911のこと。
by |2008-09-11 16:06:53|
今日は、9月11日。
世界中のすべての人にとって忘れ難い日だ。
テロ当日、普段からテレビを余り観ない僕は、友人からのメールで事件を知った。
半信半疑でテレビの電源を入れる。
モニターに映じる画像は、まさにアクション映画のワンシーンにしか思えなかった。
それはアメリカにとっての新たなトラウマであると同時に、西欧文明が信じて疑わなかった一元的世界観に対する巨大な疑問符であった。
あれから何年が経ったのだろう。
世界は、良い方向にすすんでいるのだろうか。
文明は進化論的にあるべき形へと変貌を遂げるどころか、相も変わらず地球環境を蹂躙し、民族や宗教の対立は尖鋭化の一途を辿っているようにもみえる。
誰が悪い、と犯人を糾弾するのではなく、あらゆる立場の人や国家がほんの少しずつ歩み寄れば良いだけの話なのだけれど、
みんながみんな、正義のヒーローになりたい。
だから世界は難しい。
勝たないヒーローがいたっていいのに、なかなかそうもいかないみたいだ。
見栄とメンツでは、世界は救えない。
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