2011年8月のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

川西中央霊園「夏の送り火キャンドル・ナイト2011」ご報告。


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平成23年8月27日(土)

◆朝。
川西中央霊園(兵庫県川西市)に向かう。

暑い。
久し振りの夏空。
先週土曜とは比較にならないほどの晴天に、心が躍ります。
炎天下の作業はキツイですが、雨に降られるより遥かにマシです。

◆正午。
弁当を食べる。
キャンドルの設置やテントの設営、オブジェの準備など、至って順調。
滝のごとく流れる汗も何のその。無事イベントを開催できるなら、どんな苦労も厭いませんとも。
意気揚々、ヨーヨー・マ。
弦楽繋がりってことで。

◆16時。
大阪方面で大雨とのウワサを耳にする。
言われてみれば多少空がくすんできたような気がしないでもありません。

◆16時30分。
嘘のように暗い空。
ゴロゴロと雷鳴をはらんだ雲が、重く立ち込めています。
意気消沈、している時間はもったいない。
はびきのの二の舞は避けなければ。
急ぎキャンドル・カップに蓋をし始める。
蓋とは言ってもいくつか穴が開いていて、蓋をしたまま中のキャンドルに火を点けることもできます。
多少の雨風ならこれで十分、なはずでした。

◆16時45分。
雨。
それも生半可な雨ではありません。
雨とかいう、日頃から慣れ親しんでいるありきたりな単語で表現してしまって良いのだろうかと悩んでしまうほどの激しさ。
水のかたまりが落ちてくる、みたいな絵でしたね、あれは。
ここは熱帯ですか?

何でも、記録的な豪雨だったみたいですね。
ごっつぁんです。

◆17時。
ちらほらとお客様の姿が。
雨が降ったときのために、バスのりばの屋根の下に置いておいたはずの園内案内図。
その半数以上が濡れてしまいました。
来場いただいたすべての方にお渡ししなければいけないのに、このままでは数が足りなくなるかも知れません。
急ぎ事務所に戻り、案内図のカラーコピーをお願いする。
キャンドルには一切手出しできない状況。
いくら蓋をしたとは言っても、これだけの雨です。
はびきのでは雨が上がった後に火を点けることができましたが、さすがに今日は厳しいだろうな・・・。
かつてないくらい順調に準備が進んでいただけに、悪い夢でも見ているようでした。

◆17時30分。
若干雨の勢いが弱まりました。
少しはやいけれど、キャンドルへの点火をはじめる。
案の定、火が点かない。
点いてもすぐに消えてしまう。

キャンドル、全滅。

何ですかこの事態は。
もはや嘘泣きして許してもらうしかないかも。

◆17時40分。
手の空いているスタッフ総出で、キャンドルをすべて新しいものに交換することに。
遠回りではあるけれど、それ以外に手段はありません。
とりあえず一番大切な正面階段のキャンドルをひとつひとつ交換し、点灯。
次にメインとなるのが入口から正面階段へと続く車道。
一刻もはやく点灯しなければ、キャンドル・ナイトがキャンドル・ナイトでなくなってしまう。
その辺りがようやくカタチになった頃には、既に日が暮れていました。
まだまだオブジェのセッティングも出来ていないというのに。

◆19時(?)
後輩のタミヤ君に上のキャンドル交換やらセッティングやらを任せ、下に2箇所あるオブジェのセッティングに取り掛かる。
まずは陶器のオブジェ。
通路の真ん中で組み立て、火の点いたキャンドルを置いていく。
濡れないよう覆いを被せていたにもかかわらず、キャンドルになかなか火が点かない。
まだ雨が上がったわけではなく、背中で雨滴を避けつつ2度、3度とチャッカマンの火をかざしてようやく小さな火が点る。
どれだけの時間を要したでしょうか。
ようやくオブジェのセッティングが完了。
程なく生演奏開始のアナウンスが。
ということは19時20分か。
何とか生演奏が終わるまでにはすべてのセッティングを済ませたい。

◆19時30分。
「シャボン玉はやらないんですか?」と臨時スタッフさんに声を掛けられる。
雨はほとんど止んでいる。
キャンドルの交換・点灯も8割方完了している。
せっかくの機会なので、思い切ってやってみることにしました。
風向きによって設置場所を変えなければならないのがちょっと厄介。
試行錯誤の末、道の真ん中に置いてみたところかなりいい感じになりました。
子供さんがすごく喜んでくれたのが嬉しかったですね、やっぱり。

