遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

釈迦ヶ岳(高原山)の山頂に 今おわしますのは・・

2022年05月31日 | 山旅

この方だった

 

~・~・~・~・~・~・~・~・

 

5月28日(土)

▲ 大間々台(おおまま)駐車場

6時前からポツポツと乗用車が上がってきた。もう、ゲートを開けたのだろうか。

準備OK 気温11.7度C

出発だ。6:25AM

 

▲ 駐車場の左端にある登山口

 

ここは昨年の5月26日にも来た。

昨年は

▲ ①大間々台Pから南にあるミツモチ山をまず経由して釈迦ヶ岳を登った。7:00~16:00 9時間山行。

 

今年は、ミツモチ山経由は省いて

▲ 北の大入道を経由して大間々台へ戻る。

大間々台→八海山神社→剣ヶ峰分岐→釈迦が岳 3時間

釈迦が岳→剣ヶ峰分岐→大入道→小間々台→大間々台 4時間10分  

計 7時間10分のコースタイム だ。累積標高差は上下とも1035m。

 

今回は、YAMAPアプリを出発から起動できる。

 

▲ ミツモチコース合流の登山ポスト分岐点 6:37

ここからは尾根の見晴コース。

新緑の中、ウグイス、カッコー が鳴く。

 

まもなく

 

 

 

▲ シロヤシオがお出迎え。

 

樹林を抜けると、グーンと視界が開ける。

 

▲ 前方には釈迦が岳ヶ顔を出す。

 

 

▲ ミツバツツジも

 

 

▲ 八海山神社(跡)に到着 7:26

 

ここは視界がいい。

▲ 前方に、緑あふれる山々と矢板市市街を遠くに望む。

 

ただ通り過ぎるのみ。休憩なし。YAMAPアプリがボクの走行を自動チェックしているから。どうしてもサッサと歩いてしまう(笑)。

 

▲ 矢板市最高地点 1590m 7:39

 

シロヤシオはポツ、ポツと姿を見せる。

 

▲ シロヤシオは別名が五葉ツツジ。5つの葉を持つから。

ここはもう散ったのだろう。散ると葉先が赤くなる?

 

 

▲ まだ花をつけている樹もあって。

ちょっと、見せて。

 

 

▲ ツツジがトンネル状に咲くはずだが・・

 

 

▲ 剣ヶ峰の分岐点 7:55 

今10分ほどCT比遅れているぞ。

左手へ下って登って釈迦ヶ岳へここから向かうが、復路ではここから上の「大入道」へ向かう分岐点。

 

いったんは下って

 

 

 

 

 

昨年は復路のこの辺りで、左大腿筋が引き攣った。

 

登っていく。

▲ 釈迦ヶ岳の頂上が近くなってくる。

 

最後の急登が始まる。

▲ かなりえぐられた坂の登りが続く。

こんなところ降りるのは嫌だな、とこの時は思ったが、(実際は降りる時の方がバランスとるだけなのでずっと楽だった)

 

 

▲ 頂上にきた。

 

新しい標識が建てられていて

▲ 釈迦ヶ岳頂上 1795m 9:39AM

出発から3時間12分経過していた。ほぼ休憩無し。CTが3時間だから上出来。やればできるのだ(笑)。

 

 

▲ 今年5月になって、この4点セットの置物ができたようだ。

右から ①標高板 ②大己貴命 ③鳥居 ④お社

経緯は知らない。1週間ほど前まで職人さんがテントをここに張って設置作業を続けていたようだ。

 

従来から釈迦ヶ岳を表していたこの方は、従来からの奥の方で

 

▲ 鎮座されていた。釈迦如来像

心なしか、うなだれているようにも見える。

 

▲ 今は、この方が意気揚々と、勝利宣言しているみたいで。

日本は神仏習合の国。

仲よくしてね。

 

山頂はパノラマ。

▲ この方向がハイライトのようだが

遠くの白い山が日光白根山だと誰かが言っていた。

 

AR山ナビでは

▲ と出るが、正しいのかよく分からない。

ズレているような?

