【第312回】建物の姿勢を良くする。

　先日の楽天日本一、ＬＩＶＥでご覧になりましたでしょうか？
しびれましたよね＾＾ マー君の俺が出て、試合を終わりにするという
『主体的な意思』には感動しました。

　自分の為だけを考えれば、出ない選択もあったかと思いますが、
そんなことすら頭をよぎらせない意志といいましょうか。チームメイトの為、
ファンの為、被災者の為に自分が投げるという意思が伝わってきました＾＾
　見習っていきます。

　さて、前回の続きですが、「建物の姿勢とはどういう事でしょうか？」
と聞こえてきそうですが...＾＾昔でしたら、人間の背骨にあたる部分は何と言っても
”大黒柱”でした。

　何本もの梁がその大黒に飛び込み、大黒はそれを我が子のように包み込む
存在で、文字通り一家の大黒柱でした。

　大黒柱が構造計算に入るという事が少なくなってきた昨今では、どのように
家を支えているかと言いますと、それは一本一本の柱に他なりません。

　この一本一本の柱の姿勢を良くするというのは、無垢材ですと中々難しいので
各メーカー集成材という、工業製品に走る訳ですが...これが曲者で素材によっては
持ちが悪いものもあります！
　つまり、年々強度が落ちていきますので姿勢が悪くなってしまいます＾＾；

　我が社ではこのような所に徹底的であります。【第28回参照】このような
材をすべての構造柱に使用しますので、いつまでたっても姿勢が良いわけですネ＾＾

　強度が増し続ける素材を知るという事で、今月も11/24（日）今年最後の『木曽ひのき体験ツアーを予定しております』
朝8時昭和住宅公園もりぞうモデルハウス集合となります。工場に行くまでが狭く
中型バスになりますので参加人数に限りがあります。お早めにご連絡下さい。（11/17日午後4時〆切）

お時間御座いましたら、ご参加ください。

　心よりお待ち申し上げております。