◆19時40分。
最後のオブジェが不完全だったのでセッティングし直す。
遅ればせながら、これでようやくライティングはパーフェクトに。
ほとんどのお客様に見ていただけなかったのは本当に残念でしたが、今までで一番綺麗なライトアップでした。
諦めなくて良かった。

◆20時20分。
2回目の生演奏が終わり、残っていたお客様の大半が帰途に。
雨はすっかり上がっていました。
キャンドル・ナイトのためだけにやってきたような、忌まわしい雨でした。
僕はと言えば、キャンドル作りもフードカーもメッセージキャンドルも生演奏もほとんど見ることが出来ないというかつてない状況でしたが、全員の力で何とかライトアップが完成したことに小さな達成感を覚えていました。
川西中央霊園では3度目の開催となりましたが、準備期間を含め、これまでで一番スタッフがひとつになれたキャンドル・ナイトだったように思います。

もちろん、ご来場いただいたお客様にしてみれば、色々とご不満もおありだと思います。
来年こそは雨などを言い訳にせず、誰が見ても素晴らしいキャンドル・ナイトにします。
どうかもう一度、チャンスをください。

皆様、本当にありがとうございました。

はびきの中央霊園「夏の送り火キャンドルナイト2011」 の一日。


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平成23年8月20日(土)

◆午前。
朝から雨が降ったり止んだりのイヤな空模様。
羽曳野市のピンポイント天気予報によれば、夜9時まで雨は降らない約束だったのに。
間違えて別の霊園に来てしまったのでは? なんて、
得意の現実逃避もできないほどの雨空。

けれども、前日に決行を決めたからには何がなんでもやらねばならない事情がありまして、
どんよりと、そう、腹立たしいほどに黒い雨雲が、
どこか遠い夢の国まで飛んでいってくれることを祈りつつ、
我々スタッフは準備を進めるのでした。

◆昼。
そんな思いをよそに、すっきりと晴れることのない空。
僕たちは幾度となく雨に降られ、キャンドルの設置もままなりません。
午前中にはキャンドルをすべてのカップに入れておく予定だったのに、
導火線が雨に濡れると火の点きが悪くなるため、それも未だ実行に移せず。

微妙な天候に、霊園にも問い合わせのお電話が。
念のため、傘はご用意くださいと伝えてもらう。

◆15時。
時間がない。
もうひと雨ふた雨来そうでしたが、止むを得ずカップにキャンドルを投入。
かなりの遅れ。
あと2時間でお客様を迎え入れなければならないなんて。

◆16時。
フードカーの皆さんが到着。
ちょっとテンションが上がりましたが、再び強めの雨が。
今のうちにということで、少しはやめの夕食。
急いで食べるので、美味しいはずのお弁当の味も良く分からない。
食べ終えるとすぐに、皆で最後の仕上げにかかる。
こんな天候で、果たしてお客様は来てくださるのだろうか。

◆17時。
はやくもお客様の姿が。
しかも、かなりの人数。
キャンドルを並べる部隊も、テントでの対応に回る。
嬉しい悲鳴というのはこういう時に上げるものなんだろうなと、
こういう時に上げるのがTPO的に最も適切なんだろうなと、
そんなことを思っている暇なんてもちろんないわけですが。

◆17時30分。
フードカーには、既に行列が。
ホルモン焼きうどんの香ばしい匂いが漂ってきます。



スタンプラリーのスタンプを集めたお客様が、ガラポン抽選会場に続々と詰め掛けています。
一等は羽曳野市名産の河内ワイン。
当たったお客様が羨ましいです。



手作りキャンドルコーナーを一瞬だけ覗く。
可愛いお子さんたちが、わいわいと楽しそうに作っている。
良い。古いけど「おかあさんといっしょ」を観ているようです。
こんなに喜んでもらえるなんて、めちゃくちゃ嬉しい。

◆18時。
感慨に耽っている暇なんて当然なく、すぐにキャンドルへの点灯を開始。
雨に濡れたせいで、非常に火の点きが悪い。
点いてもすぐに消えてしまうものもしばしば。
厳しいなあ。



◆18時30分。
雨は相変わらず降ったり止んだりを繰り返している。
なかなか火が点かないので、チャッカマンのガスがすぐになくなってしまいます。
15個用意したうちの半数以上が、わずか1時間ほどでダメになってしまいました。
点灯開始30分を過ぎてもなお、一部のキャンドルに火が点いていない状況。
期待のシャボン玉製造機も、雨のせいでなかなか出せません。