ま、ご参考までに。

そんなのより、

 

▲ 美味しいコンビニランチを

まだ9時台なので、そんなにお腹は空いてなくて、オムスビは食べなかった。

 

▲ 山頂の気温は19℃ぐらい。

登ってくる際に風が強くて、帽子が飛んでいきそうになったが(実際1回飛んでいった)、山頂でも風が強くパーカーは脱げなかった。

いつもは1時間ぐらい山頂でのんびりしているのが常だが、この日はYAMAPに監視されているし、何よりも初めての長い大入道ルートが控えているので、休憩は40分ほどにした。

10:16AM 下山開始

 

【To be continued】

 

 


釈迦ヶ岳(高原山)へ ~ クルマが揺れる前日泊

2022年05月29日 | 山旅

5月27日(金)

明日からの土日は晴れ。

この機会を逃してはなるまいと、昼食後に出動。

関越・東北道を駆けて

▲ 山の駅たかはら 16:40PM

栃木県・矢板市。到着。

中ではスタッフの皆さんが、週末の混雑に備えての打ち合わせ中。

 

▲ 昨年は同時期、ここで車中泊したが

今回は登山口駐車場に泊まる決意で、出発。

 

 

▲ 山の駅たかはらへ至る山道もそうであったが

道は昨晩の大雨で、道路には落ち葉が所々に流れ、堆積している。

避けながら走行。

 

 

▲ 登山口駐車場が近くなると、樹々が無いからスッキリしてきた。

右側には今年もヤマツツジが見えてきた。

そう、アホの一つ覚えで、またツツジ群を見に来たのだ。

 

 

▲ 5分ほどで大間々駐車場に到着 標高1277m 

誰も来ていない。

すぐ、この駐車場のアメニティチェック(笑)。

うむ、なんと!! ケータイ スマホが通じる。去年は全く不可で山の駅に下りたのだが。

BSはもちろんOK。地デジも一部の局が受信可能。よし、ここでいい。

 

▲ 駐車場の全面に広がる八方ヶ原。ヤマツツジがちらほら。

二人組の管理担当の方が来られて、「山の駅へ移動してほしい」と。

山の駅からここへの道を通行止めにして、早朝に道路上のたい積物を取り除くため。

ボクはもう下山しないし、万が一今日明日雨嵐になって(そんな予報じゃないよね)ここに籠城が続くとしても1週間は大丈夫だからとかなんとかゴネて、自己責任ということで許可してもらった。

「スマホが通じるようになったんだね」と尋ねると、担当者の方はニカッと笑って「そうです」。

 

その夜、雨が降った。それだけでなく、風が強くてクルマが揺れて、揺れて、倒れたらどうしようとまたネガティブ思考に落ち込んで寝れなかった。深夜12時頃にラジオをつけたらNHKラジオ深夜便で落合恵子の「夜のしおり」が流れてきた。初めて聞く番組だが。20日遅れの母の日特集。冒頭で前回記事 https://blog.goo.ne.jp/faraway/e/580594e1567650081b5a28eca0e7e0fb

「Rose Garden」を流して、「なぜ "I beg your pardon" なのでしょう」「『バラのガーデンをあなたにまだ約束してないわ』とはどういう意味かおわかりの方教えてください」・・ ウム、さすが言葉を重んじるレモンちゃん。いい質問です。実はボクもギモンに思ってました。登らないといけないので日を改めてお教えしましょう。(聞き逃し放送有り6月4日(土)午前1時まで)

 

5月28日(土)

▲ 4時40分

もちろん、雨はあがって晴れた。

朝日が出て来て、セロトニン放出♬。

よしっ、登るぞ。

【To be continued】

 

 


Rose Garden と 州花

2022年05月26日 | ガーデニング&DIY

5月25日(水)

 

▲ ハンカチノキを見てから

3週間ぶりに緑化植物園に来た。

バラ園を見るためだ。もう咲いているたろうと。

 

 

▲ 一段と高くなったここね。

バラ園。

 

▲ オオッ、やはり咲いている。

みんな、咲いている。

満開じゃないか。

 

▲ オレンジ色の薔薇っていいね。

あまり見かけないし。

 

 

▲ アーチに絡ませたバラも、十分に咲いている。

 

 

 

▲ 様々な色の薔薇があるが

紫色がいいね。

 

 

▲ 気品を漂わせる

紫色の薔薇。

 

バラ園を見た後、

▲ 植物園を散策。

 

 

▲ この花・樹は??

