遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

早春の低山巡りは栃木で

2025年02月06日 | 山旅

2月3日(月)

 

キャンカ―ドック修理は終わった(1月29日~30日)。

歯治療も今日終わった。メディカルチェックがらみは3月末の定期・胃カメラまで、もう無い。

さあ、ようやくフリーになった

で、山行計画を立てた。

このコースは、昔から参考にさせてもらっている「今日という日を忘れずに」ヤマッチさんの1月27日の山行レポに触発された。

 

 

両毛線・岩舟駅前を出発し、岩船山、晃石山、大平山を縦走し、大平下駅からまた岩舟駅前に電車で戻ってくる。

中途に清水寺に寄ってアノ花を見てくるのがミソ。

 

稜線歩きに近いので、アップダウンが多いか。

ヤマッチさんのコースは、7時間、距離15km、累積標高差1140m、コース定数きつい29 だった。

ボクも12時間ぐらい日帰り山行はするので、できないことではない・・ しかし年初のっけからそこまでやるのは・・もう自信が無いていうか、まだ止めたほうがいい。

ということで、6時間弱、標高差800m台の、トーンダウンしたコースを編んだ。

 

 

▲ 東北道・佐野SA(下り)で前日泊とした。

佐野は、カタクリの三毳山があるしアウトレットがあるしで、過去何度も足を運んでいるエリア。それに、北海道・東北から戻ってくる時は、佐野SA(上り)でラーメンを食べるのを常としている(笑)。

当初計画では、今日中に岩舟駅前で前日泊の予定だったが、急用が発生し佐野SA泊となった。

 

 

▲ 今晩の食事は、いわい鶏のちゃんこ鍋。

 

カンパーイ、明日はやるぞー。

 

 

▲ 面倒なので、残っていた即席めんと玉子を掛けて、一緒くたに。

夜は更けていく。

 

To be continued....

 

 


山頂で自然を奏でる音楽隊 ~ 柏木山へ(飯能三山)

2025年01月23日 | 山旅

また来たよ。聴かせておくれ。♬

 

~・~・~・~

1月22日(水)

 

▲ 自宅近くのお茶畑からは

ウン、今日は富士山が見える。8:16AM

じゃあ、行って見るか。

 

飯能三山の一つ、柏木山に昨年5月に初めて登った時、やはり春霞で富士山は見えなかった。冬にもう一度行ってみようと、その時決意していた。

 

▲ 赤根台登山口 駐車場に着いたのは、もう12時。

ここは30分ほどで来れるのだが、このあと秩父・氷柱に行くつもりで準備に手間取って自宅出発が遅れた。 (-_-;)

駐車場は満車だったが、なんとか押し込んだ。

 

▲ 出発!!

 

 

▲ 先ず、赤根ヶ峠へ

 

 

▲ 昇っていく。

 

 

▲ 赤根ヶ峠へ 12:16PM

 

さらに10分ほどで、ビューポイントへ。

▲ さあ、見えるかなあ・・

 

 

▲ あの木陰の狭間から、富士山が見えるはずだが・・

あかん、見えない!

雲で見えない。

女性軍団から、「アレじゃないですか、あれ、雲に隠れているけど少し見えますよ」

 

▲ コンデジの解像度を上げてこれが精いっぱい。

肉眼では殆ど識別無理。

もう一つの飯能三山の龍崖山経由で来た女性軍は、10時ごろは見えたとか。ボクも負け地とお茶畑からは見えたよ、といったが空しかった。

もう12時過ぎているからな・・

It's too late baby, now it's too late. (キャロルキング)

 

 

▲ ああ、山頂だ。

 

 

▲ 柏木山 山頂 303m  12:38PM

もろ埼玉低山(埼低)で、30分余で登ってきたよ。

けれどここは決して最低ではない。

 

先ず、カシワギ君たちがお出迎えしてくれる。

 

▲ 「旅人さん、来られましたか」

「今年最初の山に選んでくれてありがとうございます」

「ボクたちと一緒にゆっくりしていってくださいね」

 

▲ 新年だから、しめ縄も付いている。

「キミたちも元気のようだね。良かった。」

 

▲ 左の方向から

手前が飯能の町、その向こうは都心が広がる。

 

▲ 正面の方向

関東平野の地平線が広がり、右端から大山を始めとする奥多摩の山が続いていく。

 

 

▲ 右手の方向

奥多摩の方向だが、あの辺りのどこかに富士山がちょこっとあるのだろうが、もう分からない。

まあ、いいや。もう見あきた(笑)。

 

▲ 再び正面の、ちょっと下方に・・

アレね!!