◆19時00分。
意を決して、シャボン玉製造機をスタート。
やっぱりキレイですわ。
でも、予定より光が弱く感じたので急ぎ投光機を取りに走る。

◆19時10分。
10分後に始まる生演奏のステージ設営を、2分だけ手伝う。
キャンドルをざっくり並べただけですが。

◆19時15分。
シャボン玉製造機が止まっている。
液がなくなったのかと思い補充するも動く気配なし。
今日メーカーさんに問い合わせて判明したのですが、どうもはじめから部品の一部が欠損していたようです。
前夜テストしたときはちゃんと動いていただけに残念。
ご来場いただいたお客様に申し訳ない思いでいっぱいです。

◆19時30分。
弦楽カルテットの生演奏を、30秒だけ聴く。
すごく良い音です。
もっと聴いていたい。



ステージとなった休憩所1階に、100人を超えるお客様が集結。
立ち見の方も多数おられ、甘い甘い音色に皆様陶然と耳を傾けていらっしゃいました。



◆20時。
第2回目の生演奏。
一瞬だけ耳にしたのは美しき日本の唱歌でした。
「うさぎ追いしかの山~」って、曲名忘れてしまいました。
ああ、「ふるさと」ですか。
唱歌と言えば「夏の思い出」なんかも四重奏での演奏を聴いてみたいと思いました。

◆20時30分。
生演奏が終わりお客様の大半が帰途に就かれました。
去年より良くなってる、というお声もいただき嬉しい反面、いくつか不手際もあって反省しきり。

◆21時。
終了。
とにかく、終わりました。
それだけは確かです。
頭がボーっとする。
でも、実はここからが大変。キャンドルの火を消して、キャンドルとカップを回収して・・・。
なんて苦労自慢みたいになっても仕方ないので、ここで日記は終わりとさせていただきます。

悪天候にもかかわらず足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
配慮が行き届かず不快な思いをされたお客様もいらっしゃると思います。
今年の反省を活かし、良かった部分はより良く、ダメだった部分はきちんと改善し、2012年のキャンドルナイトをさらに充実させたいと思っています。

来年もどうかよろしくお願いいたします。

キャンドルナイトは決行です。


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明日のはびきの中央霊園「夏の送り火キャンドル・ナイト2011」は、予定通り実施します。

午前中に出ていた予報では、明日の午後から弱い雨が降り続くとのことでしたが、それも束の間。
夕方に再び羽曳野市の予報を見たら、21時以降に弱い雨が降るかも、くらいになっていました。
良かった良かった。

というわけで、本番をいよいよ明日に控えたスタッフ一同。
今日は丸一日を費やし、皆で何やかやの最終チェックを行いました。
試行錯誤の末、キャンドルの並べ方なんかも昨年比5割増くらいのインパクト。

個人的に嬉しい誤算としては、今年から急きょ採用したシャボン玉ゾーンでした。
文字通りシャボン玉製造機でぼこぼこシャボン玉を出し続けるだけなんですが、これがとにかく綺麗。
やばいです。
ここまで美しいとは思いませんでした。

これを見るためだけにご来場いただいても損はないんじゃないかとさえ思います。
皆様、ぜひぜひお越しください!

はびきの中央霊園(大阪府羽曳野市)に永代供養塔「太陽の碑」誕生!


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「夏の送り火キャンドル・ナイト2011」を今週末に控えたはびきの中央霊園(大阪府羽曳野市)に、永代供養碑「太陽の碑」が誕生しました。
はびきの中央霊園はもとより、株式会社加登専属・提携霊園にて墓石を建立させていただいたお客様であれば、
将来代が途絶え無縁になったとしてもご遺骨は撤去せず、この「太陽の碑」に合祀し毎年1回合同供養を実施します。

つまり、株式会社加登で墓石を建立いただけば、どんなお客様も決して無縁になることはない、そういうことなんです。
皆様、どうぞご安心くださいね。










いよいよ1週間を切りました。


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今度の土曜ははびきの中央霊園「夏の送り火キャンドル・ナイト2011」です。

僕にとってここ数週間は、まさにキャンドル・ナイト一色の毎日でした。
実施項目が増えた分、事前の準備やテストが昨年よりはるかに多く、
大変と言えば大変ですがそれだけやりがいもあります。

ご来場いただく方々に満足していただけるよう、スタッフ一同頑張っていますので、
どうか皆様、一度覗いてみてください。

世界でたったひとつのキャンドルをつくってみました。 


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先日もご紹介した、世界にたったひとつのキャンドル作り体験。
「夏の送り火キャンドル・ナイト」にてはじめて実施させていただくことになった催しです。

