先日川西中央霊園(兵庫県川西市)にて開催した「夏の送り火キャンドル・ナイト」。
お渡ししたアンケートに対する回答のなかから、いくつかをご紹介したいと思います。
「バスの待ち時間は短めにして下さい」
―お待たせして済みませんでした。電車でお越しの方が、予想を遥かに超えてたくさんおられ、大型バス1台、小型バス3台をほぼ常時稼動させましたが追い付きませんでした。今後の課題とさせて頂きます。
「とても綺麗でしたが所々キャンドルが風で消えているのが残念でした。(中略)あと範囲を拡大して上の方もやってもらえるといいなあと思います。ドリンクサービス等は良かったです。久しぶりのわた菓子懐かしくておいしかったです。来年も期待しています」
―土曜にお越し頂いたお客様ですね。キャンドルがちらほら消えてしまっていて、本当に申し訳ありませんでした。カップに入れる水の量を極力減らしたところ、翌日曜は土曜より風が強かったにもかかわらず、消えているキャンドルはほとんどありませんでした。今後はこのようなことはありませんので、何卒ご容赦下さい。また、上の地区についてはあまり起伏がないためキャンドル設置を見送りましたが、ご先祖様への送り火と考えれば、やはり上にもキャンドルがあったほうがベターですよね。実現をお約束することは出来ませんが、貴重なご意見としてストックさせて頂きます。
「予算のことは重々承知致しておりますが、”花火”を上げていただければと思います」
―花火・・・・・。我々も、やりたかったんです(涙)。予算の問題ももちろんそうですが、一番の問題は消防法に抵触する可能性があったことでした。そのあたりをクリア出来れば何とかなるのですが・・・。
「ろうそくに火を入れるのに参加者も参加できればと思う」
―おっしゃる通りですね。いくつかクリアしなければならない点がありますが、実現に向けて前向きに検討させて頂きます。
「貴重な夜を過ごせました。スタッフの皆様に感謝致します」
―こちらこそ感謝感謝です。そんなこと言って頂くと、僕も含めて皆調子に乗りますから(笑)
「バスの対応少し不満」
―申し訳ありませんでした。我々も一番危惧していたポイントだったんですが・・・。行き先等もっと分かりやすくしなければいけませんでした。
「来年も実施して下さい!!」
―僕の一存では何とも言えないところですが、会社としては継続していく方向とのこと。グレードアップして帰ってきますので、ご期待下さい!!
アンケートにお答え頂いた皆様、貴重なご意見の数々、誠に有難うございました。
いつぞやの日記にも書きましたが、反省すべき点はそれとして真摯に受け止め、能う限り皆様のご意見ご要望を反映出来るよう、頑張って参ります。
これからは、周りの方々に自慢してもらえるような霊園づくりを目指さなきゃですよね。
所有者の方もそうでない方も、ひとつ叱咤激励のほどよろしくお願い致します。
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昨日のミーティングで、こんな話題が。
僕もそうなんですが40代より下の人は、自分が死んだらお墓をどうしようなんてあまり意識してませんよね。
では、ご両親がお墓をお持ちでない方は、ご両親のいずれかがお亡くなりになったらどうしますか?
普通の感覚であれば、何らかのカタチで供養はしてあげたいと思いますよね。
問題は、その「カタチ」です。
この仕事に携わっているからこんなこと言うわけではないのですが、やっぱりお墓を建ててあげないと、さすがに申し訳なくないですか?
お参りをする「場」っていうのはすごく大事な気がするんですけどね。
「場」がなければ供養ができないってこともないのかも知れませんが、それじゃあたとえば「ひめゆりの塔」の存在意義は?