 

 

▲ 「キミたち、今年もそこで、演奏してるのね?」

 

 

▲ 「はい、そうなんです」「ギターでしょ、トランペットでしょ、バイオリンで~す」「旅人さん、また聴いていってください」

「うん、キミたちを聴きに来たんだよ」

♬、♬、♬

「自然の中に広がるキミたちの音楽・・ほんといいねえ」

(えっ? あなたには聞こえない? 耳じゃなくて心で聴くんだよ)

 

音楽隊の音楽も聴けたし、ランチにしよう。

▲ ここで。

 

 

▲ いつもの助六寿司だけど。

コーヒーもいいよお。

 

 

▲ 気温は11度C

ほぼ無風で。いい充足の時間。

 

▲ 頂上には1時間ほど居たよ。

バイバイ、

またね。 13:33PM

 

▲ また下って。

帰りはルートを少し代えて。

 

 

▲ Harmonyちゃん、戻ったよ。14:18PM

 

活動記録 

 

3D 記録

柏木山の他に下部に龍崖山。

向こうに 「天覧山+多峯主山」 と 「日和田山+物見山」の縦走セットが見える。

何度も登った愛すべき埼玉低山だ。

 

2時過ぎになったが、次は秩父へ移動して、明日は秩父・小鹿野町の氷柱を観に行こうと思っていたが、ナビを入れてみたら60kmも先だ。観たこともあるし、なんかもう行く気が無くなって、止めた。帰ろう! と。

 


朝霧の西湖での 早朝富士山は

2024年12月17日 | 山旅

 富士山との朝は嬉しい

 

~・~・~・~

 

12月15日(日)

 

▲ 西湖の富士山  6:33

 

 

▲ 湯けむりが立っている

川面(かわも)なら「川霧」、海でなら「けあらし」

湖では「?」

水面より上の空気が冷たい時に「霧」が発生する。

 

 

▲ もやもや と靄(もや)が発生している。

浅い手前の湖面より、遠くの厚い湖面の方が温かいので、遠くでより発生するのだろう。

 

 

▲ 朝日が顔を出す。 7:31 

Daybreak だ。

 

 

▲ 淹れた朝コーヒーを 霜で白くなったテーブルに置いて

 

 

 

▲ 今日この時に 乾杯!

信さんの回復を願って 乾杯!

 

 

▲ 逆さダブル富士

 

 

 

▲ 釣り人が湖霧の中へ出て行った。

一日は始まった。

 

 

▲ そう、Life goes on and on. だ。

 

 

 

▲ いつもの朝食

 

 

 

▲ Harmonyちゃん、そろそろ我らも帰ろうか。

 

 

 

▲ 富士吉田の町を通って、河口湖ICから高速に乗った。

 

11時前に、何事も無く帰着。

 

2泊3日 冠雪富士見・旅: 総走行距離 245km

 

 

【無断転載自由】

 

 

 

 

 


竜ヶ岳に登って 富士山を展望すれば・・

2024年12月16日 | 山旅

富士は日本一の山だ

 

 

~・~・~・~

 

12月14日(土)

 

▲ 道の駅・朝霧高原 での朝 6:49

空に赤味が差す。

 

▲ 右端から陽が顔を出し始めた。7:30

では、ぼちぼち移動。

 

 

▲ 15分ほどで、本栖湖・湖畔登山口 駐車場に。

 

 

▲ 行くぞ!!

8時半に出発。

 

▲ 湖畔登山口はすぐ近くに。

意気揚々と登り始めて10分ほどで

「あ、サングラスを忘れた」。

取りに戻ったら、キャンカーの鍵も掛け忘れていた。

大丈夫かよ。こういうのが多くなってきた。

 

 

▲ 雑木林の登山道を登り続ける。

 

 

▲ 登ってきた湖畔登山口コースと、石仏ルートとの分岐点にきた。10:19

真っ直ぐに山頂へ向かう。

 

 

▲ 山道は凍っている。

 

 

▲ 土表面が割れて、霜柱が、二層、三層になって露出していた。

 

 

▲ 広い台地状の山頂に到着。

正面には南アルプスの連なりが。

中央で、自分の後ろを振り返れば

 

▲ 富士山!! 

ここは、竜ヶ岳頂上 標高1485m 10:35

 

出発から2時間ほどかかった。

 

▲ 快晴だが、残念ながら富士山上部には雲が掛かっている。

よくあること。

 

して、右の裾野に目を移していくと・・

▲ 駿河湾が、陽を受けて光っている。

 

今は11時近く。ずっと腹が空いていた。

 

▲ お得意の助六寿司を出す。

一昨日スーパーで調達してきたものだが、朝にチンしてきたから、そう固くはない。

腹が減っていればなんだってウマイ。まして山の上では。

淹れてきた熱いコーヒーも、身に染みる。

 

 

▲ 気温はマイナス5℃ 。

風は少しあったが、なんせ陽が照っているので、震えあがるほど寒いというわけではない。(今日は下着シャツを2枚重ねてきたし)

 

▲ 頂上には40分ほど居た。

富士山の雲も、少しづつとれてくる感じ。

これなら大丈夫。

 

下山開始。今度は石仏・見晴らし台コースで下ろう。

それは、笹原の正面に富士山がずっと見えているコース。♬

 

▲ して、雲がとれた! 11:39

 

 

 

▲ う~ん、マンダム !! 