今日ははびきの中央霊園(大阪府羽曳野市)で、手作りキャンドル体験の講習を受けました。
当日は加登のスタッフが、ご参加いただくお子様方に作り方をレクチャーさせていただきます。
作業は思っていたよりずっと簡単で、スタッフ一同胸を撫で下ろしました。


色つきの砂が9種類に、貝殻・小石は入れ放題です。


綺麗ですねえ。こいつをスプーンですくって、ガラスの容器に入れます。


小石や貝殻に好きな文字や絵を描いたりもできますよ。


温めて溶かした、ジェル状のロウを流し込みます。
この作業は加登スタッフが担当しますのでご安心ください。



ジェルを流し込んだら、冷えて固まるまでこのように芯を固定します。


ピントが合ってませんが、はびきの中央霊園・池本君の作品。
日本人離れしたラスタな色合いに、周りの人間は度肝を抜かれました。
ひとつ言えるのは、こういう色をしたカエルは大抵猛毒を持っているということだけです。



これは業者の方が持ってきてくれたサンプルです。
さすがに上手ですね。
ジェルキャンドル特有の気泡を活かして、海中のあぶくっぽく見せています。



こちらもサンプル。可愛いですね。
プレゼントなんかにはもってこいですよね。


いかがでしたか?
すごく楽しそうじゃありませんか?
まだまだご予約受付中ですので、気になった方はお気軽にお申込くださいね。


※ご参加には事前の予約が必要です。
 ご希望の方は、株式会社加登フリーダイヤル0120-01-9999(担当:タグチ・タミヤ)までお電話ください(受付時間:日曜・祝祭日を含む9:00~18:00)。
 参加費:お一人様1,500円

羽化。


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ここんとこ毎晩、夫婦で服部緑地を走って/歩いています。

今日もいつものごとく1時間ほど運動したその帰り道、
僕たちは蝉の羽化する場面に出くわしました。

子供の頃は全然平気だったのに、正直今は昆虫がかなり怖い。
時々もぞもぞと動き、少しずつ少しずつ殻から抜け出ていく様が何とも言えない恐怖心を煽ります。
何だか微妙に湿ってるし。



しばらくして彼が完全に殻から抜けた瞬間と言えば、
もしかしていきなりこっちに飛んできたりはしないだろうか、
なんてあり得ない想像に僕たちは心底怯え、
万が一自分の方に飛んできたら夫/妻の背後に隠れて難を逃れてやろうなどと心中画策したものでした。



でも、こうしてあらためて写真を見ると、つぶらな瞳が結構可愛かったりします。
ピカチューみたい。

だからと言って触れてみたいなどは間違っても思いませんが、やっぱり命って凄いなって思います。
虫を触れない夫婦が、ふたりしてエールを送ってしまいましたからね。

子供が生まれたら、いろんな命に触れ合ってもらいたいなあと、そんなことを思ったりしました。




世界にたったひとつのキャンドルをつくろう。


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今日から8月。
恒例となったイベント「夏の送り火キャンドル・ナイト2011」までいよいよ3週間を切りました。
今回もまた、例によってキャンドル・ナイト情報をお届けしたいと思います。

まずは日程のおさらいです。

 ◆8月20日(土) はびきの中央霊園(大阪府羽曳野市)
  開場 17:30
  キャンドル点灯 18:00頃~
  終了 21:00

  詳細はこちら

 ◆8月27日(土) 川西中央霊園(兵庫県川西市)
  開場 17:30
  キャンドル点灯 18:00頃~
  終了 21:00

  詳細はこちら


さて、今日ご紹介するのは小学生以下のお子様を対象とする「キャンドル作り体験」です。
作業はとっても簡単。
透明なカップにカラフルな砂、貝殻、ビー玉や人形などを入れ、ジェル状に溶けたロウを流し込むだけなんです。
あとはロウが冷えて固まるのを待ちましょう。
30~40分ほどで、世界にたったひとつのキャンドルのできあがり。
もちろん、作ったキャンドルはお持ち帰りいただけます。
かけがえのない夏の思い出となること請け合いですよ。

※ご参加には事前の予約が必要です。
 ご希望の方は、株式会社加登フリーダイヤル0120-01-9999(担当:タグチ・タミヤ)までお電話ください(受付時間:日曜・祝祭日を含む9:00~18:00)。
 参加費:お一人様1,500円