3月21日(月)
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この花はな~んだ?
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▲ 昨日からここに前泊しているが
朝になると、そして誰もいなくなった。いつものようにボクのクルマだけだ。
準備完了、出発!! 8:50AM
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▲ 地元の山、天皇様も登った 棒ノ嶺(ぼうのみね)に登る。
標高969mで標高差716m。体力測定には十分な負荷がある(笑)。
①さわらびの湯P ⇒ ②白谷沢登山口 ⇒ 白谷沢 ⇒ ③岩茸石 ⇒ ④権次入峠 ⇒ ⑤棒ノ互の往復コースで。
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▲ 名栗湖・有間ダムの周囲を歩いていく
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▲ 白谷沢(しろやさわ)登山口へ 9:16AM
駐車場から30分ほど要する。歩きたくない方は横に6台ほど停められるPがある。キャンカーではちょっと無理。
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▲ 戦後植林された杉林をしばらく登っていく。
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▲ 右横下には白谷沢の流れが見えてきた。
先ほどの名栗湖へ流れ込む。
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▲ 白谷沢そのものの徒渉が始まる
徒渉といっても水流はそれほど多くは無いから、滑っても流されることは無い。脚を濡らすだけ。
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▲ この白谷沢の最大の見せ場、ゴルジュへ到着。
ゴルジュとは両サイドが岩壁に挟まれている箇所。
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▲ 前回は左側の木の上を伝ったが、今回は左側の岩が濡れてないのであの上を伝っていこう。
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▲ 岩の回廊ゴルジュの先には、岩段が見える。
あそこも、イヤなんだよな(笑)。
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▲ 岩段は左のチェーンをたどりながら登っていく。
岩段は左に巻いて行き足元の注意が続く。
ゴルジュと岩段の2カ所を過ぎると、普通の山道に戻る。
左には沢が水流を少なくして流れる。先にボクを追い越していったオジサンが、淵でかがみこんで写真を撮っている。
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▲ こんな花を撮っていた。
ずいぶん小さい花だ。1cmにも満たないだろう。普通の人なら絶対見つけられない、ていうか目にとまらない。
何の花ですか?
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▲ ハナネコノメだと教えてくれた。
ボクも撮って、ハナネコノメ、ハナネコノメ・・と覚えられるようにつぶやいていたが、まもなく忘れてしまった。
幸いブログを書く前、他のブログ記事に紹介されていて、あ、コレコレ。
ハナネコノメは「花猫の目」。白猫の赤い目ということか。山の花でいつも思うのだが、神は細部に宿る。
棒の嶺は何度も登っているが、花とは全く無縁の山、不毛の山(笑)と思っていたが、こんな花がひっそりと咲いていたのだ。人生は発見の連続だ。
白谷沢が終わって、林道を横切って、大雪で潰れた東屋跡を越えて登っていくと
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▲ ③大きな岩茸石(いわたけいし)の前を右折して
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▲ あとは、杉林の根が延々と露出した歩きにくい、尾根を登っていく。
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▲ やっと、頂上広場に到着。
こんなに多くの登山者をここで見るのは初めて。
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▲ 棒ノ嶺頂上 969m 11:40AM
出発してから3時間ほどたっていた。
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▲ 奥武蔵の山並みが広がる。
左端の尖った山のどっちかが秩父の武甲山。
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▲ 手前のヤマザクラがあと1カ月で咲くだろう。
ほとんどが、10代~20代とおぼしき男女。今日は祭日だもんね。みんなジジを追い抜いて登っていった。して、ジジの座るところが無い!
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▲ 岩の片隅にちょこっと尻を乗せて
いつもの弁当とコーヒーを頂く。気温は5度C。空は雲が多くなった。
あっちこっちで、くしゃみやら咳の音が聞こえてくる。
それでも1時間弱、頂上でゆっくりしていた。
下山。12:28PM
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▲ 一人で登ってきた女性のかた
腰から大きな透明のプラ袋を下げていた。中には丸めたティッシュがいっぱい詰まっていて・・。
ああ、ご苦労なこった。この山はスギ林の山だからなあ。
それでも登りたい。
コロナニモマケズ、花粉ニモマケズ、そしてボクの場合は歳ニモマケズ、
東に見晴らしのイイ山アレバ行ッテここが一番と書キ・・
追加:腐朕ニモマケズ
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▲ 白谷沢登山口へ無事戻ってきた。14:19PM
一度、登山道で足をすべらして、尻もちをついた。じーさんあぶねーな。(杖は2本も持っているが)
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▲ 駐車場まで戻ってきた。14:47PM
約6時間の山行。心肺機能、脚足機能、共に問題なし。スピードは落ちているがしょうがない。スピードと安全はもうトレードオフだから。今シーズンもイケルかな。
さわらびの湯は、今日も混んで入場制限をやっている。3連休中だからな。
自宅のお風呂にしよう。
かーちゃん、帰るでー。
メールを入れた。
了