2月1日(火)
2月になった。
いつまでも、おうちに引きこもっているわけにはいかない。
▲ 本栖湖の駐車場の朝
本栖湖は富士五湖の一つ。
昨晩の5時半ごろに薄暗くなったこの駐車場に到着。
8時過ぎにPを出発!
▲ 今年初めての山は、あの山だ。
竜ヶ岳 標高1485m 標高差573m CT 4時間15分 登山レベル初級
初登りにはふさわしいではないか (笑)
▲ 舗装道路を20分ほど歩いて 登山道入り口(石仏コース)へ
石仏コース ⇒ 竜ヶ岳 ⇒ 湖畔コース で周回してくる。
▲ 雪とも霜とも判別しがたい、白いモノが登山道を覆う。
赤松やヒノキのあとは、ミズナラの明るい森が続く。
▲ 最初のポイント、無名のピークという名だ。
樹間から初めて富士山が顔を出した。9:12AM
まだ陽は低く、もろ逆光だ。
こあと、尾根沿いに左手に富士山を眺めながら登っていくことになる。
時間とともに陽は昇り、富士山の山肌が逆光から順光になるにつれて、明らかになってくる。
▲ 第二のポイント、東屋の展望台へ着いた。
手前に石仏が祀られた祠がある。
向こうに改築中の展望台。そして富士山。
▲ 陽は右手後方からで、まだ頂上に翳りが残る。
▲ アップすれば
展望台からジグザグに笹原の中をさらに登っていく。
登るにつれて差す陽も変わり、何度も撮ってしまう(笑)
▲ ワイドで撮ってみる
あらためて、裾野が広いねえ。
▲ またアップ
翳りはとれて、はい、きれいな美しい山肌に。
▲ 第三のポイント 下山道分岐に 11:00AM
石仏ルートを登ってきて竜ヶ岳頂上へ。
帰りは、ここで右手の湖畔登山口コースへ下っていく予定。
頂上へはあと少し。
▲ 一気に雪をかぶった登山道になった。
凍ってはいないが、それでも一度、前に出した右足がずるっと後ろまで滑った。
▲ 視界が開けた。頂上だ。
先に、男女一組がいた。
あの人たちは登山口付近で見かけた。湖畔コースから登ってきたのだろう。
向こうに、白い南アルプスの山並み。
▲ 竜ヶ岳頂上だ。標高1485m 11:11AM
3時間ぐらいで登ってきた。ガイドさんを入れた3人組に会ったのみ。コロナ下ではいい山だ(笑)。
おっと、富士山はもちろん正面にでーんと。
▲ 雄姿をアップで。
これ以上のものはありません。
帽子は私のモノで、富士山にお辞儀だ。
▲ 富士山に向かって右手には
左が毛無山 1964m
右が雨ケ岳 17716m
はい、毛無山は数年前に登った。懐かしいね。
▲ 後方には、南アルプスの白い山並みが連なっている。
山名の同定ができないので、これ以上アップしない(笑)。
お昼をいただこう。
▲ オニギリ3個、淹れてきたコーヒーポット、白馬で先月買ったマグカップ。
▲ ただいま、2度Cぐらいかな。風は少し。
(朝出発する時は、マイナス2度。夜中はマイナス6度まで外気温は下がった)
▲ 美しいスノーピークの富士山に snow peak で、カンパーイ!!
なんちゃって。
ゆっくり食べて、眺めて、十分満喫した。
ぼちぼち下りようか。
▲ ガイドさんが、湖畔コースの下りは雪面が続くと言ってくれたので
持参してきたチェーンスパイクを装着。
これで大丈夫。下りも怖くない。
もう一度、フジヤマを眺めて
標識で気づいたのだが、
▲ 富士山の右手には注意を払っていなかったが
右手下の裾野にうっすらと広がるアレは・・
▲ 駿河湾だ。
春の海・・ 琴の音が聞こえてきそうだ。
まあここまで初日の出登頂できたらの話しだが
あの半島の上辺りから、日の出が上がってきて、受けて左手の富士山が赤く染まるさまは・・絶景だろうな。
下りの湖畔登山口コースは、迂回の少ない急坂コース。ボクのガイドブック本がこのコースを後にしたのはその理由だろう。
▲ こちらのコースは、富士山が見えない代わりに
都度、都度、本栖湖が見える。
▲ 駐車場に戻った。13:40PM
6時間近くの山行か。ずいぶんゆっくりしたな (笑)。
いいんだよ。時間があればコースタイムなんか、爺にはもう関係ない。
▲ 竜の彫り物があって、下に説明プレートがあった。
それによれば、
竜ヶ岳は元々は小富士と呼ばれていた。富士山噴火の時溶岩が本栖湖に流れ込み、湖に住んでいた竜が熱さで小富士に駆け上ったとか。で、その後竜ヶ岳の名になったとさ。
いつものとおり、珈琲休憩を入れて、15時頃出発した。
40分ほど走って
▲ 道の駅・鳴沢の第二駐車場へ
「ゆらり」という隣接する日帰り温泉があるが、クルマがいっぱい停まっていたのでリスク回避。
▲ 赤く夕陽に染まる富士山を期待したが
雲が出てきてしまった。17:12PM
残念。
今晩はここで車中泊。
竜ヶ岳は: