遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

コロナ自宅療養を与儀なくされたら・・

2022年02月07日 | コロナのこと

こんな記事があった。

我が埼玉県の深谷市では

 

暮らす・働く 学ぶ・知る

深谷市、新型コロナ自宅療養にキャンピングカー貸し出し

 

市民への支援策として用意したキャンピングカー(画像提供:深谷市)

市民への支援策として用意したキャンピングカー(画像提供:深谷市)


石割山、平尾山、大平山登山で~富士山尽くし

2022年02月05日 | 山旅

2月4日(木)

 

山中湖を挟んで正面に富士山が広がる大展望台だった

 

~・~・~・~・~・~・~・~・

 

 

▲ 石割山登山口駐車場 標高1048m 約30台 

前日の昼前にこの駐車場に移動。ブログアップのテレワークにいそしんだ(笑)。

前夜泊は氷点下4度Cまで下がっていた。車中泊のお友達は隣の黒いクルマのみ。

 

マイナス2度Cの朝8時少し前に、駐車場を出発!

 

▲ 駐車場すぐ隣のていうか、そこは石割神社の駐車場なのだが、黄色い小さな橋を渡り、赤鳥居をくぐって石段を登っていく。

この石段は403段もあり、結構長く一気には上がれない。上り終えるのに15分ほど要した。

上り切ったところからはゆるやかな尾根道。右へカーブし更に少し上れば神社だ。

 

▲ 石割神社

神社は小さいが、その横に大きな巨石がある。

この巨石は真ん中で上から下まで割れている。石割神社のご神体で、神社名の由来だ。

 

 

▲ 神社の向かって左側から階段を上がって、横の巨石ご神体を時計回りに周る。

 

 

 

▲ 裏に回れって、この巨岩の割れ目をすすり抜けるのだ。

横着にもリュックをしたまま、抜けようとしたら引っかかってリュックを置いた。

 

 

 

▲ 抜け出た。

巨岩を3回すり抜けると願いが叶うそうだ。

願いはないが、ものは試しと3回周回した。

 

では、出発。

ここからは一部道が荒れ、木の根の足場やロープを利用しながら登っていく。

 

▲ 木の根を掴んで、体を引き上げる。

四肢をフルに使って登る箇所があって、いい運動になる。

 

 

樹林を抜けると・・

ジャーン!!

▲ 眼前に富士山が現れた!

 

 

▲ 石割山(いしわりやま)の山頂だ。1413m 9:11AM

1時間ちょっとで来れる。

一昨日の竜ヶ岳の三分の一の所要時間。

 

▲ 頂上の気温は、マイナス5度Cか。けっこう寒いな。

ただ微風だし、冬着しているから全く寒くは感じないが。

 

 

 

▲ 富士山をじっくり眺めよう。

出発したとき上空は雲がかかっていたので??だったが、今日もいい天気だ♬

自分の行いとは関係ないようだ。

 

 

▲ 頂上に設置してあった地図を見てみよう。

北が上ではなくて、眼前で見たように描いてあるので分かりやすい。

 

 

▲ P点の駐車場を出発して、下の石割山まで登ってきた。赤線で表示した。

ここから、右へ行って平尾山へ。更に右へ行って大平山へ行く。大平山の後は、直下降して山中湖湖畔まで下山する。そのあと湖畔ぞいに左へ歩いて行き、平野から出発した駐車場まで上り戻ってくる予定だ。緑線で表示。

登りより下山の周回の方が長い、ハイキングコースだなこりゃ。

 

▲ では、次は平尾山へ進もう!

 

 

 

▲ 下山は溝状になったザレ状の道を一気に下る。

一気にといっても、右横のロープを右手でつかみ、左手でストックを突きながら、両足をO状に湾曲させてオタオタ下りていく。全くのジジの歩き方だな。

平尾山へは手前で木階段もう一度登り返して

 

▲ 平尾山の頂上に来た。10:12AM

たいした山ではないからか標高不明。

 

 

▲ それでも、富士山は相変わらずキッチリ見える。

次は、手前に頂上が見える大平山へ進んで行く。

 

大平山へもいったん下って、再度登り返す。

登り返すといってもたいした標高差ではないから、ハイキング。

晴天のハイキング、気持ちが良い。

 

