛暑日、40度以上は酷暑日。

猛暑日の一歩手前の真夏日だ。

しかし、時折風が通っていくし、タープで直射日光は避けているし、湿度は25%で快適だ。足はウッドデッキの上でハダシ。いいじゃん。

今、江の島は暑いだろうな。ウフフ。

 

 

花の状況チェックしてこよう。

▲ ボニカ '82

今が盛り。

よろし。

 

 

▲ 青い花のネモフィラはさすがに、ピークを過ぎたなあ。

 

その代わりに

 

▲ アジサイが色づいてきた。

アジサイ紫陽花は複数種あるから、それぞれどう咲くかが楽しみだ。

 

さらに、さらに 来年の愉しみは

▲ 赤丸印を付けたコレ

 

 

 

▲ 白樺のような幹に、細長い緑葉をドンドン付けてきているコレ

 

 

 2月7日購入

 

今年の河津桜を見に行った時買った河津桜の苗が成長してきている。

地下植えだが、地中では大き目のプラスチック製の鉢に入っているから、めちゃ大きくはなれないはずだ。1~2mの高さの河津桜の樹になってほしい。して、来春は、河津桜が自宅で見れる?? そしたら、サクラカフェだ。

 

さて、今シーズン初の、かき氷をやってみようか。

▲ あらかじめ買っておいた、シロップ、練乳、あんこの他に、マシーン登場。

 

 

 

▲ ガーガー と氷をかいて

 

 

▲ イチゴシロップをかけて

はい、できあがり!

ちびた~い

おいち~い !!

Rose Cafe いいねえ。

 

この調子で、この夏を乗り切る。

 

 

 

 

 

 

~・~・~

 


散歩道の野花も

2023年05月17日 | 日々の思い

5月16日(火)

 

三日ほど雨模様が続き、きょうやっと晴れた。

ウォーキングへ出かけよう。

▲ 息子の通った小学校の前に出て、校舎をぐるりと回る。

 

 

 

▲ 畑地にバラを咲かせている方がいる。

今年は、いつもよりバラ地のスケールが大きくなっているように見える。

手前の赤い白い花は

 

 

▲ バラではないだろうが、きれいなので。

 

 

 

▲ お茶畑の向こうには

 

 

 

▲ 富士山が白く見える

こちらでは雨模様の時に、当地では雪が降ったものだろう。こちらでも肌寒かったからね。

 

 

 

▲ アヤメ

 

 

 

▲ まもなく梅雨になって、きみの全盛になるね。

 

 

 

▲ アヤメ等ではないだろうが、紫の花。

 

 

▲ 名は不詳だが、よくみるね。

 

 

 

▲ ヤグルマギク

今あちこちで花を開いている。

 

 

▲ この辺りでは、白赤い花と青い花の2種だ。

 

 

 

▲ 青いヤグルマギクのほうが好きかも

 

 

 

▲ そしてポピー。

ポピー畑は埼玉のあちこちに大きなのがあるが、今シーズンは見逃してしまったかな。

 

家のガーデンは(笑)

 

▲ 雨でバラはうなだれていたが、それほど開花状況に影響はない。

 

 

 

▲ 水を吸って、イルミナーレは花がもっと肥大化?して

黄色いぼんぼりのように。

 

 

▲ 今盛りを迎えているのは、表のボニカ'82だ。

左右上下に、目いっぱいせり出してきた。

いいぞ、いいぞ。

 

~・~・~