花がいっぱいだが・・

 

▲ 六角形の花が、びっしり集まって

 

 

▲ 花びらには、紅色のドット状の紋が、点々と

幾何学的に付けられて。

これは、まさしく自然のアート。

 

▲ カルミア Kalmia (別名アメリカシャクナゲ)

ウムッ?! コネチカットの州花だと?

知らなかった。

 

▲ 居間には各州で買ったお土産スプーンの下に

一つの絵を掛けている。

 

▲ このコネティカット Old Greenwitch の家には、1991~97年の6年間住んだ。この絵は記念に描いてもらった。

二階が左からリビング、息子の部屋、夫婦寝室

1階に左からボクの部屋、洗濯室、ガレージだった。

緑に囲まれた、いい所・町だった。

 

閑話休題。 植物園から自宅へ戻った。

▲ 小さい、せせこましい庭で (笑) 

だが、ここは目下 ウチの Rose Garden。

 

 

▲ ピンクのアンジェラの横で、クリストファーストーンが

ようやく真紅の花を開き始めた。

 

 

▲ クリストファーストーン

情熱を持って

住めば、どこだって都だよね。

 

 

Rose Garden (ローズ・ガーデン) / LYNN ANDERSON 1970

青春の曲。1970年といえば米国の高校にいたから(^^)。


おうち "Rose Cafe" がオープン メニュー追加

2022年05月24日 | ガーデニング&DIY

5月22日(日)

夜中の雨もあがって、昼からは晴れ渡った。

 

▲ うなだれていた蔓薔薇も、どうにか花をもたげ直して

ほぼ、満開状態の我が家の薔薇。

 

 

▲ イルミナーレ 

 

▲ 大きく、豊潤に咲いて

 

 

 

▲ アンジェラ 

小ぶりの薔薇だが、

▲ ひと房のように重なって、艶やかに咲く。

 

 

そこで、テーブルとタープをセットして

 

▲ 我が家の” Rose Cafe  ”のオープン。

 

 

▲ 鉢植えのクリストファーストーン↑は、真紅の蕾をまだ開いていない。

地下植えに比べたら成長が遅くなるのかも。

 

 

▲ 薔薇を眺めつつ、ゆっくり時を愉(たの)しむ

これからしばらく、カフェと薔薇の日々に。

 

5月24日(火) メニュー追加

▲ ピッツア

冷凍ピッツアにバナナ、ピーマン、トマト、ベーコン、チーズ を追加しただけだが。好きなんだ。

 

 

酒と薔薇の日々: ジュリー・ロンドン


ツツジの名所・袈裟丸山を登る

2022年05月22日 | 山旅

5月19日(木)

 

シロヤシオ(白八汐)これが見たかったのよ

 

~・~・~・~・~・~・~・~・

 

 

▲ 折場登山口駐車場での朝 標高1187m 気温11度C

数台が早々に到着していた。

予報通りの快晴の朝。スマホは通じず最新予報チェックはできないが、変更ないだろう。

 

▲ 駐車場そばの登山口を出発。6:50AM 

登る袈裟丸山は、標高1878m、ピストンコースで累積標高1039m、コースタイム5時間40分とある。

 

 

▲ 木製階段を登っていく。

朝日が横から差して来て、幸せホルモン・セラトニンが放出されているのを感じる。♬

 

 

▲ 早々と白いツツジが山道脇に見えた

 

 

▲ シロヤシオ(白八汐)

枝先に5枚の葉が輪生状に付くことから、別名はゴヨウツツジ(五葉躑躅)。

 

 

▲ もっと多く咲いている

結論から先に言うと、このシロヤシオはコース上で数本しかなかった。そういう山なのか、開花時期がこれからなのかは不明。

 

 

▲ 見晴らしの良い稜線コースに出る。

先に行くかたに教えてもらった

左手に見える

▲ あの山が、目指している袈裟丸山(前袈裟丸山)だと。

左から 袈裟丸山(前袈裟丸山)1878m、後袈裟丸山 1908m. そして先鋒だけ見える奥袈裟丸山 1961m

今から、この稜線を右から反時計まわりで稜線伝いに登っていく。長そうだなあ。

 

▲ 次に出てきたのは、ミツバツツジ

 

 

▲ ミツバツツジのアップ

葉先が、ご覧のとおり三つに分かれるのが名の由来だ。花の色は紫でムラサキツツジが別名だ。

 

