セプテンバー’s come.
by |2007-09-01 22:55:15|
photo by Mihoko Ozaki
ひりつく8月が終わった。
ヒグラシの声ではじまった夏。余韻のように秋の虫は細やかに啼いて少しだけ夜の体感温度を下げる。
今日もまた暑かったけれど9月の空は、やっぱり9月の雲をたたえる。
写真を撮っているとたちまち気付くことがあって、
夏の光だけが事物に輪郭を与えることとか、
次第にすべての境界がぼやけていくこともそう。
雲を数えることが出来るのも、夏の間だけだ。
秋が来て、冬を待つその時間に、光と色はみるみる淡くなっていく。
失った人をその身に感じるのが夏なら、その思い出を静々と眺めるのが秋なんだって思う。
ともあれ、もうすぐお彼岸、ですね。
・・・・・・・なんじゃそりゃ。
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