町の新しい年度が始まり、まさちゃんも動き出した。。。
張り切って?とまではいかないけど、なんとかパパさんと、二人で、今年、来年と頑張らなくちゃ~ね
ところが、町にはいろんな方がいて・・・
今日もね、お知らせ配りに行っただけなんだけど、なんだかんだって、一方的に自分の意見おっしゃるオジサンのお話を聞くことになっちゃって、、、
そのオジサン、いい人なんだけどね、誰が役をしても、結局満足出来ないって感じで、いつも何かかんか、 言われるんだよね
今日もね、、まさちゃん、まだスタートしたばっかりなんだけど、ご忠告というか、いろいろ聞いてて、少し心の中で、「人が喜ぶ言い方で、いろいろ話してくれたらなぁ~」って、つくづく思ったわ~
ちょっと、オジサンに言われたことが、何となく、心に重たかったから、「こんな感じで、二年も役したら、痩せちゃうわ~」って、まさちゃん思ったりしてたんだよね・・・
まさちゃんが、いつも月末に、家まで、お客さんが、集金のお金を届けてくれるって、前に話したことあるんだけど、、、
いつもなら、一番先に、お金を届けてくれる80歳になるオバアチャンがね、先月はいらっしゃらなかったの~
毎月、きちんと来てくれるオバアチャンだし、自分の勘違いで、もう来てくれてたんだっけ?でも、領収書きってないしな、、、なんて思ってたの
そしたら、今日の夕方ね、「こんにちは!」って、元気な声でお客さんが玄関に来てくれて
「○○さんのオバアチャンに、お金払いに行って来て~って頼まれてきたんだけど・・・」って、わざわざ来てくれたんよ
オバアチャンのご近所の方らしい、とっても優しそうな奥さんだった
まさちゃん、オバアチャンのことが気になって
「オバアチャン、風邪でもひかれたんですか?」って伺ったら
「○○さんちの草むしり、手伝いに行ってたら、転んで、ケガしたんだって。。。ここへ、お金持っていかなくちゃ~って、ずっと気にしてたらしいよ」って話してくれたわ
「それで、わざわざ来てくださったんですか!?」って、まさちゃん、なんだか、とっても申し訳なかったけど、とっても嬉しい気持ちにならせてもらったわ
ほんとに優しい感じの奥さんだったからね
優しい人にお礼を言って、お金を頂き、まさちゃん、家にあった和菓子を包んで、その優しい人にお礼を言いに出かけたわ~
だって、いくらオバアチャンに頼まれたからって、その人の優しい気持ちが、とっても有り難かったし、まさちゃんも、とっても嬉しかったから、もう一度お礼を言いたかったんよね
お訪ねしたら、旦那さんがいらっしゃって、奥さんには会えなかったけど、お礼は言えたわ
そして、気になったオバアチャンの家にも、寄ってみた
そのオバアチャンね、去年ご主人が亡くなって、お子さんがいないから一人暮らしなんだよね
まさちゃんが、尋ねて行ったら、薄暗い家の奥から、そろそろと歩いて出てきてくれた
「オバアチャン、そこ段があるよ~、気をつけてね・・・」って、まさちゃん心配そうに言ったら
「自分の家やし、わかっとるよ~そこまでボケてないよ、、、」って、笑いながら、足元をゆっくりゆっくり進めて来てくれた
なんでも、知りあいの庭の草をむしっていたら、背丈ほどある側溝にはまってしまったらしいんよ
それで、近くにいた男の人が引き上げてくれたらしいんだけど、家までは自分一人で、普通なら15分くらいの所を、何時間もかけて、少しずつ、少しずつ歩いてやっと家まで帰ってきたんだって。。。
月末が過ぎてるから、まさちゃんとにお金を持って行かなきゃ~って、ずっと気にしてくれてたらしく、早くうまく歩けるように、ずっと、家の外をホウキで掃いたりして、行ったり来たり、歩く練習してくれてたんだって、話してくれた
まさちゃんが、行って、オバアチャン、すっごく喜んでくれたみたいで、よかったよ
今日は、優しい奥さんが、オバアチャンのおつかいで来てくれて、「世の中、まだまだいい人いっぱいいるんだなぁ~」って嬉しくなった一日だったよ
さぁ、明日もガンバガンバ元気にがんばろうね、みんな