 

▲ 展望台へ来た。

おどおどしながら登ってみて、「富士山」という標識の差すところを眺めたが木に遮られていた。なんでも富士山を引き合いに出すのは良くない。

 

展望台の右横の案内板には

▲ 山名の由来が。

弘法大師に対し赤城山の山神が怒って、結局大師がこの山で袈裟を丸めてシュンとなった・・というのが可笑しい。

 

▲ はっきりしたミツバツツジ

 

 

▲ ミツバツツジの紫はショッキングヴァイオレット。

この色はいいねー。この色のポロシャツを持っている。

 

▲ 小丸山(こまるやま)(小袈裟)の頂上1676m に来た。9:20AM 

これで、半分まで登ってきた。

 

小丸山周辺に

▲ アカヤシオ(赤八汐)

今回初めてかな。

 

▲ アカヤシオのアップ

これも、結論から言うとこの山でのアカヤシオは殆ど終わっていた。

ところで、アカヤシオと先のミツバツツジの違いは?? なんとなくアカヤシオはピンク色でミツバツツジもっと濃い色で・・という感じの違いだったが、よく分からないまま周っていた。

改めて調べてみると;

はい、色が違う。花びらがアカヤシオは丸く桜に似ている。ミツバツツジは花びらが楕円形。それにミツバツツジの雄しべはニョキと長い、超エクステしているみたいに。

 

 

▲ 正丸避難小屋(左)へ来た。右の小屋は

 

 

ずっとスロープの少ない山道だったが、頂上近くになると急に

▲ 四肢を使って登らざるを得ない急坂道が出てくる。

 

 

 

▲ 袈裟丸山の頂上スペースに来た。

数名の登山者がいる。

 

 

▲ 袈裟丸山頂上1878m。10:50AM

出発から4時間経過していた。CTが3時間10分なので、50分ビハインド。撮影しながらだからそんなものだろう。疲れていないし。

山頂周囲は、樹木に遮られて見通しは良くないが、スペース周辺まで出てみると山並みが見える。

 

北西方向に

 

 

ズームすれば

▲ 右から至仏山、笠ヶ岳。左に上州武尊山。

 

北方向は

▲ 中央の白い山をズームすれば

 

 

 

▲ 日光白根山だ。

笠ヶ岳以外はみんな登った。

 

▲ コンビニにぎりの3個が昼飯。

なんでこれも山型なのだろう。

 

 

▲ 気温は15度C

長袖シャツだけだと少し寒く感じる時も。

 

さあ、下山しよう。12:10PM 

1時間20分も休憩していたことになるが・・。

📶スマホは、不安定。結局山アプリは使用断念した。

 

 

▲ 中途の山並み

 

 

▲ アカヤシオ

 

 

▲ ミツバツツジ

 

ツツジの樹は多そうなので、時期が合えば、この辺りはツツジのトンネルになるのだろうと思った。

 

▲ 再度、稜線からの袈裟丸山山系。

またね。

 

 

▲ さあ、下りていこう。

 

 

▲ 最後のシロヤシオ

釈迦ヶ岳へ今年も行くか・・

あそこのシロヤシオは見事だったから。

 

 

▲ 登山口まで無事下りてきた。15:50PM

登山口近くのツツジは、もっと赤い。これがレンゲツツジだろうか。

下山には3時間40分費やした。CT比1時間10分ビハインド。

総山行時間が9時間。さすがに自分でも笑ってしまう。人も多いし、絶対迷わない山だと分かっていたから、まったく焦らずに歩いた結果だ。いいんじゃない。

 

 

▲ 立ち寄り湯の「駅温泉センター」

わたらせ渓谷鉄道の水沼駅に併設してある。650円。

地元の人ばかり。

 

温泉のあと5分ほど走って、道の駅・黒保根やまびこにて車中泊。

 

5月20日(金)

ゆっくり朝食後、朝ドラみて、羽鳥モーニングショーみて

▲ 道の駅の9時オープンにあわせて

 

 

▲ コシアブラ、タラノメ、フキノトウ、フルーツトマトをお土産に購入。

ボクが食べたかっただけだが、家内に褒められた。

12時過ぎに帰宅。

2泊3日山旅行 総走行距離 267km。