 

 

 

▲ 富士のすそ野が、優美にすーっと伸びていく・・

この流麗さ、美しさは、ため息、涙ものだ。

 

 

▲ 裾野の終わりには

輝く駿河湾が広がり、その向こうには伊豆半島がうっすらと・・

 

 

こうして、富士山に目を遣りながら下りて行くのは、全く苦でなく、愉悦というもの。

 

▲ 石仏・展望台まで下りてきた。12:22

この辺りから、再び雲がトップのギザギザ辺りにかかり始めてきた。

元旦には、竜ヶ岳に初日の出を見にくる人が多いそうだが、頂上に行かなくともこの展望台で十分だろう。

 

展望台から下は、笹原から雑木林に変わる。

▲ 本栖湖が見えてきた。12:49

あの下には・・小さくクルマが見える・・

 

▲ アップすれば、Harmonyちゃん。

もうすぐ、戻るからな。

 

 

▲ 湖畔登山口駐車場に戻ってきた。13:32

5時間ほどの山行になった。

 

 

▲ 珈琲・休憩タイム

レーズンサンド、チョコドーナッツを齧(かじ)って。

 

▲ 柿のカットも頬張りながら

 

活動記録:

▲ 反時計回りで周回してきた。

 

3D画像では:

▲ 3年前に初めて竜ヶ岳に登った時は、時計回りだった。

登る時に後ろを振り返りながら富士山を見るよりは、下りながら富士山を始終、愛でるほうがいい。富士山ラバーなら見晴台コースのピストンでもいい。

 

1時間ほど休憩後、湖畔登山口駐車場をあとにした。

 

▲ 精進湖の横も寄り道して通る。

今年の2月にここでキャンカーキャンプして、富士パノラマ台へ登った。明日ここでパノラマ台も見てこようかと思ったが・・止めた、やり過ぎだ。(笑)

次は、冬の真っ最中。上から下の裾野まで真っ白になった富士山を観にこよう

 

西湖に入って

▲ 西湖湖畔にある「いずみの湯」に 15:23

 

スッキリしたあと、西湖の入口に戻って

 

▲ 西湖・ボート場へ。

突き出た小さな浜に。ここは初めて。

湖面に接近しているが、津波はないだろうから(笑)。

 

 

▲ 夕暮れ時の富士山と一緒に

 

 

▲ 右から夕陽を受けて、薄いピンクの紅富士。

見惚れる。

キミは綺麗だ。

 

 

▲ 綺麗でいて、静謐(せいひつ)そのもので在る。

 

富士さん、おやすみなさいまし。

 

▲ 夕食は八宝菜丼

レトルトパウチの八宝菜を掛けただけだが。レトルトは具の量が少ないので、二袋かけたよ(笑)。

おーまんだむ (まだ言ってる)

~・~・~

 

午後10時近くに、クルマが次々に浜に入ってくる音。おかしいなあ・・ボクしか居なかったのに。明日早朝の富士観のため車中泊に??

車窓の遮光カーテンを少しずらしてみると・・

▲ ほの白い富士山が浮かんでいた。

星は出ているが、辺りは真っ暗。雪を抱いた富士山は、暗闇の中で、白く浮かび上がるのだ。

ああ、これを観に来ているのか!

右も左も乗用車が停まっていたが、みなさんよくご存じで。

 

ボクは、もうパジャマ姿なので外に出たくはない。

窓の外にコンデジを突き出して、パシャとこの1枚。(三脚を出せばもっと明確になるだろうに)

 

あらためて、富士さまおやすみなさいまし。

 

【無断転載自由】

 


冠雪した富士山を見に来た

2024年12月13日 | 山旅

12月13日(金)

 

久しぶりに富士山を眺めに来た。

▲ 道の駅・朝霧高原 標高890m

きょうはここでお泊り。

明日はここの近くの山で・・富士山がよく見えるところ に登る予定だ。

え、もうよく見えてるじゃない? 

まあ、まあ。登ることに意義がありまして。

 

 

 

▲ 夜は海鮮キムチ鍋セットで。

餅も入れた。

今日は空に雲が広がったが、富士山には雲はかからなかった。

明日は晴れ。雲もかからないで欲しいなあ。