遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

ホームマウンテン・棒ノ嶺に登る

2023年01月19日 | 山旅

 

現天皇も皇太子時代に登られた棒ノ嶺。由緒あるロイヤルマウンテンだ。

 

~・~・~・~

 

1月18日(火)

 

▲ 前夜泊したさわらびの湯第二駐車場

あいかわらずぼっち泊で、今年も寂しそうだね。

 

▲ 何をおっしゃるウサギさん。

大相撲を見ながらの、ピッザと肉まんの豪華ディナーでハッピータイム。

 

 

1月19日(水)

 

▲ ブレックファースト

コーヒーは大目に淹れて、残りは魔法ビン(笑)に詰めて。

 

▲ いくでえ

出発! 9:00

 

 

▲ 有間ダム(名栗湖)を左から周り込んで

 

 

▲ 白谷沢登山口に到着 9:30

 

側に絵地図があるので

▲ 駐車場からここまで30分ほどあるいて登山口に。

登山口から白谷沢に沿って岩沢を登る。あとは岩茸岩までのトラバースを入れて、木の根、崩落道の尾根道を登って棒の嶺頂上だ。標高差700mほどの、そこそこ簡単ではない(笑)山。ボクのベースマウンテンでもう何度も登っている。最近事件で、その地名が全国に伝播した埼玉・飯能の山だ。

自分の体力・調子の定点観測には最適で、ここを選んだ。

 

 

▲ 白谷沢の滝が続く。

 

 

 

▲ 岩屏風の回廊・ゴルジュを通り抜けて

 

 

 

▲ 岩階段をチェーンに掴まりながら登って

 

 

▲ 崩れ落ちている木段をロープでよじあがり

 

これが終われば、危険なところは一応なくなる。

 

▲ 後ろからきた 騒がしい 賑やかな 5人組の山ガには先に行ってもらって

先頭のリーダーは飯能の子で、

「天皇さんが来た時はたいへんだったんだから、ふもとを歩いていたら、職質ての? どこを行くんですかとお巡りさんに聞かれたのよお」「あずまやも造られてね。でも、もう無いの」ここからはボク。「大雪で押し流されたんだよ。どーせ造るなら頂上にトイレ作れば良かったのにね」「そう、バイオトイレ作ってほしい!」

 

稜線に入ると

▲ 杉の根が剥き出しになっていて跨がないと歩けないし。頂上近くは木道が壊れて、横の道なき道をスリップしないように注意しながら登って・・

右膝の耐性チェックのために登っているのだが、そうはいうものの右膝が過負担にならないよ気を付けてしまう。

 

 

▲ 頂上に来た

3組ほど先行パーティー有り。先ほどの山ガ連はとうに下りていた。

 

 

▲ 棒ノ嶺頂上 961m 12:11

ちなみにここは東京都と埼玉県の境界線で、東京都は棒ノ折山と呼ぶ(笑)。都側からと観ると境界線がここで折れ曲がっているよに見えるからだろう。ボクは地図を買うときは、棒ノ嶺と記している本を買う様にしている(昭文社マップル)。

 

 

▲ 何はともあれ、ランチだ。

見せるほどのものではないのだが

 

 

▲ 助六寿司でござい。

またかよというなかれ、好きなんだから。

出発前に軽くチンしてきたから、米粒は柔らかい。

コーヒーも熱いままで、よござんす。

 

 

▲ 陽の当たる今は10度近いが、スタート時は日陰道で零度近く、手袋無しのボクは指先が痛かった。

40分ほど頂上にとどまっていた。膝痛は下山時だろうから、避けるためにもっと頂上で休憩したかったのだが、眺望が残念ながら低い木立に遮られて素晴らしいわけでもないので。出発、下山開始だ。

 

絶対に今回は下山時に転倒、転ばないように、下ばっかり見て下りた。これも疲れる、つまんないのう。

 

▲ 登山口まで下りてきた。15:17

登山口ベースでは5時間47分の山行。いつもこんなもんだったろう。

 

 

▲ 駐車場に戻ってきた。15:46

総山行時間は6時間16分。

足回りは疲れているが、膝痛みが出てということは無い。「普段通り」の評価でいいだろう。

さわらびの湯に入って、ゆっくり今夜もここで車中泊と計画していたが・・

ガ~ン、第三水曜日は休みだった。日焼け止めクリームも塗っているし、汗もかいたし、今日は風呂無しはツライな。帰るしかないなあ。まあ1時間弱で帰れるし。

少し休んで、帰路についた。

 

~・~・~・~

 

さあこれで、10月の岩手山で痛めた右膝も回復が確認された。スキーも山登りも本格開始できる。

バンザーイ。行くぞ。

 

 

 

Billy Joel - My Life (Live From The River Of Dreams Tour)

 

I don’t care what you say anymore, this is my life
Go ahead with your own life, leave me alone

何度も聴いていたら、ビリージョエルは、日本語で確かに ”バカヤロー” と叫んでいることに気づいたよ。”F〇〇k You” とでも言いたかったのだろうが、それは大聴衆の前では不適切なので日本語で・・。ボクとビリージョエルだけの時空を超えた秘密だよね。(笑)

 

 



2 コメント

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健脚健在 ()
2023-01-19 20:09:19
こんばんは。

棒ノ嶺ですか、お疲れ様でした。
標高差 717m、北アルプスでも標準的な標高差でしょう。
こういう自分の足を測れる山をもっていると、自分なりの体力・脚力測定が出来て良いですね。
私は筑波山をそれにしています。
標高差は663mですが、男体山・女体山を廻ることでカバーしています。

それにしてもお昼に、この助六寿司を平らげるというのは凄い健啖家ですね。
私はもう食が細って、せいぜい朝バナナ1本と、お握り1個くらいです。
下りで馬力が抜けるように感じるのはその故ですかね。
今年も健脚健在で春から夏の遠征が楽しみです。
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◇信さん、おはようございます◇ (旅人)
2023-01-20 09:11:46
棒ノ嶺は一番近いまともな山なのでホームにしてます。更に高い山を登る時、標高差が700mになった時点で、「今からあの棒ノ嶺を登れる体力・時間があると思うか」と自問します。「ある」という自答のときのみ登山を自信を得て続行してます。

>この助六寿司を平らげるというのは凄い健啖家ですね~
はは。この日の助六はいつもより一回り多いですね。いつもの山で自信があるので、軽量化を図りませんでした(笑)。菓子も一切無くてこの助六だけなので、美味しくいただきました。

>下りで馬力が抜けるように感じるのはその故ですかね~
関係ないと思います。だれでも下りでは疲れているだけでしょう。腹が空いていれば別ですが。省エネスタイルでいいじゃないですか。食べ過ぎるとロクなことありません。

>今年も健脚健在で春から夏の遠征が楽しみです~
はい、これはすごく楽しみにしてます。キャンカーの装備もアップしましたから、遠征旅先での快適・充実を。夏は北海道、残した山をやっつけて来たい。もう帰ってこないかもしれません。クスリさえ忘れなければ(笑)。
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