2月24日(木)
三回目接種後の猶予期間を経てのお出かけ第二弾は、地元のこの山へ。
▲ 巾着田の駐車場に到着 10:45AM
自宅から1時間ほどでやってきた。
向こうに見えるのがこれから登る日和田山(ひわださん)。
予定コースは、
▲ 右下の巾着田の駐車場から北に上って日和田山登山口へ。
あとは、日和田山登山口⇒日和田山⇒高指山⇒物見山へ。いつもならここで登山口へ戻るのだが、今日はそのあと北向地蔵、五常の滝を経ての周回コースのつもりだ。
日和田山登山口の手前にある記念碑:
▲ 田部井淳子さんに挨拶して
田部井さんは女性で世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家。晩年ガンになった後、近所のこの日和田山を夫ともに登って体調回復に努められた。2016年没77歳。
▲ 第一の鳥居
この鳥居をくぐって、すぐに
▲ 分岐点
右が女坂コースへ、左が男坂コース。
どっちでもいいのだが、今回も男坂コースへ。女坂はなだらか、男坂は岩場がある。
▲ 男坂の最後の取り付きは、岩場。
自分で引き上げる必要がある。
ここをよじ登れば、すぐに第二の鳥居へ出る。
▲ 第二の鳥居
ここからの眺望はすこぶる良い。
▲ 手前下に広がる丸い平地
それが巾着田(きんちゃくだ)。
高麗川が蛇行して巾着袋のような地形ができている。
駐車場にあった絵地図によれば、
▲ 上に日和田山。下に今見ている巾着田。
そう、巾着田の下部はあの有名な曼珠沙華の群生地だ。
巾着田の上方、遥か彼方に目を凝らせば、
▲ スカイツリーも見える。
▲ ここからは東京首都圏が全部見える。
左端の彼方には、筑波山の山影。
右端には・・今日は快晴なので・・
▲ はい、富士山も見える。
さすがに、駿河湾は・・見えない。
ここの第二の鳥居の、上方に金毘羅神社があるが割愛。
神社を過ぎて更に少し上がれば、
▲ 日和田神社の頂上へ。305m 11:56AM
頂上からも大東京が見渡せるが、先の第二の鳥居からのほうが視界は広い。
日和田山頂上からいったん下って、
▲ また少し上がったところが、高指山(たかさしやま)頂上。330m。
電波塔がある。以前はこの標識が無かったのに出来ているので撮影。
高指山を後にして、駒高の小さな集落を過ぎて、また上昇していくと
▲ 物見山(ものみやま)の頂上に。375m 12:50PM
展望は無いものの、明るい樹林に囲まれて、日当たりのいいベンチがある。
▲ オっ、一応、物見山の標識も。ここが三山の中で一番高い。
高いといっても300m台だが(笑)。愛すべき埼玉低山の一つだ。
昼食は、毎回ここで取ることにしている。
▲ 来るときセブンで買ってきた海苔弁。
あれほど前回富士の大平山で、これからはローソンの「いなりちらし寿司セット」にしようと決意してたのに、もう忘れていた(笑)。
昼食を終えて、いつもならここから車道に出て戻るのだが、毎回同じでは芸が無い。
ということで、初めての周回コースに出た。
▲ 杉、ヒノキの樹林帯を歩いていく。尾根道だ。
▲ 北向地蔵に到着。13:50PM
▲ お地蔵さんが3体祀られている。時節柄マスクしてるよ。
天明の大飢饉(1783~84年)に発生した疫病を防ごうと祀られた。栃木の岩船地蔵尊の分身として譲り受けた。その際、岩船地蔵尊の方向(北)を向いて建てられたため北向地蔵と呼ばれるようになった。
コロナが無くなりますように・・
このあと、五常の滝を目指して歩き続けたが、実際は標識に従ってだけ歩いて、林道、車道、山道が交互に出てきて、他に歩いている人もいなくて、実際はガイドブックどおりに下ってきたかは不明。知らない土地では、これは極めて不安にさせることだが、まあ一応地元だからと変に自信があった(笑)。
▲ 五常の滝の入り口に到着 14:30PM
五常とは儒教の教えのようだ。割愛。
二宮金次郎さんが読書されていた。しっかり勉強したまえ。
その横には、5人の儒者が祀られていた。
▲ 参道の奥に、五常の滝。
冬だからか、水量はそれほど多く無かった。
▲ 299号の道まで下りてきた。15:00PM
ガイドブックではここからバスに乗って戻るのだが、ボクは? そんなことはしない。
テクテク40分ほど車道を歩いて、巾着田の駐車場へ戻った。
▲ 駐車場ゲートに戻ってきた。15:40PM
朝着いた時に分かったのだが、この駐車場は午後5時に閉まるのだ、出なくてはならない。
以前は24時間開いていて、当然車中泊は出来たのだが、不可。
コロナ禍で変更になったようだ。残念。
▲ 外部から雑用の電話もかかってきており、今日はこのまま退去だ。
いつもの珈琲タイムも今日は取りやめ。
5時間ほどの山行だった。新たな周回もやってみて、何事もなくて。結構なことでござんせんか。やはり来て良かった(^^)。
それなりに満足して、自宅へ向かった。
次の第三弾のお出かけは、ゆっくりといきたいな。
了