▲ 電波塔みたいのが2本立っている、あそこが大平山の頂上だな。

 

 

▲ 大平山の頂上へ来た。

広い平地になっている。

東屋もあり、ベンチもあちこちに設置してある。

しかし、誰もいない。ていうか、出発してからどなたも見かけていない。オミクロン下だからか(笑)。

 

▲ 大平山頂上 1296m 11:03AM

この山が、富士山に一番近接している。

 

 

▲ やったぜベイビー 

古臭いセリフをつぶやく。

アタマはいつまでも昭和なのだ。

 

 

 

▲ ワイドで山中湖も入れて。

左端の湖面は凍結している。

 

 

ランチにしよう。富士山と一緒に。

▲ 今日のお伴は、ローソンの「いなり&ちらし寿司セット」

きのう調達したのだが、出発前にチンしてきたからまだ柔らかい。ちょっとグチャついているが。

具材がバラエティがあって、今までで一番良かった。次もローソンで見つけようと自分に誓った。

 

では、下山開始。11:56AM

▲ 大平山頂上広場の左端に踏み跡が下へ続いている。

しかし、これが下山ルートだという標識は無い。

そもそも大平山から湖畔へ直下するコースは、公式にはどこにも載っていない。

ま、間違えたらまた戻ってくればいいさ。時間はたっぷりあるし、なにより湖畔が視界にあるのが心強い。

 

下りてみると、赤リボンガイドがずっと続いていてノープロブレム。

 

▲ 「大平山ハイキングコース入口」の標識のあるところまで下りてきた。12:37PM

あとは、この山中湖湖畔ぞいに歩いていけばいい。

 

 

▲ 石割山登山口・神社駐車場まで戻った。13:49PM

5時間弱のハイキング

クルマは8台ほど停まっている。みんなはボクの後に登っているのだろう。

結局、誰にも逢わなかった。

僕の前に道はない

僕の後ろに道はできる (光太郎) なんのこっちゃ

 

休憩もそこそこに、日帰り温泉へ向かった。

 

▲ 紅富士の湯

昨日、中途で「石割の湯」へ立ち寄ったのだが昨日・今日は休業中で、入浴できなかった。

月曜日に家を出て今日は木曜日。さすがに今日は入浴したいな。混む前にと。

紅富士の湯は、露天風呂から朝焼けに染まる富士山が見えるのがウリ。もう10年以上前の冬に、朝浴したことがある。

幸い、混んでいなかった。チャチャと手早く入浴。最速30分で、脱衣場を入出してきた。

ああ、スッキリした。

 

▲ 今晩はここで車中泊。道の駅・富士吉田。

夕陽を受けて、富士山がほんのりとピンク色に。

小旅も無事終わりそうだな。公共トイレは一切使わず。全部自前で。

 

翌日金曜日(2月4日)は、富士山は雲が掛かっていて全く見えず。

昼過ぎに帰宅。

 


竜ヶ岳に登る ~ 富士山に乾杯!

2022年02月02日 | 山旅

2月1日(火)

2月になった。

いつまでも、おうちに引きこもっているわけにはいかない。

 

▲ 本栖湖の駐車場の朝

本栖湖は富士五湖の一つ。

昨晩の5時半ごろに薄暗くなったこの駐車場に到着。

 

8時過ぎにPを出発!

▲ 今年初めての山は、あの山だ。

竜ヶ岳 標高1485m 標高差573m CT 4時間15分  登山レベル初級

初登りにはふさわしいではないか (笑)

 

 

▲ 舗装道路を20分ほど歩いて 登山道入り口(石仏コース)へ

石仏コース ⇒ 竜ヶ岳 ⇒ 湖畔コース で周回してくる。

 

▲ 雪とも霜とも判別しがたい、白いモノが登山道を覆う。

赤松やヒノキのあとは、ミズナラの明るい森が続く。

 

 

▲ 最初のポイント、無名のピークという名だ。

樹間から初めて富士山が顔を出した。9:12AM

まだ陽は低く、もろ逆光だ。

こあと、尾根沿いに左手に富士山を眺めながら登っていくことになる。

時間とともに陽は昇り、富士山の山肌が逆光から順光になるにつれて、明らかになってくる。

 