みたいな話になってくるわけで、後世へと思いを伝える特別な「場」というのはどうしても必要だし、それは僕らにとってお墓以外にありえない気がします。
沖縄や熊野なんかに行くと、山や森、海、川のなかに神聖な「場」が点在しています。
神の世界―非・日常と現世―日常とのあわいにある聖域。
それらはやはり息をのむような、独特の空気感を持っています。
都会に住んでると、そういう特別な「場」というのを意識しづらい。
お墓を持つということは、この世に残された我々が、ご先祖であったり死者のタマシイであったりと交感する「場」、非日常とのあわいを手にすることだと思うのです。
読経の声を聞きながら目を閉じ、亡き人々の思い出と触れあう。
日常に戻った折は、その体験が生活に感謝を与える。
子供が出来たら、お墓参りに連れて行く。
残念ながら我々が暮らす都会は、神々やタマシイが当たり前のように棲んでいる世界ではありません。
だからこそ、お墓という「場」が必要なのではないでしょうか。
僕はそう思います。
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空腹は最高の調味料だったり、スイカに塩をかけると甘みが際立ったり。
苦悩の多い人生における光がすべてスパークしているという類の事象もまた、ことのほか示唆に満ちている。
喜びを与えてくれる人に感謝。
痛みを与えてくれる人にはもっと感謝。
サイコロの裏表を足すと必ず7になるような具合に、世界は崇高なる秩序のもとに構築されているのだ。
嫌われたり憎まれたり蔑まれたりも、それらはすべて他愛もないサイの目の法則、バファリンの残り半分だ。
愉しもう。
・・・・・ここで一句。
ケセラセラセラセラセセセセラセセセ。
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初秋の雲を染め上げる夕焼けとともに、今日もはじまったキャンドル・ナイト。
やはり日没を待たずして、たくさんのお客様にお集まり頂きました。
供花をお持ちになり、お墓参りを兼ねてキャンドルライトをお楽しみになるお客様も、昨日以上にたくさんいらっしゃいました。
亡くなったご家族へのメッセージを和紙に記入し、キャンドルカップに貼り付けて頂く「メッセージキャンドルコーナー」も大盛況。
普段のお墓参りでは味わえない、故人との交流の場としてご利用頂くことが出来たかなあと嬉しく思います。
胸を打つメッセージの数々については、後日改めてご報告出来たらと考えてますので乞うご期待。
それから、送迎バス待ちのお客様より、ありがとうの声を頂きました。
本当に来て良かったと言って下さり、僕はちょっと泣きそうになりました。
開園間もない頃からの所有者の方だそうです。霊園についてもお褒めの言葉を頂きました。
何と言ってもお客様の声が、やっぱり一番嬉しいですね。
もうそれだけで、全てが報われた気がします。
こちらこそありがとうございました。
今夜はゆっくり眠れそうです。
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川西中央霊園 「夏の送り火キャンドル・ナイト」、記念すべき第1日目が無事終わりました。
お越し頂いたたくさんのお客様、お手伝い頂いた方々、本当にありがとうございました。
色々と至らぬ点あったかと思いますが、来年はさらに良いイベントにしたいと思っていますので、ご意見・ご要望等ございましたら株式会社加登問い合わせフォームまで何卒よろしくお願い致します。
とりあえずは明日もう1日、頑張ります。
今日に負けないくらいたくさんのお客様のお越しをお待ちしております。
はやくも日没前から大勢のお客様にお集まりいただきました。
さて、今日は午前中に時折雨がぱらついた他は、なかなかのキャンドルナイト日和でした。
午後1時過ぎからキャンドルの設置を始めたのですが、これがまた立つ/しゃがむの繰り返し、野球で言うなら完全にキャッチャー的な動きを強いられるわけです。
流れ出る汗、汗、汗。
帰ったら体重計乗るのが楽しみだぜってほどの汗。
この大量の汗を使って昨今の不景気を吹っ飛ばすような大発明など、まあ、出来るか出来ないかで言うと、結局出来ないんでしょうが、そんな下らないことを考えたくなる位の発汗。
嬉しいことに既に筋肉痛も始まっておりまして、ああ僕もまだ若いじゃあありやせんかなどと、それを確認出来ただけでも僕にとってこのイベントは大成功なのかも、なんて思ったりはしてませんが。
1枚目とほぼ同アングルからのナイトショット。
因みに、帰って体重計に乗ってみたところ、見事に2キロほど痩せてました。
そんだけ汗かいて、さぞ痩せてるだろうと思ったのに全然体重変わりません、みたいなオチを昨日の昼ごろから思い描いてたんですが、何てつまらない僕の身体。
芸人だったら逆に、水飲み過ぎて体重増やしてるはず。
まだまだ修行が必要ですね。
明日は何か面白いことするぞっ!!
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・・・・・・・雨。
・・・・・・・雨です。
がしかし。
明日はきっと晴れますとも。
こんなにたくさんの方々の期待を集め、こんなにたくさんの方々に協力をしてもらい、ご迷惑をお掛けしてもいる。
雨ごときに降られて中止、なんてわけにはイカンのですよ。
とにかく、明日だ。
願わくば、たくさんの笑顔がみたい。
それだけで、すべてがポジティブだ。
ほんの一瞬の、ほんの些細なしあわせを、なくなりかけた歯磨き粉を搾り出すように味わうこと。
幾多の苦痛や懊悩はすべてこのためにあったのだと、半ば強引にこじつけること。
生きるスキルに長けていない人間にとっては、そうした自己憐憫に限りなく近いポジティヴィティこそが生命線なのだ。
僕は報われたがっている。
小ずるい僕はやはり、報われたがっているのだ。
「ありがとう」と言ってもらうたったそれだけで得られる、難易度の低いカタルシス。
目論見の果てにあるのが純然たる自己満足でしかなかったとしても、僕はそこに光を見たい。
映画『ギルバート・グレイプ』のなかに、こんな台詞がある。
「僕は、良い人間になりたい」
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