▲ 第二のポイント、東屋の展望台へ着いた。

手前に石仏が祀られた祠がある。

向こうに改築中の展望台。そして富士山。

 

 

▲ 陽は右手後方からで、まだ頂上に翳りが残る。

 

 

▲ アップすれば

 

展望台からジグザグに笹原の中をさらに登っていく。

登るにつれて差す陽も変わり、何度も撮ってしまう(笑)

 

▲ ワイドで撮ってみる

あらためて、裾野が広いねえ。

 

 

▲ またアップ

翳りはとれて、はい、きれいな美しい山肌に。

 

 

▲ 第三のポイント 下山道分岐に 11:00AM

石仏ルートを登ってきて竜ヶ岳頂上へ。

帰りは、ここで右手の湖畔登山口コースへ下っていく予定。

頂上へはあと少し。

 

▲ 一気に雪をかぶった登山道になった。

凍ってはいないが、それでも一度、前に出した右足がずるっと後ろまで滑った。

 

 

▲ 視界が開けた。頂上だ。

先に、男女一組がいた。

あの人たちは登山口付近で見かけた。湖畔コースから登ってきたのだろう。

向こうに、白い南アルプスの山並み。

 

 

▲ 竜ヶ岳頂上だ。標高1485m 11:11AM

3時間ぐらいで登ってきた。ガイドさんを入れた3人組に会ったのみ。コロナ下ではいい山だ(笑)。

おっと、富士山はもちろん正面にでーんと。

 

 

▲ 雄姿をアップで。

これ以上のものはありません。

帽子は私のモノで、富士山にお辞儀だ。

 

 

▲ 富士山に向かって右手には

左が毛無山 1964m 

右が雨ケ岳 17716m

はい、毛無山は数年前に登った。懐かしいね。

 

 

▲ 後方には、南アルプスの白い山並みが連なっている。

山名の同定ができないので、これ以上アップしない(笑)。

 

お昼をいただこう。

▲ オニギリ3個、淹れてきたコーヒーポット、白馬で先月買ったマグカップ。

 

 

▲ ただいま、2度Cぐらいかな。風は少し。

(朝出発する時は、マイナス2度。夜中はマイナス6度まで外気温は下がった)

 

 

▲ 美しいスノーピークの富士山に  snow peak で、カンパーイ!!

なんちゃって。

 

ゆっくり食べて、眺めて、十分満喫した。

ぼちぼち下りようか。

 

▲ ガイドさんが、湖畔コースの下りは雪面が続くと言ってくれたので

持参してきたチェーンスパイクを装着。

これで大丈夫。下りも怖くない。

 

もう一度、フジヤマを眺めて

標識で気づいたのだが、

▲ 富士山の右手には注意を払っていなかったが

右手下の裾野にうっすらと広がるアレは・・

 

 

▲ 駿河湾だ。

春の海・・ 琴の音が聞こえてきそうだ。

 

まあここまで初日の出登頂できたらの話しだが

あの半島の上辺りから、日の出が上がってきて、受けて左手の富士山が赤く染まるさまは・・絶景だろうな。

 

 

下りの湖畔登山口コースは、迂回の少ない急坂コース。ボクのガイドブック本がこのコースを後にしたのはその理由だろう。

▲ こちらのコースは、富士山が見えない代わりに

都度、都度、本栖湖が見える。

 

 

▲ 駐車場に戻った。13:40PM

6時間近くの山行か。ずいぶんゆっくりしたな (笑)。

いいんだよ。時間があればコースタイムなんか、爺にはもう関係ない。

 

▲ 竜の彫り物があって、下に説明プレートがあった。

それによれば、

竜ヶ岳は元々は小富士と呼ばれていた。富士山噴火の時溶岩が本栖湖に流れ込み、湖に住んでいた竜が熱さで小富士に駆け上ったとか。で、その後竜ヶ岳の名になったとさ。

 

いつものとおり、珈琲休憩を入れて、15時頃出発した。

40分ほど走って

▲ 道の駅・鳴沢の第二駐車場へ

「ゆらり」という隣接する日帰り温泉があるが、クルマがいっぱい停まっていたのでリスク回避。

 

 

▲ 赤く夕陽に染まる富士山を期待したが

雲が出てきてしまった。17:12PM

残念。

今晩はここで車中泊。

 

竜ヶ岳は: